日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

次なる餌食は?

2007-11-30 | つれづれ
有名税?
全国的に名の知られている企業の内部告発が止まりません。
内部告発には色々なパターンが存在しますが
愉快犯的内部告発に遇ってしまってはたまったものでは有りません。
賞味期限と消費期限の内容の違いも明確にしないまま
面白おかしく書き立てるマスコミの餌食にされてしまうのですから。

勿論、賞味期限や消費期限を改ざんすることを肯定する訳では有りません。
絶対にやるべきことではないのは火を見るより明らかです。
問題にしているのは、過剰報道です。
行き過ぎは何の反省も改善ももたらしません。
長期に渡る製造販売の中止は企業の存続に影響します。
その影響は従業員に跳ね返るのです。
直ぐに改善して再スタートを切らせてやらないと
真面目にやってきた従業員が割りを食う羽目になってしまうのです。
報道の有り方を考えるべきではないでしょうか?

私達が普段口にするものの中で
明らかに薬漬けになっている食品がたくさん有ります。
薬漬けにより異常なほど長期間カビも生えない
硬くもならないそんな有害(?)食品は良くて
食するに全く問題の無いものは叩き続けられる・・・。
賞味期限切れの食品はおいしい時期を過ぎた食品です。
消費期限切れの食品は法律で決められた消費の期限を過ぎた食品です。
もっと世の中が良くなるような報道を願いたいものです。


マクドナルド、表示改ざん6年前から 期限切れアイスも(朝日新聞) - goo ニュース
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テクニックは通じない

2007-11-29 | 経営改善
経営に近道はありません。
『○○すれば簡単に売り上げは上がる!』
『目からウロコの利益拡大術!』
こんなキャッチフレーズを見るとムズムズしますが
殆どの場合、楽して儲かることなどありません。

時間の流れの速い昨今、経営者のみならず従業員も直ぐに答えを欲しがります。
確かにWeb上や書籍で滝のように情報は流れ出てきます。
しかし、一社一社、一人ひとりに共通して必要な基本的な部分は意外に見当たりません。
手っ取り早いテクニックをどんなに見聞きしても
基本ができていなければ売上を上げることも利益を上げることもままならないのです。

私達の商売は常に相手は『人』なのです。
経営の基本を身に着けて、先ずは『気持ち』で接する。
そして、自社で取り扱う商品の知識をしっかり持ち、お客様一人ひとりに合った提案をする。
最後は買って頂いた時がお客様とのお付き合いの始まりであることを自覚することです。

安易なテクニックではモノは売れない時代になってしまっていることを理解したいものです。

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心の経営

2007-11-28 | 経営改善
最近、杓子定規に対応する若手経営者に出会うことが多くなってきたように思います。
その杓子とは、合理的かどうか、儲かるかどうか、他より安いかどうかこんなところに有ります。

今日も某金融機関の次長と話をしていたら
親の代の方は、過去の付き合いを大切にして
やれ預金、やれ借入そういって可愛がってくださった。
しかし、代が変わると0.1%、0.2%の金利差で
直ぐに銀行を変えられてしまうようになった。
良い意味では合理的
悪い意味では薄情になった・・・。
そう嘆いていました。

私が二代目経営者(血は繋がっていませんが)のせいか
親世代の方(60代から70代の先代)に経営者の心のようなものを
自分の息子や次世代の経営者に教えて欲しいと依頼されます。
経営で大切なのは人と人の繋がりであって決してお金や品物だけではない。
本当に困った時に手を差し伸べてあげる優しさと勇気を持って経営をして欲しい。
そんな先代たちの気持ちがなかなか次世代の経営者には通じていません。

私の経験上
お金とモノだけでの付き合いは
相手方に有利性が無くなると一気に取引はなくなります。
必要なのは心です。
心を大切にしながら経営に立ち向かって行きたいものです。

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お客様アンケート

2007-11-27 | 経営改善
税理士事務所は一般的にお客様アンケートは実施しません。
弊社においてももう5年も前に実施して以来、継続していないものの一つです。
これを年内に関与先の皆様に実施していきたいと思っています。

この決心をさせてくれたのは某飲食店のお客様アンケートにありました。

「お叱りの一言」社長行き
こんなアンケートに出会いました。

色々な業界で「自分の技術や商品、サービスがお客様に届いているのだろうか?」
そんな不安を持ちながら日々の営業をやっています。
それにも拘らず、私達税理士の業界は余りにものんびりと構えすぎています。
本当に関与先企業のためを思えば敢えて苦言を受け入れたいと思います。

なぜならば
その一言一言が
私達のとっての業務改善委員会であり
サービス向上研究室の役割を果たすからです。

一歩間違うと非常に恐いアンケート結果になりかねません。
しかし、そのアンケートはまさしく
我々の会社の業務水準向上に繋がると思えば有り難いお言葉となります。

年内中の発送を目指してさっそくプロジェクト推進です。

もしも良かったらですが下記の質問にお答えください。
弊社アンケートの参考にさせていただきたいと思います。
勿論弊社関与先様でない方もお書き頂ければ幸いです。
弊社のみならず税理士業界の向上に資すればと思っております。


1.今の弊社の顧問形態(関わり方)に満足していただけていますか?
  ①満足   ②普通   ③不満

2.弊社担当者はお約束を守っていますか?
  ①守っている ②まずまず ③守っていない

3.弊社担当からの情報提供は充分ですか?
  ①充分   ②普通   ③不充分

4.弊社担当の経営指導は充分ですか?
  ①充分   ②普通   ③不充分

5.弊社の料金とサービスは見合っていますか?
  ①高い   ②そんなもの   ③安い

6.弊社は何でも相談できる相手ですか?
  ①そう思う ②まずまず ③相談しにくい

7.弊社のサービスに追加すれば良いサービスをお教えください。


8.どのようなことでも結構です、弊社へのメッセージ(不満な点)をお書き下さい。


なお、上記質問は案であり実際のアンケート内容はこれから検討いたします。
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笑顔店員・埴輪店員

2007-11-26 | 経営改善
一日のうちに二店のアパレル販売のお店に行ってきました。
一方のお店は押すな押すなの大盛況
もう一店舗はお客様も疎らでこちらが経営を心配するほどです。
この二店において大きな差があったのが
働く者の動きと商品管理手法でした。

先ずは商品管理ですが
流行っているお店は防犯用のタグは一切ありませんでした。
恐らくタグの付けはずしの人件費やその備品購入費を考えてでしょう
また、レジにてお客様を待たせないという配慮もあるのでしょう。
もう一方のお店は商品によって異なるものの3,000円を超える商品には
防犯用タグを付けているようでした。
お客の立場としては何か信用されていないような気がして
あまり良い気持ちでは有りませんでした。

次に働く者の動きですが
流行っているお店は総じて店員達は笑顔が多く
声も大きく、
困り顔のお客様には声も掛け、非常に活気がありました。
また、全員が自社ブランドの洋服を着ており
さながら動くマネキン役まで果たしていました。
その中でも特に一人だけ目だって笑顔のかわいい店員さんが目に留まりました。
これに対してもう一方のお店は
与えられた制服を着て
総じて無表情
お客に声を掛けることも無く
挙句はレジは平気で無人状態
お客様への気遣いも管理も何もあったものではありません。
そんなに離れてはいないお店同士なのに
その内容たるや雲泥の差です。

なぜ自社が受け入れられるのか
なぜ自社が受け入れられないのか
じっくりと考えたいものですね。
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潰れようとする心

2007-11-25 | 自己啓発
どうしても引き止められない事に直面することが有ります。
それは潰れようとしている人に対してのメンタル面での支援です。
ひょっとしたらご本人が我々の助けを拒絶しているからかもしれません。
なかなかこちらの気持ちが通じないことがあります。
人と接するときの基本は一通り心得ているつもりですが自ら殻に閉じこもってしまわれると打つ手が無くなってしまいます。

一度落ち込み思考のスパイラルに陥ってしまうと
何を見ても自分にとって悪い方悪い方へと自分を落とし込んで行ってしまう。
本当に酷いときには例え誰であろうと話すらして貰えなくなります。

本当に酷くなった時の対処はその道の専門家にお任せすることとして
酷くなる前に何らかのお手伝いが出来ないかと思案することが多々あります。

やはりコミュニケーションの一言に尽きます。
出来るなら聴くだけにしたいものです。
頑張れという励ましはいりません。
変な同情もいりません。
とにかく良く聞いてあげ、共感できるものを共感する。

難しくは無いのに敢えてその部分に入らない人もたくさんいます。
もしも自分がその立場になったら救いの手を求めるのに・・・・。
自ら潰れようとする気持ちはその前段階があります。
その前段階に気づいてあげたいものですね。

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心の負担からの開放

2007-11-25 | 自己啓発
仕事でストレスを溜めることは決して褒められたものではありません。
そのストレスが人間関係であればなおさらです。
知らず知らずのうちに自分自身が
人間関係の呪縛から逃れられなくなってしまったりします。

人は必要以上に
自分にとって有害な人や
見ず知らずの人の意見を脅威に感じ過ぎる嫌いがあります。

究極のイジメは『無視すること』であることは以前にも述べました。
無視されることが続くと人生の終わりぐらいに思ってしまうことすらあります。
しかし本当にそれで良いのでしょうか?

自分にとって有害な人が何を言おうと
有害な人は有害な人、自分を高めてくれる人ではないのです。
近づかなければ良いのです。
自分自身にとって有害な人は自分自身の生活に悪い影響を与えこそすれ
良い影響など与えてくれる筈など無いのです。
まさに「君子危うきに近寄らず」を決め込むのです。

無責任な意見に対しても同じようにすればよいのです。
自分には無関係なのです。
その意見が自分自身の生活にプラス面をもたらさないなら聞く必要など無いのです。

要らぬものに惑わされないこと
自分にとって有害なものにはぶつかって行くのではなく
避けるという術も持ちたいものですね。
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稚拙(ちせつ)

2007-11-24 | 自己啓発
稚拙とは下手なこと
幼稚なことを指します。

稚拙な考え
稚拙な文章などと使います。

ひょっとすると「稚拙な経営」ということもあるかもしれません。

最近の経営のご相談はいくつかのパターンがあります。
①新規開業相談
②資金繰り相談
③黒字化相談
④社員教育相談
⑤企業再生相談
⑥廃業・倒産相談
大まかに分けるとこのように分類されます。

上記分類の相談を受けていて意外な程に多いのが「自分を持たない経営者」です。

「どうしたいのですか?」
「3年後に自社はどんな会社になっていますか?」
このような質問に答えられない方が増えているように思います。
それどころか「それが解らないから教えて欲しい!」
「それを教えるのが貴方の仕事だろう!」そう言って答えだけを求める方が後を絶ちません。

もしも私がそのような質問に答えを持っているとしたら
私がご質問をされる方に変わってその会社を経営します。
私は他社の取り組みや考えの整理、法令との兼ね合いなどをアドバイスするのであり
経営するのはあくまでもご相談に来られた経営者様自身なのです。
企業にとって一番大切な部分までアウトソーシングしてはいけません。

最近今まで以上にコーチングを身に付けているのは
経営者様ご自身に自分の中に眠っている経営の方向性を気づいていただくためです。
実際に、お話をしていくとほとんどの方が打開策を持っておられます。
それの引き出し方をご存知ではないたったそれだけの話です。

自分は稚拙な経営者だと思っていませんか?
もしもそんなことをお思いなら思い切ってお声掛け下さい。
貴方の心に眠る答えを一緒に発見するお手伝いをいたしますよ。


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その一言に救われます

2007-11-24 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
心得として、初めて出会った方にも私から声をかけるようにしています。
理由は、無言でいる事は相手を不安にさせてしまうからです。
時にはお調子者とか何か下心でもあるのだろうと思われているようにも感じます。
もっとも、声を掛ける相手がほとんどの場合若い女性であるということからみると
そのように思われても仕方が無いかもしれませんが・・・。

さて、過日金沢市内の某病院へ行ってきました。
お見舞いです。
お見舞いも終わり5階からエレベータに乗ろうとしたら
掃除のオジサンがエレベータにやっと入る位の大きな掃除用のカゴ車を携え待っていました。
そのカゴ車には、病室やナースセンターからのごみと掃除用具が山積されていました。

少し違和感を感じながらも待っていたエレベータが来たので
先ずは掃除のオジサン、次に私が乗り込みました。
先の階から乗ってきていたナースがオジサンと私が乗り込むのを待ってドアを閉めてくれました。

おじさんは直ぐ下の4階で降りました。
勿論、大きなカゴ車ごとですから
先ずは私が一旦降りて、次にオジサンがカゴ車を引っ張るようにして降りていきました。
その階で新たに二人が乗り、次に私が乗ったときにボタンを押していたナースが
私に向かって「ありがとうございました。」と言いました。

私は、勇気を振り絞り「思わぬお礼を言われるとドキッとしますね。」
ニッコリ笑顔で問いかけると
「いいえ、本当は業務用のエレベータを使わないといけないのに申し訳有りませんでした。」そう言ってそのナースは私に申し訳なさそうに話しかけてくれました。

「今は病院も大変ですね。色々な人に気を回さないといけないですからね。まさに病院もサービス業の時代になりましたね。でも気の利き方は大したものですね。」またまた問いかけると
「そう言っていただけると救われます。本当にありがとうございました。」件のナースは、そう言ってお辞儀をしてくれました。

今はどの業界も異常なほどに競争に巻き込まれています。
しかし、今の状態が異常なのではなく普通なんだという認識が必要です。
「その一言に救われます。」
妙に病院やその関係者が今置かれている状況を表しているようで心に残りました。
がんばれ! 可愛いナースさん!(結局スケベ心いっぱいで閉めてしまいました)


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テクニックに走るな!

2007-11-23 | 他人のフリ見て我が身を正す
最近のスキルアップ研修やセミナーにはある傾向があります。
それは『テクニックの伝授』です。
世知辛い世の中、安易に答えを求める人が多くなってしまったのかもしれません。
その結果、無駄な研修費の垂れ流し状態になっています。
即ち、大金を叩いて身に付かぬテクニックを習い勉強した気にさせられている。
本当に身に付く研修が少なくなってきたように感じます。

テクニックはいつでも身に付きます。
独学でも相当なレベルまで達することは可能です。
情報はうんざりするほどあるのです。
しかし、研修会に出なければ身に付かないスキルがあります。
それは、メンタルな部分です。
メンタルな部分は、講師が会場の雰囲気を見ながら
一人ひとりの心の中に植えつけて行くものだと思います。
講師にも相当な精神力が必要になってくる部分です。

○○な気持ちになりなさい!
相手を思いやりなさい!
表面的な言葉で言うのは簡単ですが
角度を変えて、表現を変えて、参加者に周知するのは至難の業なのです。

テクニックに走るのは簡単です。
しかし、テクニックに走るからこそ
相手に思いが伝わらないのだと理解したいものです。
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時間短縮の秘訣

2007-11-22 | 経営改善
時間短縮をしようとしてただひたすらにスピードを上げようとする企業があります。
確かにスピードを上げることは大切なことです。
しかし、スピードを上げるには限界が有ります。
人や機械が元々持っている以上の能力は出せないのです。

時間短縮をするには自分の能力を上げるばかりではなく
システム自体にメスを入れなければなりません。
いわゆる「やりかた」です。
やり方を根本から変えずに自身のスピードを極限まで上げていくなどナンセンスな話です。
そんなことを続けると潰れてしまいます。

時間を短縮したいのなら
先ずは今やっている作業や製造工程などを根本から見直すのです。
今までの延長線で自分の仕事を見直していても名案は浮かびません。
根本から変えることを前提にするのです。

時間短縮はスピードアップに非ず
肝に命じておきたいものです。

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『えんみっつ・さんかく・ぼう』なあに?

2007-11-22 | 自己啓発
白い紙と筆記用具をご用意ください。
お絵かきの時間です。
白い紙のどこにどんな大きさでも結構です
次の順に私が指示するものを書いてください。

①まずおおきなえんを書いてください
②そしてそのえんのなかにふたつのえんを書いてください
③さんかくを書いてください
④一本の棒を書いてください

問題は以上です。


何が出来上がりましたか?
私が書いて欲しかったのは『丸顔の人の顔です。』
そのようになったでしょうか?

私がこの問題を聞いて書いたのは
先ずは大きな『円』の文字でした。
そしてこの『円』の上部の四角い部分に小さな『○』を書きました。
そして『円』の足の部分に逆三角形をくっつけました。
最後に逆三角形の先端から真っ直ぐに長い棒をくっつけ
この絵が何を意味するかは理解不能なものを仕上げました。

冒頭の質問事項の中に何があったら私は人の顔を書く事が出来たでしょうか?
答えは
『今から人の顔を書いてもらいます』
この一言ではなかったでしょうか?

指示する人の言葉は足りていますか?
指示をされる人も指示する人に確認の言葉をかけていますか?

もう一言
具体的な一言
確認の一言
たった一言が指示をする人の思い通りの成果を上げる元になるものです。
ぜひご活用ください。
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企業再生の足枷

2007-11-21 | 経営改善
昨日、某企業様へ訪問しました。
役員会です。
今後私の指導の下、企業再生をしていく手順についての話です。

先ずは概要です。
①現状分析
②反省と責任
③利益創出の種
④社会的存在意義
大まかに最低限必要なもののお話から入りました。
役員会の席上は静まり返りました。

次に反省の仕方についてのレクチャー
そして利益(特に営業利益)の出し方についての討議
そして社会的存在意義の順に説明します。

話が進むにつれ顔色が変わってくるのがわかる役員さんがいます。
保証人にもなっている役員さんでした。
ここで数分間の休憩後、次の課題について話を進めていきました。

どの企業へ行っても同じなのですが
経営改善と企業再生は違います。
その違いの説明と理解に苦労します。
なぜなら、古い企業ほどプライドをお持ちだということです。

最も、経営者や保証人の責任については席上詳細にお話しましたので
特に保証人さんには迷惑が掛から無いようにすることは
困難であろうと思います。

ただ、いえる事は「天は自ら助けるものを助く」という言葉です。
企業再生においては、まずお金を直接のターゲットにしてきます。
如何にお金を回転させ続けるかが一つの課題となります。
回転できなくなる前に話が決着することを祈って
真摯にそして迅速に話を進めたいと思います。
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そつ無くこなすは落第点

2007-11-20 | 経営改善
「僕(私)は叱られない」からといって
自分が高評価されていると勘違いする人がいます。

所謂、そつなく仕事をこなす人たちです。
確かにそつのない人は言われたことをほぼ適確にこなします。

しかし、そつの無い人は本当に困ったときのパートナーには成り得ません。
理由は、とことんやってくれないからです。
叱られない範囲でしか仕事をしてくれないからです。
誰しも困った時には藁にも縋りたい気持ちです。
しかし、その時にビジネスライクな態度をとられてはたまったものでは有りません。
一歩間違うと死を招きかねません。

どのような世界に於いても言えますが
人を思いやれない人は落第点
いわれた事のみするは落第点
そつなくこなすは落第点
挑戦しないは落第点
文句を言うは落第点
明日は良くなる・・・。

貴方は何事もそつなくこなしてはいませんか?
そつなくこなすなら皆がロボットと競争になってしまいます。
必要なのは自分の目標を達成することを夢見ることです。
そして行動に移すことです。

早いに越したことは有りません。
しかし、早いが故の手抜きは許されません。
泥臭くても良い自分の道を開いて行って欲しい物です。


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懺悔(ざんげ)

2007-11-19 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
今日は色々な意味で自身を省みるべき日でした。
朝一番に30年来のお付き合いをしていただいている経営者様からお叱りのお電話をいただきました。
細かくは書けませんが「(経営者の)信頼を行動で返してくれ!」という内容でした。
早速、午前中の予定を全てキャンセルし訪問しようとしたところ
午前中はご都合が悪く午後一番の訪問の予定を入れさせていただきました。

午後一時過ぎ
社長様のご自宅へ行き普段からの非礼のお詫びをしました。
社長様は30年来の付き合いのご自身の位置付けや弊社への思いを語っていただきました。

涙が出ました
ありがたくて
ありがたくて
ありがたくて

そして
経営者様を不安なままにして置いてしまったことに
申し訳なくて
申し訳なくて
申し訳なくて

もう何年かすると50歳に手が届こうかという私に
全幅の信頼をしている経営者ご自身の気持ちをこれからの私との付き合いの為に心底からお話いただきました。

普段から心からお客様と接するということを言いながら
自分自身に関与先様を思う気持ちに隙が出来ていたのかもしれません。
社内に完全に浸透させきれていなかったことを反省します。

もう一度、決心し直したいと思います。
もっと関与先様の側にいる私でいようと・・・。

お名前は出せませんが
大切なことを教えていただいた経営者様
本当にありがとうございました。
そして本当に申し訳ございませんでした。
経営者様の思いを裏切らぬお付き合いをさせていただくよう改めます。
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