日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

簡単!確定申告!!

2006-01-31 | 税金・節税・資金繰り
今日、税務署へ税務支援に行ってきました。
昨日よりも5度以上気温が低く、雨模様・・・
「こんな日に、納税者は税務署に来るのかなー」なんて思っていたら
午前中だけで7人の方が、相談に来られました。

それにしても、今のコンピュータは税理士要らずです。
タッチパネルでピポパっと音声ガイドどおりに入力していくと
あっという間に確定申告書ができるのです。
その間、わずか10分足らず!!

「この機械が欲しい。税理士事務所向けに売り子とは考えないのか」
という質問を担当官にしましたが、担当官はニコニコ笑うばかり・・・。
どうせそのうち税務申告に税理士が要らない時代が来るのでしょうから
その予行演習のためにも、タッチパネルを会計事務所に売却して欲しいものです。

システム売却で国も潤うし、税理士も事務の効率化ができる。
勿論、納税者も短時間で申告が済む!
一石二鳥どころか、三鳥にも四鳥にもなりそうなのですが・・・。

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諦めていませんか?

2006-01-31 | 経営改善
きっと誰もやらないから・・・。
お客さんは分かってくれないから・・・。
こんなことを言ったら嫌われるかもしれないから・・・。
どうせ変わらないから・・・。

私たちは至る所でこんな言い訳をしています。
物事は思いの強さで結果が変わります。
何が何でもこうしたい!
こうなりたい!
そのためには、自分は何をすれば良いのかを考え実行に移せば必ず結果は出ます。
たとえそれがどのような結果であっても・・・。
しかし、どんなに悪い結果が出たとしても
やらないよりはマシなのです。
上手く行かなかったら、直せばいいのです。
行動に移さなかったら、失敗さえできないのです。
いつまでたっても、スタートラインにさえつけないのです。

まずはスタートラインにつくことから始めたいですね。
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企業再建と企業再生

2006-01-28 | 経営改善
最近話題にしている言葉です。
再建とは、衰えたり、うまくいかなくなったりした会社や団体などをあらためて組織しなおすこと。
再生とは、衰え、または死にかかっていたものが生き返ること。蘇生(そせい)。(大辞泉より)
言葉のニュアンスを分かっていただけるでしょうか?
再建は生きたまま立て直す、再生は生き返らせるのです。
私の仕事には、再建も再生も両方とも依頼があります。
再建の確率と再生の確率はどちらが高いか・・・。
答えは、再生です。
ただし、そのスキームに乗ることができたらと言うことが前提になりますが・・・。
もともと倒産しても仕方が無い状況のものですから、大鉈を振るう事がし易いのです。
これに対し、再建は難しいことが多々あります。
それは、経営者に危機感が欠如していることが多いからです。
死ぬ気になって働くということは口では簡単に言えますが、
実際に行動に移そうとするとなかなか出来ないようです。
じっくり再建、再生はありません。
家族を悲しませたり、
従業員を悲しませたり、
取引先を悲しませたりはしたくないものです。
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか

2006-01-28 | 乱読・積読
著 者    山田 真哉
発 行    2005年11月30日 第24刷発行
発行所    株式会社 光文社
価 格    700円+税
お勧め度     
感 想    なぜ今頃になって、こんなベストセラーを読むの?もっと早く読むべきでは?と思われそうですが、そこは税理士という自分の変なプライド(?)から、読むのをためらっていました。確かに身近な問題から会計を見るという発想はなかなか面白いものがありました。正直、これで会計が分かるかというと、そこは・・・。という感じです。会計というより経営の基本書と言った方がこの本を言い得ているかも知れませんね。
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不正! いけない料金二重取り!!

2006-01-25 | 危機管理
今般のライブドアの一件でコンプライアンスや社内不正についてよく語られます。
これほど、人情や法を犯してはいけないと言っていても
懲りない面々は相変わらず居るものです。

つい先ほどのことです。
駅前のホテルから繁華街経由で事務所までタクシーに乗りました。
「か○ま○タクシー」さんです。

先ずは、最初に偉い方が後ろのシートの奥に乗り、その際に
繁華街行きとその間の乗車賃として、1000円を運転手の「○井」さんに渡しました。
「降りる時におつりはいらないよ。面倒だから・・・」と言って・・・。
「いつも申し訳ないなあ」と思いながら、私は前のシート、
他の同乗者は後ろのシートに乗りました。

繁華街を過ぎ、事務所に到着した時に運転手の「○井」さんが
「1670円です。」言うのです。
「あれっ!?さっき後ろの人から1000円貰っていましたよね。」というと
「いや、あれは自分のお金をしまっていただけです。貰ってないですよ。」とのたまうのです。
「あー、そーなんだ。後ろの人から貰っていたから差額を払うだけで言いかと思っていた、違うんだあ・・・。」というと
「1670円です。」と再度言いました。
結局気の弱い私は、1670円を支払い、領収書を貰って下車しました。
なぜかわかりませんが、運転手の「○井」さんの手は心なしか震えると同時に、私とは目も合わせませんでした。

道中、景気の話やライブドアの話、ルールは守らないといけない、
人の眼はどこにあるかわからないから正直に生きよう、
などと大いに盛り上がりながら帰ってきたのも何かむなしくなってしまいました。

「人の振り見て我が振りなおせ」とは良く言ったものです。
人を欺くことをしたら、二度と仕事は貰えないという事を
じかに教えてもらいました。
人の気持ちになって考えることを教えてもらった
二重取りの1000円でした。

因みに、もう二度と「か○ま○タクシー」には乗りませんよ。
世の中、こんなもんですよね。


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灯台下暗し

2006-01-24 | 経営改善
内部統制の不備を指摘することが良く有ります。
相互チェックする体制を構築し、ミスや不正を防ぐものです。
この根本にあるものは、互いが絶対にチェックの省略をしないという事です。
一番怖いのが、思い込みです。
相手がやってくれているだろうという過信が怖いのです。

当社内においても、内部統制を徹底しています。
しかし、関与先企業との間では、内部統制というわけにはいけません。
これは、管理ということになります。
管理は、こちらがするかしないかです。
相手に相互チェックを求めるととんでもないことになりかねません。
「これをやっておいてくださいね。」という一言で
関与先企業は、理解し、行動に移してくれるとばかり
思い込んでしまうことがあります。
でも実際には行動に移してくれない・・・。
「なぜ、行動してくれなかったんだ!」と思っても後の祭り
行動してくれていることの確認をしなかったこちらが悪いのです。

内部統制は相互チェック
管理は一方通行

内部統制と管理の使い分けをしたいものですね。
そうしないと「灯台下暗し」なんてことになりかねませんね。
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内部告発

2006-01-22 | 危機管理
公益通報者保護法が今年4月1日に施行されます。
今回のライブドアの事件も発端は内部告発によるもののようです。
内部告発者は、その会社には居られないことが多いようです。
一般的には、上司や経営者の不正を暴くわけですから
「コンチクショー!」と思われて当たり前です。
内部告発者さえ気にしなければ、その会社に居る事が
法で守られるようになるわけです。(会社に残ることが針の筵に座るようなものかもしれませんが・・・。)

経営者は、内部告発に対してどのように対処しなければいけないのでしょうか?
答えは簡単です。
内部告発されるような経営自体をしなければ良いのです。
人道に外れない。
法律に外れない。
自分ひとりで利益を享受しなければ良いのです。

「それじゃ、経営者の旨味なんて無くなってしまう。」
と思うでしょうが、それで良いのです。
旨味を追いかけるから、人の道、法の道から外れてしまうのです。
経営は金を造るのではなく、人を造るのです。
良い人材を作ることに注力すれば
勝手に富みも名誉も与えられるものです。
内部告発を恐れるような経営はしてはいけませんね。
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じんざい

2006-01-22 | 経営改善
「じんざい」という言葉にはいろいろな漢字を当てはめることができます。
あなたはどれに該当しますか?

①人罪・・・居ることが罪な人
②人災・・・災いをもたらす人
③人在・・・居るだけの人
④人剤・・・何かあったら力を出す人
⑤人材・・・会社にとって有益な人
⑥人財・・・なくてはならない人

仕事をする以上は、「人財」を目指したいものです。
①コンプライアンス違反をする人
②不正をする人
③ホウレンソウをしない人
④周囲を煽動する人
⑤頼りにできない人
・・・
あなたはこんなことはありませんよね。
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粉飾決算の手口

2006-01-21 | 経営改善
よく見る粉飾決算の手口を紹介しましょう。
粉飾決算とは、ありもしない利益をあるように見せかけた決算書です。
あくまでもこのような手口で行われるケースがあるので、
「監査役はご注意ください」という注意喚起です。
決して自社の決算書で試さないでください。

①売掛金の過大計上(相手科目は売上)
②在庫の過大計上(相手は売上原価)
③減価償却の見送り(税法上は適法)
④繰延資産の過大計上(相手は経費科目)
⑤根拠の無い未収計上(相手は収益科目)
⑥買掛金・未払金の不計上(相手は売上原価、経費科目)
⑦支払手形の不計上(相手は仕入れ・経費科目)
など、枚挙に暇がありません。

粉飾決算は、多くの人たちに迷惑を掛けます。
しかし、本当に迷惑を被るのは、会社(経営者)自身なのです。
①決算書の連続性が無い
②真の原因が掴めない、よって会社の改革を遅らせてしまう
③投資家や取引先に損失を被らせる可能性が多くなる
などの弊害も同時に枚挙に暇がありません。

粉飾決算は絶対だめですよ。


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想いが届かない・・・

2006-01-20 | つれづれ
少し弱気なことを書いてみたいと思います。
私の関与先への関与形態にはいくつかのパターンがあります。
ひとつは、税務顧問
もうひとつは、税務・会計顧問
もうひとつは、税務・会計・経営顧問
もうひとつは、経営顧問
もうひとつは、再建・再生請負
ざっとこんなもんでしょうか?
上から順に、「気楽」な顧問形態とも言えます。

こういう時期のせいか、再建、再生の仕事のお話をたびたび受けます。
しかし、再建や再生は、経営者が私と顧問契約したからもう大丈夫!
という感じを持ってしまうことがあります。
私と顧問契約しても、その時点では何も変わらないのに・・・。です。

大切なのは、経営者が自分で再建・再生しようとする気持ちです。
私は経営者の代わりに直接経営ができるわけでは有りません。
なのに、経営者が自ら動かなくても、何とかなるのではないかと
甘い考えを抱いてしまう・・・。

お仕事を頂く経営者には申し訳ありませんが、
私は経営者のためのみに再建再生を受託するのではありません。
わたしの視野には従業員さんやその家族、取引先企業の皆さんです。
経営者の勝手で悪くした経営を周囲の人に押し付けてはいけません。
どうぞ真剣に企業の再建・再生に取り組んでいただきたいと思います。

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心の真ん中

2006-01-19 | 乱読・積読
ちょっと素敵な言葉を見つけました。
羽田からの帰りの便でたまたま開いた「skyward」に掲載されていた言葉です。
プリンス系のホテルにお勤めの高橋さやかさんが
自分の仕事(ゲストリレーション)を言い表した言葉です。

「心の真ん中で、困っている人はいないか、
いつも探している人がこの仕事に向いていると思います。」
また、仕事柄「そのお客様にとってベストな答えをご提供したいから、
質問が同じでも、答えが同じとは限りません。」とも言っています。

どうでしょうか?
何も考えない、何も感じない人には何の感想も感動も無いかもしれません。
しかし、高橋さんの言葉には、我々が企業経営をしていく中で繰り返す
たくさんの人と出会い、接触を持ち、そして助け助けられる・・・。
心の真ん中で、人とのかかわりを考える・・・。

大切なことですね。

(一部JAL機内誌「SKYWARD」73ページ高輪プリンス広告より抜粋しました。)

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いけない!見せしめ!トカゲのシッポ切り!

2006-01-18 | 経営改善
ホリエモンの周囲が騒がしくなってきました。
いままでちやほやしていた人までが「あいつはダメだ」といいます。
株をやっていた人などは本当に腹立たしいのではないでしょうか?

しかも世間の人は無責任です。
証取法違反や粉飾決算、投資事業組合にいたるまで
ホリエモンに絡むものは、何もかもダメダメと言います。

確かに、良くないことをしているのなら
それは正さなければいけません。
しかし、一人にすべての責任を押し付け
自分がやっている同じことまで「あいつが元凶だ!」なんていうのは
何の問題解決にもなりません。
問題先送りには我々国民がずっと痛い目に遭ってきたはずです。

今こそ証取法、粉飾決算などについて
全国民的に考え直さなければいけないのではないでしょうか?

人のフリ見て我がフリ直せとはよく言ったものです。
ホリエモンを通して、自分を見つめなおしたいですね。
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ライブドアとコンプライアンス

2006-01-18 | 危機管理
う~ん。やはりと言うかなんというか・・・。
大きくなる企業に有り勝ちな、社内整備が追いつかない状況・・・。
企業が大きくなる時、先ずは規模的成長が先行するものです。
整備しないで置こうと言うのではなく周囲は心配しているのに、
経営者の意識が追いつかないと言うのが実情かもしれません。
早期に改善する必要があるのですが
人材確保が出来ないことがネックになるのも事実です。
そこで必要なのが、意識改革です。

コンプライアンス重視!

当たり前だけれど出来ない。でも、やる必要がある場合は、
最低限やらないといけないことは、絶対に法律から外れないと言うことです。
「法律から外れずに会社が大きく出来るか!」なんて思っているようだと
絶対、健全な企業発展は成し遂げられません。

現在は嫌疑の段階ですが、
これからの会社経営で大切なものを知らしめると言う意味では
大事な事件と言えるかもしれませんね。

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基礎を固める

2006-01-17 | 経営改善
基礎を固めるということがあります。
建築の話ではありません。
仕事の基本のことです。
基礎を固めるというと、同じ事を同じように継続するイメージがあります。
しかし、基礎を固めるための手法は日々これを見直さなければいけません。
間違っているものは正していかなければいけません。
正しさは試行錯誤の末に理解できるものです。

とにかく動く!
動いて誤りは正す!
そして継続する!

変化するものだけが生き残っていけます。
時代に適応する必要があるのです。
寒さには寒さ対策を熱さには暑さ対策をしなければいけないのです。

しかし、自分で環境(時代)を変えようとしてはいけません。
自分が時代を変えようとすると捩じれ現象が出てしまいます。
是非とも日々改善していきたいものです。

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茹で蛙

2006-01-16 | 経営改善
茹で蛙という事をよく言われます。
水に入れた蛙を下から少しずつ茹でていくと
蛙は逃げることなく茹で上がり、遂には死んでしまう・・・。
しかし、沸騰したお湯に蛙を入れると、
蛙は驚いて飛び出し助かると言います。

どのような会社にも、今が居心地が良いと言う人は沢山います。
変えようとすると明らかに反対する人さえいます。
しかし、反対している人達は自分が茹でられていることを気付いていないのです。

自分が茹で蛙なのか、それとも沸騰の中の蛙なのか
自覚して欲しいものですね。
そうしないと倒産しちゃうかもしれませんね。
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