日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

いい生活といい人生

2008-08-31 | 経営改善
いい生活といい人生の違いについての話を聞きました。
いい生活は「モノ」を前提とした言い方であり
いい人生とは「心」や「考え方」を前提とした言い方です。

いい生活はモノに支配されていますから
もっともっとという心が働き
いわゆる請求書を出す人生になってしまいます。

これに対し
いい人生とは心で支配されていますから
ありがとうありがとうという心が働き
いわゆる領収書を出す人生になります。

もっともっとという利己心と
ありがとうありがとうという利他心
人はどちらにその存在を認知するかは言わずもがなです。

いい生活には不幸が付き纏います。
これは自己反省を含めた実感です。
したがって、いつの間にかいい人生を求めようとする自分がいます。

自分が安らかになるのではなく
周囲の方が安らかになって頂ける
そんな人生を過ごして行きたいものです。
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八つの心

2008-08-30 | 経営改善
先日、某講演会で紹介された企業に
近江八幡の株式会社たねや菓舗という会社がありました。
ホームページを見てみましたがこの企業の有り方に心が震える思いがしました。
それほど凛とした企業の姿勢がホームページに現れていました。

その講演会の中で「たねや実践訓 八つの心」が紹介されていましたので
このブログをご覧頂いている皆さんにもご紹介いたします。

 たねや末廣がりの「八つの心」
   それはヒビノ八つの反省なり

一つ   私は素直な心でいただらうか
二つ   私は人様の無事と倖せを祈る心を忘れはしなかったか
三つ   私は正直と敬う心を持っていただらうか
四つ   私は装う心を大切にしていただらうか
五つ   私は手塩にかける心を忘れてはいなかったか
六つ   私は感謝の気持ちを持っていただらうか
七つ   私は親切の心を大切にしていただらうか
八つ   私は活き活きする前進の心を持っていただらうか

二つの「倖せ」は自分の幸せではなく周囲の人の人の幸せを表す文字だそうです。

いかがでしょうか
全て疑問形にすることによって
自分自身の行動を反省するように感じはしないでしょうか

自分自身の行動を省みる切っ掛けになる八つの心だったように感じました。
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教育七変化

2008-08-29 | 経営改善
「きょういく」という言葉に嵌まっています。
一般的に皆が知っているのは「教育」です。
しかし、「きょういく」の「きょう」の字に
違う漢字を当て嵌めるとその意味はまさに七変化します。

協育
凶育
叫育
狂育
驚育
恐育
共育
怯育
叶育
競育
脅育
すべて「きょういく」と読みます。

育むものによって「きょういく」はどのようにでも変わるものです。
あなたの「きょういく」はどれでしょうか?
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巡り合わせの不幸

2008-08-28 | 良い税理士・悪い税理士
ここの所顧問税理士がいらっしゃる企業様からのご相談を受けることが多くなりました。
セカンドオピニオンサービスを実施していたり
商工会議所や商工会連合会での窓口相談
私の講演会を聞いてのお問い合わせなどにより
時々絶句するような顧問税理士さんとの係わりを見せ付けられます。

殆どの場合で
①老後資金の手当てがされていない
②経営指導がされていない
③従業員教育がされていない
④キャッシングなどからの脱却指導がされていない
⑤事業承継プランが提示されていない
⑥リスクマネジメントがされていない
⑦適正な決算の必要性が説かれていない
などが挙げられます。

税理士の仕事を
①記帳代行
②節税指導(これすら相談に乗ってもらえていないケースもあります)
③申告業務
たったこれだけで済ませているものですから
長い間培ってきた技術が時代の流れに埋もれてしまいそうになっています。

「私はこれ以上やらない!」
そのように開き直っている同業者を見ていると
そのお客様が不幸に見えてなりません。

肩に力を入れないようにして入るものの
税理士業界のこれからを思うと
息が出来なくなるような感傷に浸ってしまいそうになります。
まだまだやらなければならないことが山積していそうです。
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共通点

2008-08-27 | 経営改善
最近、夢を持てない子どもたちが増えてきました。
いいえ、大人たちもまた自分の将来の夢が持てないと嘆いています。
ここ十年で仕事が面白く無いと感じる大人の数が倍増しています。
そんな世知辛い世の中で夢を持てない子どもと赤字企業の社長に
変な共通点を発見してしまいました。

①自分が動いていない実感を持っている
②何かしなければいけないと思っている
③何をやっても劇的に変わらないと思っている
④いつかは良くなると思っている
⑤失敗するなら動きたくない
⑥周りもやっていないのに自分から動く必要が無い
⑦わからないと言えない
⑧この現状は俺のせいだと開き直っている
⑨働かざる者喰うべからずと言って本当に食べない、使わない
⑩一番酷いのは俺だと世界一の被害者になっている
⑪無理はしたくない
⑫食べられれば良いと誤魔化す

チョッと位変わろうとすれば良いじゃない!
周囲からは無責任にそんな一声を掛けたくなりますが
変わろうとすること事態本人にとっては一大事です。
ダメダメな共通点を一個ずつでもなくしたいものです。
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変えればいい

2008-08-25 | 自己啓発
なぜ文句を言いたくなるのでしょうか?
なぜ簡単に出来ないというのでしょうか?

文句を言っていれば状況が好転するのでしょうか?
出来ないと言えば周囲が折れてくれると思っているのでしょうか?

状況が変わるのが嫌な人たちにとって「変わる」ということは
今の自分を全否定されるが如く重要なものなのでしょうか?

時代の流れはどんどん速くなって行っているのに
自分だけは同じ場所に居たいという事を主張しても
それを周囲は許してくれません。

変われば良いのに変わらないで置こうとするから
周囲との軋轢が生じるのです。

どうすれば出来るだろうか?
どうすればもっと楽になるだろうか?
どうすればもっと早くなるだろうか?
どうすればもっと正確になるだろうか?
そんなことを考えることからすら逃げている人が居ます。

一生懸命に動かぬ自分の居場所を探そうとするのではなく
自分が変わったら周囲はどのように変わるのだろうかと考えるだけで
ウキウキしてきませんか?

変わるだけで良いという安易な気持ちの持ち方が出来ると良いですね。
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時代の流れに・・・

2008-08-24 | 自己啓発
ひょっとしたら時代の流れに付いて行っていけていないのではないだろうか・・・?
そんな不安に苛まれた事はないでしょうか?
急激な時代の変化を心で受け止めたことの無かった私には
まさに心が引き裂かれてしまう様な問題が山積しているように見えてなりません。

急激な材料費の高騰
停滞する経済
出ない公共工事
窮する資金繰り
先の見えない倒産地獄
人財不足
フリーターから抜け切れない若者たち
ゆとり教育卒業者の社会人への仲間入り
権利しか主張できない現代人
夢を持てない今の時代
・・・

私が関係する多くの企業様には多くの利害関係者がいらっしゃいます。
一軒の会社単位で見ると数人の従業員さんしかいなかったりしますが
社長にはご家族がいらっしゃいます。
そして従業員さんにもご家族がいらっしゃいます。
会社が動こうとすると売上を上げなければなりません。
その先には何百人、何千人、何万人という消費者がいらっしゃいます。
そしてまたその方たちにもご家族がいらっしゃいます。
勿論仕入れたり経費を使おうとすると
そこにもたくさんの利害関係者が存在します。
人はその関連を辿って行けば
恐らく何十万何百万という人たちと関わりを持っていることになります。

時代の波を気にしなければ良いのでしょうが
自分の使命は『色々な意味で私を使っていただく事』
一回きりの人生
名前を残す必要も無ければ資産を残す必要もないと思っています。
必要なことは「気づき」、「変わる」切欠になれることです。

そんなに無理しなさんな!
優しいお言葉をあちらこちらから頂いたりします。
自分では無理をしていないつもりでも
普通なら既にオーバーワークという事になるのかもしれません。
恐らく私で無ければ出来ないという仕事は無いのだろうと思っています。
したがって、誰かにその役割を任せて行けば良いと思っています。
間違いなのかもしれませんが、自分でやってみてから人に任せる。
私の知らない所で私の会社やスタッフがお客様に迷惑をかけることはできません。
その部分に関しては慎重にならざるを得ません。

責任を問われる割には無責任な時代になっているともいえます。
そんな時代だからといって無責任な仕事はしたくないと強く思っていたりします。
飲食ネタでもないのになんだか長文になってしまいました。
お読み頂きありがとうございました。

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格付け会社対策は遅きに失した!?

2008-08-24 | 危機管理
全世界の金融が大きなうねりを上げる原因を作ったサブプライムローン
ここまで野放しにされてきた理由は大手格付け会社の高い格付け
誰が考えたって破綻する内容の仕組みを形を変えてファンドに取り込み
投資家ばかりか全世界の人たちの大混乱を与えています。

その格付け会社を登録制にしようとする動きが出ています。
まさに遅きに失した感があります。
全世界に何十兆円という損失を与えた割には
あまりにも格付け会社に優しい政策です。
裏で何かを握られているのでは?と思うほどの対応です。

格付け会社 もう野放しにしておけない(読売新聞) - goo ニュース

格付け会社が勝手に格付けすると低い格付けとなり
手数料を払って格付けしてもらうと高い格付けになる…。
まるで暴力団のみかじめ料を彷彿とされます。

全世界の国家を上げて、もう少し徹底した対応を採ってほしいものだと思います。
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ノミュニケーション

2008-08-21 | 経営改善
昨夜は関与先様開催のビヤガーデンで慰労会を行ないました。
6時開催の所をフライングし5時半には会場に到着
風がビュンビュン吹きまくり
テーブル上の箸立てやメニューがあちらこちらに飛びまくる状態でした。

そんな中、ビヤガーデンの開幕
6時になるや否や生ビールを注文し
その場に居た弊社関係者5人で先ずは乾杯
その後一人増える毎に乾杯の繰り返し
都合何回の乾杯を繰り返したか
その度にジョッキは新しくなっていくのでした。

大いに飲み
大いに食べ
大いに語り
大いに笑い
こんなにはしゃいだのはいつ以来だろうかと思うほど
はしゃぎ(実は最近もはしゃいでいたりするのですが…)
コミュニケーションをとる事ができたように思います。

いつもは重苦しい雰囲気の中で関与先様の経営状況を見る毎日が続いています。
たまにはこんなノミニュケーションがあっても良いですよね。

実際に、本日はいつもの重苦しい雰囲気とは
一味違った社内の雰囲気に接する事が出来たように思います。
しかめっ面ばかりではなく
時には我を忘れるのも必要ですね。(もっとも限度はありますが…)
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再生ですか?破綻処理ですか?

2008-08-19 | 危機管理
ここのところ問題山積です。

サービサーへの債権売却
資金繰りが出来ない
事業承継できない
社長の入院
業績が悪化
社長解任
M&A
・・・

各企業様で多種多様な問題が発生しています。
弊社で対応できない事であればしらんふりを決め込めば良いのですが
もしもやった事の無いことであったとしても
出来るようにしてしまうのが弊社の悪い(?)癖です。

どうにかして問題解決を図ろうとするが故に
自分自身、弊社スタッフ自身が苦しんでしまいます。

会計事務所の業務範囲を決め込んでしまう積もりは毛頭ありませんが
会計事務所は「企業のホームドクター」であると自負しています。
したがって、軽度のものはワンストップで全て対応し
患者(企業)の症状に応じ、どの専門家を向かわせれば良いかを判断します。

周囲の会計事務所が対応できないから弊社へのご相談が増えてきています。
ある意味非常にありがたい事ですが
見方を変えると我々会計事務所が
単なる税金の計算機関に成り下がってしまっているという事も言えます。

表題に示した判断も
ほとんどの会計事務所では
「弁護士さんに一任しましょう」という事になるのかもしれません。
しかし、その前に自力で再生できるのに
無責任にも弁護士一任を決め込んでしまっている会計事務所もあるようです。
やり方を知っているか知らないのかたったそれだけです。

破綻ではなく再生の道を捜し求めたいものです。
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廃業をします

2008-08-18 | 他人のフリ見て我が身を正す
某公的機関が実施したアンケートで「今後の事業の展望は?」という項目に
①廃業を検討している
②事業承継させる
③成り行きに任せるという順で回答がありました。
ショックだったのが廃業を検討している割合がなんと過半数にも達するのです。

ここのところ国の政策もあって事業承継に国を挙げて力を入れています。
勿論私も日本国は中小企業の力で成り立っていると実感していますので
一生懸命にその支援をさせていただいています。
それなのに廃業を検討されている方のなんと多いことか・・・。

わからない訳でも在りません。
①後継者がいない
②借金が多い
③将来が望めない
④辛い仕事なので継がせたくない
そんな回答がたくさんあります。

後継者がいない方には後継者を
借金が多い方には借金の減少を
将来が望めない方には将来の光明を
辛い仕事は以下にしたら辛くなくなるかを
一緒に考えていくのが私たちの仕事なのだろうと強く思った次第です。

事業承継に悩んだら先ずはご相談いただきたいものです。
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売り逃し

2008-08-17 | 経営改善
本当に売上を上げたいと思っているのですか?
先日オープンしたばかりのお店へ視察も兼ねて訪れました。

絶対に間違えようの無い場所
しかも新規オープンだから看板を頼って行けば到着する筈
そう思って出掛けたのですが
私自身の記憶の曖昧さとお店へ辿り着くまでの看板が一切無いこと
結局、一時間近く探し回った挙句に探すのをやめてしまいました。

結果は、以前から一度立ち寄りたいと思っていたお蕎麦屋さんで昼食をとり
当初立ち寄ろうと思っていたお店には行かず仕舞いになりました。

「売上を上げたいですか?」このように質問すると
「はい、売上を沢山上げたいです。」と答えが返ってきます。
「どのようにして売り上げますか?」更に問いかけると
「頑張ります!」と返って来ます。
「具体的には?」更に深めると
「家族や友人、それにチラシなど…。」だんだん答えが妖しくなってきて
「その方法で目標の売上は上がりますか?」と更に突っ込むと
「それ以上、何をやれって言うんですか!?一生懸命頑張るって言っているのに出鼻を挫かないで下さい!」なんて、逆ギレされたりします。

今日訪問しようとしたお店は少なくとも今日の売上を逃してしまいました。
しかし、それだけではなく他店のリピーターまで作ってしまいました。
なぜなら、それほど美味しいお蕎麦屋さんだったからです。
(お蕎麦屋さんに関しては後日書いて見たいと思います。)

本当に売上を上げたいのなら
お客様をお迎えするためのあらゆる障害を取り除くことが大切です。
時に開業時には気にとめたいポイントですね。
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想い8割

2008-08-16 | 経営改善
連日茹だる様な暑さです。
そんな中、更に日本国民を熱くさせているのが
「オリンピック」と「甲子園」でしょう。

特にオリンピックに関しては、国民の期待通りにメダルを獲得する選手
期待のプレッシャーに押しつぶされる選手、その結果は悲喜交々です。

たった数秒の為に自分の人生やこの4年間をかけてきた選手を見ていると
涙なくしては見て居られない種目もあります。

勝った選手に共通している言葉が
「自分の想いが強かった。」
「周囲の人に感謝したい」という言葉です。
だからといって負けた選手が想いが弱かったり、
周囲への感謝が無いというのではありません。
勝つその瞬間まで勝つんだという気持ちを持ち続けたという事だと思います。
その結果として優勝できる人、
逆にその想いも空しく敗退する人が居るという事でしょう。

最近疲弊し切った感のある、我が国日本の中小企業も
利益が出るまで何が何でも頑張り続けるのだという気持ちを
持ち続ける事が必要です。
何が何でも「(経営に)勝つのだ!」という気持ちですね。
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私の命は1億円(涙

2008-08-15 | つれづれ
「今月に資金繰りが出来ないんです。手形が落とせない…。」
悲痛なご相談がありました。
建設不況の折、何ヶ月も前から
資金繰りに奔走されていた社長様が駆け込んでこられました。

①金融機関への返済ストップ
②支払いの先延ばし
③手形のジャンプ
④・・・

いくつか手段をお話していると社長様が
「あとは自分の命しかないんですよ…。でも、たったの1億円なんです。」
ご自身が加入しておられる生命保険を使うと言い出されました。

「社長!命に勝るものは無いんです。冗談でもそんな事は口にしないで下さい。」
そう嗜めたものの社長の生気の無い顔を見ると言葉が詰りそうになります。

社長様が続けられます。
「先生…。
ここまで40年も頑張ってきたのに自分の命が
たった1億円打なんて思うと死ぬに死ねませんよ。
自分でやってきた事でありながら凄く悔しい。
自分の人生がこの程度の金額にしかならないんですからね…。」

いつもは「ガハハハ!」と笑っておられる社長様だけに
掛ける言葉も失ってしまいそうになってしまいました。

ここの所、急激に資金繰りに詰ってきた企業様が多発しています。
昨日だけでも何件もの方から今後の方針についてのご相談がありました。
まさにこの先は真っ暗闇という感じです。

なんとかして一者でも多くの企業様を助けて行きたい。
何が何でも行き続ける勇気を持っていただきたい。
妙に肩に力が入るのを感じざるを得ない一日でした。

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何のことでしょうかぁ?

2008-08-11 | つれづれ
7月10日に税務署職員の移動がありました。
毎年恒例の税務署幹部と金沢支部役員の懇談会がありました。
オフレコで好きなことを言い合うという趣旨のものですが
残念ながら胎を割って話をする所までは行きませんでした。

毎年嫌になるほど出るのが
税理士会の後ろ向き発言です。
やれ、電子申告のインセンティブは?
やれ、電子申告のシステムが使いにくいだとか
やれ、料金をもらえないから貰いやすいようにしてくれだとか
とても国策と経済の事を考えているとは思えない発言のオンパレードです。

会議の後半
堪らず発言させてもらいました。
①中小企業の会計指針に沿った決算書でもないのに
「この決算書は中小企業の会計指針に沿って作成されている」旨を記載した決算書は
調査対象になるのか否か?

②経済産業省の提唱するSaaS(小企業用廉価版記帳システム)が普及すると
これと電子申告を武器にしてニセ税理士行為が容易になるがその対処策は?

③電子申告の普及を図るなら電子申告以外の書類は受理しないとするのが
最大の方法になるがその予定は無いか?

この三つを質問しました。
本来は見方であるはずの税理士会側は微妙な雰囲気が流れています。

そして、税務署側はというと
①、②については明らかに知識を持ち合わせていない為に回答はいただけませんでした。
まさに『何のことでしょうかぁ?』という感じです。
また、③については制度は簡単には変えられないと・・・・。

日々自分の出来ることを最大限に発揮しようとする私にとって
両者の反応は悲しくなるような出来事でした。
肩に力を入れるつもりはありませんが
ほんの少しだけ緊張感を持ちながら走り続けたいと思います。
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