F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 9 BRITISH GP

2008年07月10日 23時15分05秒 | Weblog
1位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
2位 N.ハイドフェルド BMWザウバー
3位 R.バリチェロ ホンダ
4位 K.ライコネン フェラーリ
5位 H.コバライネン マクラーレン・メルセデス
6位 F.アロンソ ルノー
7位 J.トゥルーリ トヨタ
8位 中嶋一貴 ウイリアムズ・トヨタ

 いや~スゴかったですね、イギリスGP!モナコGP以来のウェットのレースとなりましたが、荒れに荒れました。そんな荒れたレースを制したのはハミルトン!スタートは4番グリッドでしたが完璧なスタートを決め、ポールシッターのコバライネンの前に躍り出ます。直後、コバライネンに抜き返されますが、明らかにハミルトンのペースの方が速く、程なくして先頭に踊り出ました。その後、ライコネンが後方から猛チャージをかけてきます。最初のピットインでは2台同時に入りますが、タイヤ交換をしなかったライコネンがハミルトンの前に出られてしまいました。これはイタい!更にイタかったのが直後に強さを増してきた雨。タイヤ交換をしていなかったライコネンはズルズルと後退していきます。ここでのタイヤ交換の有無が勝負を左右したといっていいでしょう。ハミルトンは最終的に2位のハイドフェルドに1分以上の大差をつけて先頭でチェッカー。一方チームメイトのコバライネンは自身のキャリア初となるポールポジションからのスタートでしたが、2回のスピンでズルズルと後退、4位入賞と残念な結果に終わっています。さて、このイギリスGPで一番目立ったのはバリチェロではないでしょうか?雨の強まった中盤にエクストリームウェットに交換。スタンダードウェットのマシンよりも10秒以上速いラップタイムで一気に3番手に浮上!その後も変化する雨脚に上手く対応しながら、実に2年半振りにの表彰台をキメました。バリチェロは雨のモナコでも入賞しており、いかにもベテランらしい巧いレース運びをみせていますね。そして、もう一人忘れてならないのが中嶋一貴!こちらも雨のモナコと今回のイギリスGPにもキッチリ入賞しているんですね。さすが、「雨の中嶋」の息子だけありますね(爆)。今シーズンからトラクション・コントロールが無くなったせいかスピンするマシンが多かったですね。まるでレーシング・カートのレースを観ているかの様でした。こういう状況の中で、本当に上手いドライバーというのが見えてくるのかも知れませんね。