1位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
2位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
3位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
4位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
5位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
6位 R.グロジャン ロータス・ルノー
7位 B.セナ ウイリアムズ・ルノー
8位 P.マルドナド ウイリアムズ・ルノー
9位 F.アロンソ フェラーリ
10位 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ
さて、中国GP。久々に新たなウィナーが誕生しました。メルセデスAMGのニコ・ロズベルグ!デビュー7年目、111戦目にして悲願の初優勝です。103人目のウィナーとして歴史に名を刻むことになりました。いや~、実に長かったですね。今まで2位表彰台はあったのですが、優勝のチャンスを何度か逃していることもあり、本人としても今回の優勝は感無量だったに違いありません。さて、レースの方ですが、予選は何とメルセデスAMGの2台がフロント・ロウを独占。ポール・ポジションがロズベルグ、2番グリッドがシューマッハというオーダーです。スタートも上手く決め、終始安定した走りで周回を重ねます。追う立場のマクラーレン勢は3回タイヤ交換する作戦に切り替えますが対するロズベルグ、2回のタイヤ交換で走り切り見事ポール・トゥ・フィニッシュを決めました。復活後のメルセデスワークスとしても初優勝となります。一方、2番グリッドからスタートしたチームメイトのシューマッハ、タイヤ交換の際、右フロントタイヤのナットがしっかりと締められておらず、ピットアウト直後にコース脇にマシンを止めてリタイアとなってしまいました。調子が良かっただけに、このトラブルが無ければ、ひょとしたらメルセデスのワンツーフィニッシュが見れたかも知れないので残念ですね。さて、このメカニックの不手際にシューマッハ、さぞかし怒っていると思いきやさして気にしてもいない様子。むしろ、ロズベルグの初優勝を祝福するという大人な態度を取っています。さすがシューマッハ、数々の実績を残している人は気持ちに余裕があるのでしょう(汗)。メルセデスのワンツーフィニッシュはなくなりましたが、バトンが2位、ハミルトンが3位に入ったことでメルセデスエンジン、さりげなくワンツースリーフィニッシュです。メルセデス勢が表彰台を独占するなんていうことはきっと何十年振りとかになるのでしょうね。自分としては、1987年イギリスGPのホンダエンジン、ワンツースリーフォーフィニッシュを思い出してしまいましたが(ちなみに中嶋悟が4位入賞)。さて、期待の可夢偉ですが、何と予選は自己ベストの3番グリッド!俄然、表彰台への期待は大きくなります。しかし、スタートでマシンに異変が。すぐに動かすことができず、大きく出遅れてしまいます。その遅れを挽回すべく、3回タイヤ交換の作戦で上位進出を狙いますが、交換のタイミングの判断を誤り大きくタイムロス。グリップの無くなったタイヤで走行を続けてしまいました。そして、他のドライバーの多くが2回交換で走り切ったこともあり、10位フィニッシュが精いっぱい。予選順位を考えると残念な結果になってしまいましたがロズベルグ同様、可夢偉もF1の歴史に名を刻むことになります。実に1989年オーストラリアGPの中嶋悟以来、3人目の日本人ファステスト・ラップ獲得です(ちなみに1人目は1976年日本GPでの長谷見昌弘)。予選で上位グリッドに進出したこと、そしてレース中でのファステスト・ラップを獲得したことで、ザウバーのマシンの出来はもちろん、可夢偉自身のドライバーとしてのポテンシャルの高さをアピールすることになりました。可夢偉にとって勝負の年となる3シーズン目の今年。マシンの出来が良いということもあり、今後の活躍が本当に楽しみになってきました。
2位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
3位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
4位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
5位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
6位 R.グロジャン ロータス・ルノー
7位 B.セナ ウイリアムズ・ルノー
8位 P.マルドナド ウイリアムズ・ルノー
9位 F.アロンソ フェラーリ
10位 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ
さて、中国GP。久々に新たなウィナーが誕生しました。メルセデスAMGのニコ・ロズベルグ!デビュー7年目、111戦目にして悲願の初優勝です。103人目のウィナーとして歴史に名を刻むことになりました。いや~、実に長かったですね。今まで2位表彰台はあったのですが、優勝のチャンスを何度か逃していることもあり、本人としても今回の優勝は感無量だったに違いありません。さて、レースの方ですが、予選は何とメルセデスAMGの2台がフロント・ロウを独占。ポール・ポジションがロズベルグ、2番グリッドがシューマッハというオーダーです。スタートも上手く決め、終始安定した走りで周回を重ねます。追う立場のマクラーレン勢は3回タイヤ交換する作戦に切り替えますが対するロズベルグ、2回のタイヤ交換で走り切り見事ポール・トゥ・フィニッシュを決めました。復活後のメルセデスワークスとしても初優勝となります。一方、2番グリッドからスタートしたチームメイトのシューマッハ、タイヤ交換の際、右フロントタイヤのナットがしっかりと締められておらず、ピットアウト直後にコース脇にマシンを止めてリタイアとなってしまいました。調子が良かっただけに、このトラブルが無ければ、ひょとしたらメルセデスのワンツーフィニッシュが見れたかも知れないので残念ですね。さて、このメカニックの不手際にシューマッハ、さぞかし怒っていると思いきやさして気にしてもいない様子。むしろ、ロズベルグの初優勝を祝福するという大人な態度を取っています。さすがシューマッハ、数々の実績を残している人は気持ちに余裕があるのでしょう(汗)。メルセデスのワンツーフィニッシュはなくなりましたが、バトンが2位、ハミルトンが3位に入ったことでメルセデスエンジン、さりげなくワンツースリーフィニッシュです。メルセデス勢が表彰台を独占するなんていうことはきっと何十年振りとかになるのでしょうね。自分としては、1987年イギリスGPのホンダエンジン、ワンツースリーフォーフィニッシュを思い出してしまいましたが(ちなみに中嶋悟が4位入賞)。さて、期待の可夢偉ですが、何と予選は自己ベストの3番グリッド!俄然、表彰台への期待は大きくなります。しかし、スタートでマシンに異変が。すぐに動かすことができず、大きく出遅れてしまいます。その遅れを挽回すべく、3回タイヤ交換の作戦で上位進出を狙いますが、交換のタイミングの判断を誤り大きくタイムロス。グリップの無くなったタイヤで走行を続けてしまいました。そして、他のドライバーの多くが2回交換で走り切ったこともあり、10位フィニッシュが精いっぱい。予選順位を考えると残念な結果になってしまいましたがロズベルグ同様、可夢偉もF1の歴史に名を刻むことになります。実に1989年オーストラリアGPの中嶋悟以来、3人目の日本人ファステスト・ラップ獲得です(ちなみに1人目は1976年日本GPでの長谷見昌弘)。予選で上位グリッドに進出したこと、そしてレース中でのファステスト・ラップを獲得したことで、ザウバーのマシンの出来はもちろん、可夢偉自身のドライバーとしてのポテンシャルの高さをアピールすることになりました。可夢偉にとって勝負の年となる3シーズン目の今年。マシンの出来が良いということもあり、今後の活躍が本当に楽しみになってきました。