1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 V.ボッタス メルセデスAMG
4位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
5位 D.リチャルド マクラーレン・メルセデス
6位 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ
7位 C.ルクレール フェラーリ
8位 C.サインツ フェラーリ
9位 A.ジョビナッツィ アルファロメオ・フェラーリ
10位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
サウジアラビアGPです。ここも、前回カタールに続き初開催です。舞台となるのはジェッダという都市に設けられたストリートコース。コースレイアウトは横に長く細かいコーナーが多く、クネクネと蛇行している様な印象。コーナー数は全部で何と27!モナコGPのモンテカルロ市街でもこんなに多くないですよ?平均速度が高い割にエスケープゾーンが狭いという安全面に疑問の残る謎の設計です。よくこんなサーキットで開催の許可を出しましたね!と疑問に思ってしまいますよ。多額のオイルマネーの誘惑に抗し切れなかったのでしょうか?さて、スターティンググリッドですが、ポールはハミルトン。以下、ボッタス、フェルスタッペン、ルクレール、ペレス、ガスリー、ノリス、角田裕毅と続きます。フロントロウはメルセデスが独占。タイトル争いが佳境に入り全力で取りにきました。対するフェルスタッペンは3番手。タイム的にはコンマ1秒差とやや不利な印象。ちなみに4番手のルクレールはフェルスタッペンのコンマ4秒落ちで1分27秒台。メルセデスとフェルスタッペンの3台が別次元の速さを発揮しております。スタートは上位陣は綺麗にスタート。ペレスがターン1でルクレールのアウト側を窺いブレーキをロックさせて白煙を上げますが、ルクレールはターン2のアウト側から全力でポジションを奪い返しました。以下、後続に特に大きな混乱は無く次々とマシンが通過していきます。10周目、ターン22でテールスライドを起こしたミック・シューマッハはコントロールを失いコースアウト。横向きになったままバリアに激突します。このインシデントによりセーフティーカーの導入です。その後、赤旗が提示され、レース中断となります。18分の中断を挟んでレースは再開。スタンディングスタートでの再開となります。再スタートは2番グリッド、イン側のハミルトンが猛ダッシュを見せややリードした状態でターン1に突入。ポールポジションのフェルスタッペン、負けじとアウト側から強引に被せていきます。ターン2でイン側の縁石に内側を通過しつつも強引にハミルトンの間に出てポジションを死守。無理矢理に前に出て来たという印象です。その混乱に乗じてオコンがハミルトンをパスして2番手にジャンプアップ。しかし、後方では多重クラッシュが発生。ルクレールとガスリーに”SQUEEZE”されたペレスがスピン。そのままウォールにヒットしてクラッシュ。そのクラッシュを見てスローダウンしていたラッセルにマゼピンが激しく追突。これで再び赤旗が提示されることになります。再々スタートの前に話し合いが持たれ、フェルスタッペンがハミルトンの後ろでスタートすることになりました。再スタートの際、ターン2でのフェルスタッペンのコーナリングが明らかにトラックリミット違反だったことを受け入れた形です。再々スタート時のグリッドはポールがオコン、以下ハミルトン、フェルスタッペンというオーダーになります。再々スタートはオコン、ハミルトン、フェルスタッペンが3ワイドになってターン1に突入。”SQUEEZE”されたハミルトン、かなり際どい状況でしたが接触は免れました。オコン、フェルスタッペン、ハミルトンのオーダーでレースは進みます。18周目、ハミルトンがオコンをパス。これでハミルトンが首位のフェルスタッペンを追う形となりました。37周目、ターン1でフェルスタッペンをパスしにかかるハミルトン。アウト側から並びかけますが、フェルスタッペンも負けじと並んで突入します。しかし、ブレーキを遅らせ過ぎたのかフェルスタッペン、突然アウト側に直進してターン2をショートカットします。このトラックリミット違反を受けてハミルトンにポジションを戻す様指示を受けるフェルスタッペン。ターン27手前でハミルトンにポジションを譲りますが、ハミルトンがフェルスタッペンに追突。これで、ハミルトンはウイングを破損しますが、そのまま走行を続けます。”HE JUST BRAKE TESTED ME!”どうやら「ブレーキテスト」を行ったとみられるフェルスタッペン。この行為に対してレース後、10秒加算のペナルティが課されることになります。42周目、フェルスタッペンはターン27手前でハミルトンにポジションを譲りますが、すぐさまインに飛び込んで再びポジションを奪い返します。しかし、これはスチュワードに認められず、翌43周目、同じくターン27でハミルトンにポジションを譲ります。結果、レースの方はハミルトンがそのままフェルスタッペンを引き離してフィニッシュ。次回、最終戦のアブダビGPはフェルスタッペンとの同点で王者決定戦を迎えることにまりました。ハミルトンはフェルスタッペンに追突してフロントウイングを破損した訳ですが、それにも拘わらず終盤にファステストラップを叩き出す程の速さをみせました。本当に恐ろしい存在ですね。それにしても今回のフェルスタッペン、タイトルがかかっているとはいえ、感情的になり過ぎてドライビングがラフになっているという感じを受けました。このままだと、「危険なドライバー」という悪印象を周囲に与えかねません。自分のドライビングを貫いていけば結果は必ずついてくると信じて欲しいです。
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 V.ボッタス メルセデスAMG
4位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
5位 D.リチャルド マクラーレン・メルセデス
6位 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ
7位 C.ルクレール フェラーリ
8位 C.サインツ フェラーリ
9位 A.ジョビナッツィ アルファロメオ・フェラーリ
10位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
サウジアラビアGPです。ここも、前回カタールに続き初開催です。舞台となるのはジェッダという都市に設けられたストリートコース。コースレイアウトは横に長く細かいコーナーが多く、クネクネと蛇行している様な印象。コーナー数は全部で何と27!モナコGPのモンテカルロ市街でもこんなに多くないですよ?平均速度が高い割にエスケープゾーンが狭いという安全面に疑問の残る謎の設計です。よくこんなサーキットで開催の許可を出しましたね!と疑問に思ってしまいますよ。多額のオイルマネーの誘惑に抗し切れなかったのでしょうか?さて、スターティンググリッドですが、ポールはハミルトン。以下、ボッタス、フェルスタッペン、ルクレール、ペレス、ガスリー、ノリス、角田裕毅と続きます。フロントロウはメルセデスが独占。タイトル争いが佳境に入り全力で取りにきました。対するフェルスタッペンは3番手。タイム的にはコンマ1秒差とやや不利な印象。ちなみに4番手のルクレールはフェルスタッペンのコンマ4秒落ちで1分27秒台。メルセデスとフェルスタッペンの3台が別次元の速さを発揮しております。スタートは上位陣は綺麗にスタート。ペレスがターン1でルクレールのアウト側を窺いブレーキをロックさせて白煙を上げますが、ルクレールはターン2のアウト側から全力でポジションを奪い返しました。以下、後続に特に大きな混乱は無く次々とマシンが通過していきます。10周目、ターン22でテールスライドを起こしたミック・シューマッハはコントロールを失いコースアウト。横向きになったままバリアに激突します。このインシデントによりセーフティーカーの導入です。その後、赤旗が提示され、レース中断となります。18分の中断を挟んでレースは再開。スタンディングスタートでの再開となります。再スタートは2番グリッド、イン側のハミルトンが猛ダッシュを見せややリードした状態でターン1に突入。ポールポジションのフェルスタッペン、負けじとアウト側から強引に被せていきます。ターン2でイン側の縁石に内側を通過しつつも強引にハミルトンの間に出てポジションを死守。無理矢理に前に出て来たという印象です。その混乱に乗じてオコンがハミルトンをパスして2番手にジャンプアップ。しかし、後方では多重クラッシュが発生。ルクレールとガスリーに”SQUEEZE”されたペレスがスピン。そのままウォールにヒットしてクラッシュ。そのクラッシュを見てスローダウンしていたラッセルにマゼピンが激しく追突。これで再び赤旗が提示されることになります。再々スタートの前に話し合いが持たれ、フェルスタッペンがハミルトンの後ろでスタートすることになりました。再スタートの際、ターン2でのフェルスタッペンのコーナリングが明らかにトラックリミット違反だったことを受け入れた形です。再々スタート時のグリッドはポールがオコン、以下ハミルトン、フェルスタッペンというオーダーになります。再々スタートはオコン、ハミルトン、フェルスタッペンが3ワイドになってターン1に突入。”SQUEEZE”されたハミルトン、かなり際どい状況でしたが接触は免れました。オコン、フェルスタッペン、ハミルトンのオーダーでレースは進みます。18周目、ハミルトンがオコンをパス。これでハミルトンが首位のフェルスタッペンを追う形となりました。37周目、ターン1でフェルスタッペンをパスしにかかるハミルトン。アウト側から並びかけますが、フェルスタッペンも負けじと並んで突入します。しかし、ブレーキを遅らせ過ぎたのかフェルスタッペン、突然アウト側に直進してターン2をショートカットします。このトラックリミット違反を受けてハミルトンにポジションを戻す様指示を受けるフェルスタッペン。ターン27手前でハミルトンにポジションを譲りますが、ハミルトンがフェルスタッペンに追突。これで、ハミルトンはウイングを破損しますが、そのまま走行を続けます。”HE JUST BRAKE TESTED ME!”どうやら「ブレーキテスト」を行ったとみられるフェルスタッペン。この行為に対してレース後、10秒加算のペナルティが課されることになります。42周目、フェルスタッペンはターン27手前でハミルトンにポジションを譲りますが、すぐさまインに飛び込んで再びポジションを奪い返します。しかし、これはスチュワードに認められず、翌43周目、同じくターン27でハミルトンにポジションを譲ります。結果、レースの方はハミルトンがそのままフェルスタッペンを引き離してフィニッシュ。次回、最終戦のアブダビGPはフェルスタッペンとの同点で王者決定戦を迎えることにまりました。ハミルトンはフェルスタッペンに追突してフロントウイングを破損した訳ですが、それにも拘わらず終盤にファステストラップを叩き出す程の速さをみせました。本当に恐ろしい存在ですね。それにしても今回のフェルスタッペン、タイトルがかかっているとはいえ、感情的になり過ぎてドライビングがラフになっているという感じを受けました。このままだと、「危険なドライバー」という悪印象を周囲に与えかねません。自分のドライビングを貫いていけば結果は必ずついてくると信じて欲しいです。