トヨタの決断

トヨタが2万3千件を超すＨＶ関係特許を無償開放する報道がなされています。

本当か？
一瞬耳を疑うような大盤振る舞いですが
対外的には電動車の普及の加速ということですが
自社開発だけでは多様性やスピード感、コスト面での課題があるというところが本音でしょう。

最近では自社だけで成し遂げられないものはどんどん外と連携する傾向が強くなっています。
自社で持たず他社が持っているものはそれを利用する。
以前と違い会社や事業を譲渡することを厭わない傾向が強いので
強い会社はどんどん自分の周囲に新しいアイデアやシステムが集まる仕組みを作っています。

昨年豊田章夫社長が放った衝撃な言葉
「今のままではトヨタはなくなるかもしれない」
この危機感こそ今回の特許無償開放につながった可能性が高いのです。

今ある資源を最大限に利用する。
大手になればなるほど貪欲なのかもしれません。

いろんな意味で見習うことが多いです。
中小企業の方がかなり考え方が甘い気がします。


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