1位 V.ボッタス メルセデスAMG
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
4位 S.ベッテル フェラーリ
5位 C.ルクレール フェラーリ
6位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ
7位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
8位 K.ライコネン アルファロメオ・レーシング・フェラーリ
9位 L.ストロール レーシングポイント・メルセデス
10位 D.クビアト トロロッソ・ホンダ
さて、遂に迎えた開幕戦のオーストラリアGP。今シーズンの見どころとしてキャリア2年目にしてフェラーリに移籍したルクレールや、ホンダエンジンに鞍替えしたレッドブル等いろいろありますが、自分としては2010年シーズン以来9年振りに復帰してきたロバート・クビサに注目しています。2011年のシーズンオフ中に、趣味のラリーで事故を起こし、手を複雑骨折するという大怪我を負います。ハッキリ言ってレーシングドライバーとしてのキャリアそのものすら危うい状況でしたが、長いインターバルをおいて現役復帰。まさかが実現した復活劇です。2006年にポーランド人初のF1ドライバーとしてBMWザウバーからデビュー。先輩のハイドフェルドを凌ぐ走りを見せ、2008年のカナダGPでは優勝するという活躍をした、将来を有望視されていたドライバーだったのです。さて、スターティンググリッドですがポールがハミルトン、以下ボッタス、ベッテル、フェルスタッペン、ルクレール、グロジャン、マグヌッセン、ノリスと続きます。そして、ハース勢がトップ3に続き、新人でマクラーレンのランド・ノリスがシングルグリッドをゲットしています。スタートですが、イン側のボッタスの伸びが良く、ポールのハミルトンを抑えてホールショット。後方ではリチャルドが芝生に押し出され、段差にウイングを引っ掛けたのか、そのままウイングを失います。土ぼこりを上げつつも走行は続けていますが、かなりの順位を落としました。ルノーに移籍しての緒戦でしたが、散々なスタートとなっています。11周目にはサインツのマクラーレンが白煙を上げてピットイン。ピットレーンの途中にマシンを止めてそのままリタイアとなりました。サインツもマクラーレンに移籍しての緒戦ですが、こちらも残念な出だしとなっております。15周目、グロジャンがピットイン。しかし、左フロントの交換に手間取り20秒を超える大幅タイムロスを喫します。後れを取り戻そうと気を吐くグロジャン、前を行くジョヴィナッツィの緩い左コーナーでの立ち上がりのミスを見逃さず、緩い右コーナーの先のストレートでオーバーテイク。ヒットインでのロスを挽回しようと懸命に追い上げます。しかし、その奮闘も空しく31周目にフロントホイールが緩んでリタイアとなってしまいました。同じく31周目、おそらくこのレースのハイライトとなるであろうフェルスタッペンのオーバーテイク劇です。ストレートでアウトからフェルスタッペンはベッテルにプレッシャーをかけます。ターン2の立ち上がりでアウトに並びかけ、そのまま加速します。ターン3でベッテルをアウトからオーバーテイク。これで表彰台圏内の3番手にジャンプアップです。そして、レースの方はボッタスが逃げ切り開幕戦を制しました。”How about that? **** Yeah!”「どうだ?コンチクショーめ!イェーイ!」昨シーズンの鬱憤を晴らすような勝利に思わず出てきたボッタスの第一声でした。昨シーズン優勝が無かったことで関係者やジャーナリストから、その実力に疑問視を持たれていたことや、後ろにはオコンが控えている等(オコンはメルセデスのリザーブドライバー)四面楚歌の状況に追い込まれていただけに、実力を周囲に認めさせる結果を出せたことに、してやったりといったところでしょう。何よりチームメイトのハミルトンに実力で勝っているのというのがキモですね。ヒゲ面になってイメージ一新、心なしかロズベルグに風貌が似てきた様にも思います。ロズベルグ同様、このままハミルトンに立ち塞がるのでしょうか?新たなフライング・フィン伝説の幕開け?乞うご期待ですよ?さて、最後になりますが自分が期待していたクビサですが最下位でフィニッシュ。チームメイトの新人、ジョージ・ラッセルに予選でも1秒以上離されるという何とも残念な結果に終わっています。やはり9年というブランクはあまりにも長過ぎたのでしょうか。これまで復帰して成功したドライバーはニキ・ラウダとキミ・ライコネンぐらいのものでしょう。一時は「ターミネーター」として恐れられていたシューマッハですら、メルセデスで復帰した後は若手のロズベルグに結果で凌駕され続ける等、ただのオジサンと化していました。復帰したクビサは、ラリーの事故の後遺症で右手が上手く動かないのかも知れませんね。ともかく、今はクビサの復調をジッと待ちたいと思います。
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
4位 S.ベッテル フェラーリ
5位 C.ルクレール フェラーリ
6位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ
7位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
8位 K.ライコネン アルファロメオ・レーシング・フェラーリ
9位 L.ストロール レーシングポイント・メルセデス
10位 D.クビアト トロロッソ・ホンダ
さて、遂に迎えた開幕戦のオーストラリアGP。今シーズンの見どころとしてキャリア2年目にしてフェラーリに移籍したルクレールや、ホンダエンジンに鞍替えしたレッドブル等いろいろありますが、自分としては2010年シーズン以来9年振りに復帰してきたロバート・クビサに注目しています。2011年のシーズンオフ中に、趣味のラリーで事故を起こし、手を複雑骨折するという大怪我を負います。ハッキリ言ってレーシングドライバーとしてのキャリアそのものすら危うい状況でしたが、長いインターバルをおいて現役復帰。まさかが実現した復活劇です。2006年にポーランド人初のF1ドライバーとしてBMWザウバーからデビュー。先輩のハイドフェルドを凌ぐ走りを見せ、2008年のカナダGPでは優勝するという活躍をした、将来を有望視されていたドライバーだったのです。さて、スターティンググリッドですがポールがハミルトン、以下ボッタス、ベッテル、フェルスタッペン、ルクレール、グロジャン、マグヌッセン、ノリスと続きます。そして、ハース勢がトップ3に続き、新人でマクラーレンのランド・ノリスがシングルグリッドをゲットしています。スタートですが、イン側のボッタスの伸びが良く、ポールのハミルトンを抑えてホールショット。後方ではリチャルドが芝生に押し出され、段差にウイングを引っ掛けたのか、そのままウイングを失います。土ぼこりを上げつつも走行は続けていますが、かなりの順位を落としました。ルノーに移籍しての緒戦でしたが、散々なスタートとなっています。11周目にはサインツのマクラーレンが白煙を上げてピットイン。ピットレーンの途中にマシンを止めてそのままリタイアとなりました。サインツもマクラーレンに移籍しての緒戦ですが、こちらも残念な出だしとなっております。15周目、グロジャンがピットイン。しかし、左フロントの交換に手間取り20秒を超える大幅タイムロスを喫します。後れを取り戻そうと気を吐くグロジャン、前を行くジョヴィナッツィの緩い左コーナーでの立ち上がりのミスを見逃さず、緩い右コーナーの先のストレートでオーバーテイク。ヒットインでのロスを挽回しようと懸命に追い上げます。しかし、その奮闘も空しく31周目にフロントホイールが緩んでリタイアとなってしまいました。同じく31周目、おそらくこのレースのハイライトとなるであろうフェルスタッペンのオーバーテイク劇です。ストレートでアウトからフェルスタッペンはベッテルにプレッシャーをかけます。ターン2の立ち上がりでアウトに並びかけ、そのまま加速します。ターン3でベッテルをアウトからオーバーテイク。これで表彰台圏内の3番手にジャンプアップです。そして、レースの方はボッタスが逃げ切り開幕戦を制しました。”How about that? **** Yeah!”「どうだ?コンチクショーめ!イェーイ!」昨シーズンの鬱憤を晴らすような勝利に思わず出てきたボッタスの第一声でした。昨シーズン優勝が無かったことで関係者やジャーナリストから、その実力に疑問視を持たれていたことや、後ろにはオコンが控えている等(オコンはメルセデスのリザーブドライバー)四面楚歌の状況に追い込まれていただけに、実力を周囲に認めさせる結果を出せたことに、してやったりといったところでしょう。何よりチームメイトのハミルトンに実力で勝っているのというのがキモですね。ヒゲ面になってイメージ一新、心なしかロズベルグに風貌が似てきた様にも思います。ロズベルグ同様、このままハミルトンに立ち塞がるのでしょうか?新たなフライング・フィン伝説の幕開け?乞うご期待ですよ?さて、最後になりますが自分が期待していたクビサですが最下位でフィニッシュ。チームメイトの新人、ジョージ・ラッセルに予選でも1秒以上離されるという何とも残念な結果に終わっています。やはり9年というブランクはあまりにも長過ぎたのでしょうか。これまで復帰して成功したドライバーはニキ・ラウダとキミ・ライコネンぐらいのものでしょう。一時は「ターミネーター」として恐れられていたシューマッハですら、メルセデスで復帰した後は若手のロズベルグに結果で凌駕され続ける等、ただのオジサンと化していました。復帰したクビサは、ラリーの事故の後遺症で右手が上手く動かないのかも知れませんね。ともかく、今はクビサの復調をジッと待ちたいと思います。