田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

予想外れる

2017-07-24 | 日々の暮し

蝉の声に送られて病院へ(画像クリックで拡大)

 朝からカミサンを病院に連れて行く。
 病名の告げられる日だ。

 カミサンは言う。
 「誰にでもあり得ること、覚悟はできてる」
 そんな淋しいことを言うな!

 この間、カミサンは長期入院に備え年内支払わねばならぬ金員を分類して封筒に入れてくれた。
 通帳、印鑑の保管場所の説明を受ける。
 食事の準備はできるか、洗濯はきちんとできるか・・・とうるさい。
 私物も整理していた。
 ここまでやられるとこちらも苛立ってくる。

 精密検査期間中、重苦しい雰囲気の日が続いた。
 今朝は庭の蝉の声を聴きながら何を言われても「なるようにしかならん」との覚悟で家を出る。

 結果は予想したものではなかった。
 当面は薬を服用して経過観察とのこと。
 とりあえず、「緊急」はなくなった。
 ホッ。
 午後から、老人クラブ連合会の役員会議に出席したが、意見を述べる気力が失せていた。

 こういうことがあると夫婦の人生観も少し変わると思う。
 人のために残る人生を使うことだ。