日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

ココがポイント!!

2009-05-31 | つれづれ
本を書きます!

私にしては長編物ですが一般的な読み物(参考書)としては
相当うすっぺらいものです。
33文字×26行(A5版)
これを48ページ執筆しなければなりません。
しかも題名は指定されています。
初めて執筆するには十分すぎるほどの量です。

「ココがポイント!!・・・・」

自分の思いで書くのならスラスラ書けるのかもしれませんが
お題を指定されてしまうとその記述内容がある程度制約されてしまいます。
結果として頭を悩ませるだけで前へは進めなくなってしまったりします。

以前から各所でセミナー講師を務める際
講演後の質問の中で「今日のセミナーに関する題名の本は出していないのか?」
そんなお問い合わせが何度かありました。
しかし、残念ながら本の無いことをお話するとガッカリされていました。

そんな意味からしても
今回の執筆はありがたいお話です。
一生懸命に書かせていただきたいと思っています。

締め切りは6月いっぱい
一日原稿用紙3枚分を執筆すれば締切日である月末には完成しそうです。
暫くは人気作家にでもなったかのような錯覚を楽しみたいと思っています。
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松下幸之助

2009-05-30 | 経営理念
経営の神様とまで言われた松下幸之助氏
多くの書籍などでご存知の方も多いと思いますが
さすがに亡くなって以来の年数(1989年没)が経過したこともあって
その名前すら知らないという人たちも多くなってきました。

氏は現パナソニックの前身松下電器産業を一代で興し
それを世界的企業にまで育て上げた経営の神様と言われる人です。

9歳で丁稚奉公に出され、苦労して会社を興すも
戦後は制限会社に指定され
PHP研究所(Peace and Happiness through Prosperity)での倫理教育や
労働組合の嘆願で制限会社を解除されたところは
知る人ぞ知るエピソードかと思います。

人のつながりに経営の芯を持ってくる経営もあるでしょう
力でねじ伏せる経営もあるでしょう
放任の中に自立心を養う経営の仕方もあるでしょう
どれが良いかは時代背景や人の見方により違って来るでしょうが
これらをうまく融合させての経営だったように感じます。

100年不況と言われるここへ来て
またまた松下幸之助翁の名前を耳にすることが多くなってきたように思います。
「不況またよし」と言われた氏の言葉を噛みしめ
経営に当たって行きたいものだと思います。
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忙しい理由

2009-05-29 | つれづれ
私の人生で最高に忙しい月がやってきます。
生後48年、こんなに予定がタイトになったことはありません。

6月3日・4日・・・埼玉県
6月5日・6日・・・東京都
6月10日~12日・・・東京都
6月16日・・・愛知県
6月17日・・・東京都
6月19日・・・東京都
6月24日・・・愛知県
6月28日・29日・・・東京都
出張だけでも13日間あります。

これに地元でのセミナー講師が4本
経営相談や税務相談の相談窓口担当4日

これに機関紙への原稿執筆1誌
48ページモノの小冊子の原稿執筆

これに日常の業務は手抜き無しにやっていきますので
気付かずになってしまった「M体質」(=いじめられることが楽しい?)で
無かったとしたら追い詰められてしんどくなってしまうかもしれません。

しかし、なぜこんなに忙しくなってしまったのでしょうか?

答えは簡単です。
頼まれたら絶対に「イヤ」と言わない
自分の出来ることは積極的に手を挙げる
この二つを意識して行なってきた結果なのです。

こんなこと出来ますか?・・・・ハイ!
何とか予定を入れられませんか?・・・ハイ!
遠くですが来て貰えますか?・・・ハイ!
誰もやってくれないのでお願いできますか?・・・ハイ!
たったこれだけを続けることによって忙しくなるのです。

暇だ暇だと嘆いている方はいらっしゃいませんか?
忙しくするには「イヤ」と言わないのが一番のようですよ。
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顔は自分の歴史

2009-05-28 | つれづれ
ちょっと鏡を見てみてください。
あなたはどんな顔をしていますか?

明るい顔をしていますか?
ムズカシイ顔をしていますか?
暗い顔ですか?
怒り顔ですか?
泣き顔ですか?
人懐っこい顔をしていますか?
人を寄せ付けない顔をしていますか?

美人だとか美男子だとか
普通だとか普通じゃない(?)とかは問題ではありません。
それは生まれながらにご先祖様から頂いたものです。
それをとやかく言うものではありません。

しかし、顔つきは生れ落ちた後でその人自身が作り上げていくものです。
明るく元気な人は元気な顔つきになります。
いつも不平不満ばかり思っている人はムズカシイ顔になります。
いつも後ろ向きなことばかり考えている人は暗い顔になります。
いつも怒ってばかりの人は怒り顔になります。
いつも・・・

もう一度聞きたいと思います。
鏡を見てください。
あなたは今どんな顔をしていますか?
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生き残りのヒント

2009-05-27 | 自己啓発
たまたま口にして驚いたので記事にしてみたいと思います。
本日の御題は「SB食品に見る企業生き残りのヒント」です。
創業1923年の食品メーカーです。

皆さんが良くご存知なトヨタという世界企業があります。
元々は豊田織機という会社が創業者の夢とロマンの実現のために
自動車製造に参入したのはご案内の通りです。
このトヨタの生き残り策は「多角経営」という事になるかもしれません。

トヨタグループにはトヨタ自動車をはじめ
豊田織機や自動車部品メーカーが多々あります。
それ以外にあいおい損保やトヨタファイナンスという金融関係
果ては、トヨタホームという住宅販売まで手がけています。
口悪く言うなら、儲かるものは何でもという事になるのかもしれません。

これに対しSB食品はというとスパイス(香辛料)の有名メーカーです。
こちらは香辛料やカレー、レトルト食品など
食に関する製品の製造販売を手がけています。
元々は香辛料だけであったはずのものが
あくまでも食に拘った中での事業展開をしています。

もしもこの企業が香辛料のみに拘り続けていたとしたら
即席カレーや即席ハヤシライスの誕生は無かったかもしれません。
パスタソースやパン・ご飯への参入は無かったかもしれません。
撤退はしてしまいましたが5/8チップなどの
お菓子への参入も無かったかもしれません。

ただ香辛料に拘り続け
それ以外に目もくれずに経営していたとするならば
上記のような商品群は生まれてこなかったし
企業自体の存続も無かったかもしれません。

必要なのは「最も得意とするもの(ジャンル)」です。
そしてその周辺に自分たちの商品や技術を生かして
消費者に必要とされるモノを探求する意気込みです。

生き残れない企業の口癖は
これしか出来ない
考えたことも無い
いつかは昔のようになる
やれるものなら代わりにやれば良いじゃないか
何か(努力しなくても)儲かるものが無いか
こんなものばかりです。

生き残りのヒントは本業を更に深めていくことです。
多角化するには常に参入の危険があります。
もしもお金が無いならば、
すべき生き残り策は「深耕」という事になりそうです。

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指導の輪廻(りんね)

2009-05-26 | つれづれ
先日、ある企業様から相談を受けました。

担当者の説明では
「株主企業が倒産してしまい、弊社への出資金と未払いを相殺して欲しい」
そんな申し出が倒産企業の管財人からあったというのです。

いくつかのポイントをお話し、納得していただきました。
が、地域や規模からその出資元企業が
どんな企業であるかが直ぐに想像出来てしまいました。

「その倒産した企業は・・・。」
思わず口から滑り出てしまうところでした。
その倒産企業は、私が嘗てご指導した会社であることを…。

なんだか嫌なものです。
企業が元気であれば「あの企業は弊社が担当していました。」
そんな言葉を臆面もなく言えるのですが
倒産したとなると私が見ていたとは言い難くなってしまいます。

輪廻という言葉があります。
輪廻とは循環的に繰り返す事を言います。

嘗て指導した企業が結局うまく行かず倒産してしまう。
   ↓   ↓   ↓
するとその倒産した企業と取引のある企業様がいろいろな問題を抱える。
   ↓   ↓   ↓
そんな問題が発生すると私の所へ問題解決の糸口を探しにいらっしゃいます。
   ↓   ↓   ↓
そしてまた・・・。

犯罪ではありませんが加害者(倒産企業)と被害者(債権を持つ企業)的立場の方が
時と場所を越えて双方共に私に相談をしてこられる時があります。
繰り返される相談の中で輪廻の波に飲み込まれている自分を感じてしまいます。
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それでもプロかっ!!

2009-05-24 | 良い税理士・悪い税理士
私は田舎育ちのせいか
育てられた環境のせいか
はたまた親の子育てのせいか(悪い意味ではありません)

正義感が強すぎるのかもしれません。
遊びが無いのかもしれません。
割り切りが下手なのかもしれません。
しかし税理士として絶対に許せない行動があります。

それは、お客様から乞われているのに無視し続けることです。

今日、正式に新規のお客様になって頂いた企業様が有ります。
社長は35歳、今年一月に社長になったばかりの新米社長です。
その社長が、何をどうして良いか分からないからと何度も相談の電話をしたのに
ついに一度たりとも以前の会計事務所は訪問してくれなかったようです。

社長、名刺は?
社長、会社案内は?
社長、役員変更に伴う挨拶状は?
社長、顧客リストは?
社長、事業計画は?
社長、この企業の売り上げの最大値は?
社長、損益分岐点は?
社長、、、、

知識の不足している事を責める訳にはいきません。
今まで経験がないから分からないだけです。
経験をしてもらえば良いだけの話です。
また、その経験をすれば良いという事自体を知らない場合は
周囲にいる人が教えて上げなければならないと思います。

企業の経営については
会計事務所ほどそのノウハウを蓄積している集団は無いでしょう。
社長の「やってみたい!」を形に出来る唯一の存在といっても過言ではありません。

そのノウハウの集積地である筈の会計事務所が
お客様の不安や疑問を払拭できないようではその存在価値はありません。
従って、本日契約いただいた企業様の前顧問会計事務所の存在は
許せない存在ということになります。

右も左も分からない新米社長はすごくまじめで素直な方です。
素直さとしつこさ(執着心)が社長の大切な資質です。
その半分は今日までに確認できました。
後半のしつこさはこれから共に作り上げて行きたいと思います。
こんなに将来の楽しみがある社長を放って置くなんて
「それでもプロかっ!!」そんな風に言いたくなってしまいます。

常にお客様の傍に居続けたいと思います。

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人は鏡

2009-05-23 | 自己啓発
人は鏡といいます。
自らが不機嫌の元を作っているのに
周囲の人が悪いから会社が面白くないと嘯(うそぶ)く人たちがいます。
周囲の人の言動は私の言動の反映なのです。

不機嫌病蔓延の会社の特徴を言いましょう。
①挨拶が無い
②声が小さい
③モノを動かす時の音が大きい
④報連相が無い
⑤笑顔が無い
⑥目を合わさない
⑦声を掛けない
⑧事前確認が無い
⑨労(ねぎら)いが無い
⑩褒め言葉が無い
⑪仏頂面の横行
⑫突然の怒鳴り声
⑬触らぬ神に祟りなし
⑭質問ではなく詰問
・・・
こんな感じでしょうか?

自分の事は横において
他人のことばかり責めるのではなく
変えられるのは自分自身
変えられないのは人の心
そんな気持ちで自らを変えて行きたいものです。
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波状効果?

2009-05-22 | 経営改善
この一つ期間ほどの中で面白い現象が出てきています。
それは新規関与のお話です。
それに加えて講演依頼も多くなってきました。

この一ヶ月間での新規関与先(予定)業種は
製造業
製造卸売業
建設業
不動産業
内装業
こんな感じです。
この他お問い合わせを数件頂いています。

年間十件前後の新規関与が常態化していた弊社としては
このペースは驚異的なスピード・件数と言って良いでしょう。

なぜこのような状態になってきたか?
それはナイショです。。。

そんな事を言っていたら私らしくないので全てお話すれば
①頼まれごとは余程困難な状態で無い限り全て引き受ける
②日程はその場で入れる(調整する)
③期待以上の成果を出す
④身内以上の親近感を持つ
⑤物怖じせず感じたことをその場でお話しする
⑥お金の話は後回しにしない
ざっとこんなところでしょうか。

私は弊社スタッフからしばしば言われる言葉があります。
それは「所長が一番の情報漏えい元だ」と言うのです。
普通なら後悔するはずの無い自社のノウハウを惜しげもなしに全て公開すると
同業他社が真似をするから公開しない方が良いのではと心配してくれるのです。

それでも公開する理由
そこにこそ本当のノウハウが潜んでいるのかもしれません。

いずれにしても新規関与、講演依頼が多くなってきたことはありがたいことです。
この不況下、スタッフに忙しい目に遇わせて上げる事が出来ます。
これからも今まで以上のお問い合わせをいただけるように
全力でご指導させて頂きたいと考えています。

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背水の陣

2009-05-21 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
この二月間で二度の相談をお受けした企業様から
急遽会いたいとのお電話を頂きました。
早速昨日お会いしましたが、会いたい理由とは新規関与のお話でした。

従来は県内でも有名な会計事務所の顧問先企業でしたが
社内で検討した結果、これからの自社の行く末を考えた場合
漫然とした従来型の会計事務所では今を乗り越える事が出来ないと考え
我社に未来を託すことにされたとの事でした。

弊社に関与を変わって頂いた場合、顧問報酬は従来の6割り増しになります。
戦略情報システムを導入して頂きますのでその導入費用も必要です。
それでも弊社に変わりたいと仰っていただきました。

話を進めていく中で驚いたことがありました。
この企業様の行動の速さです。
過去に二度お会いして指導した内容の中で
いくつもの指導事項を実践されていました。

一つは人件費の削減について
もう一つは第三工場の閉鎖について
さらに遊休設備の売却について
そしてホームページの作成や社内案内の作成
トップセールスの実施

たった二度の面談の中で
しかもわずか二ヶ月足らずの中で
これほどのスピード感を持って行動された経営者様も稀です。

そして今回の会計事務所の変更決断。

正直、弊社でもプレッシャーを覚えます。
何が何でもこの経営者様の期待に沿える関与体制をとらなければなりません。
もちろんシステムは万全ですが・・・。

新規関与先様もまさに背水の陣を敷く為に弊社にお声がけを頂きました。
これに対し弊社でも関与先様の想い以上の成果をお出しする体制の構築が必要になります。
まさに弊社にとっても背水の陣です。

経営者様と一緒に企業を守っていく。
そんな存在であり続けるための努力を重ねたいと思います。
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まさかの電話

2009-05-20 | 経営改善
中村文昭さんという社長さんがいます。
三重県でクロフネカンパニーというレストランを経営されています。
講演家としても有名な方であるためご存知の方も多いと思います。

この方の講演CDを聴いて以来考えを変えたものがあります。
それは、「お願い事をして断られても状況が悪くなることは無い」という事です。
言い換えれば「当たって砕けろ!」という事になるでしょうか?

電話が出来ないのは、勝手に相手の行動を考え
今は食事中だろうか・・・
今はお風呂だろうか・・・
今は忙しいかもしれない・・・
今は機嫌が悪いかもしれない・・・
今は・・・
結局、相手の都合ではなく自分の電話をしない理由を探して
電話をしない自分の行動を正当化していると仰っています。

確かに氏の仰るとおりです。
従来の私は自分が電話しない理由を相手に求めていたように感じています。

昨日、二件の電話を掛けました。
従来の私ならしなかった(出来なかった)電話です。

一件は、上場地元金融機関トップ(=頭取)に面談したいという電話です。
過去にパーティーなどで名刺交換をしたことは有りましたが
個人的に電話をするような仲でも有りません。
従って、電話受付から始まりしかるべき課を通して
面談のお約束を取り付けるというものです。
結果は、後日頭取の日程を確認のうえスケジュール調整するということになりました。

そしてもう一件
こちらは、某協同組合の理事長さんとの話です。
組合の規模は年間取扱量数百億円の規模です。
そんな組合の理事長さんが私の話を数分耳にしたことがあり
どうしても組合で講演をして欲しいと漏らしていたという話を
風の便りで耳にしました。

従来の私なら自ら理事長さんに電話をすることなどありえませんでした。
それは気後れをしてしまうことと
自ら会いたいという申し出をするなんて図々しい奴だと思われたくなかったからです。

昨日はたまたま午前中一時間ほどの時間が空きました。
そこで以前交換した名刺を頼りに理事長さんに電話をしました。

「えっ!?なんであんたから電話が来るの?」
理事長さんの開口一番の言葉です。
「会いたかったんだ、でも日程が詰まっているから会える時間を教えて欲しい」
とんとん拍子に話は進み昨日夕方お会いすることが出来ました。

結果は組合での講演依頼と組合の組織見直しのサポートをしてもらえないか
また、個人的にも解決すべき問題があるので相談に乗って欲しいと・・・
しかし、この話を進めていく中で何度も
「あんたから電話を貰えるなんて思ってもみなかった。
自分から電話をしようにも、どのように切り出せば良いかもわからなかったし、
本当にありがとう。自分は運がいいよ」
そんな風に仰っていただけました。

面白いものです。
今までの私ならしなかったたった一本の電話
その一本がビジネスチャンスを広げて行くのです。
これを機に成功体験を一つでも多く積み重ねて行きたいと思います。

社長さん、たった電話一本のことですよ。
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千載一遇のチャンス

2009-05-19 | 経営改善
新型インフルエンザ蔓延の陰に隠れて
民主党代表交代と不景気報道が聞こえにくくなってきました。
烏合の衆的日本の報道姿勢がここにも現れてしまっているようです。

そんな中、相変わらず私はというと
経済や経営偏重でブログを書き綴って行きたいと思っています。

今回は、「経営の合理化、見直し」についてです。
特に中小企業においては経営の合理化はなかなか推し進め難いものの一つです。
その合理化や見直しの千載一遇のチャンスがこの不況期です。

不況期には受注が少なくなります。
受注が少なくなれば自ずと
社内の人間の時間が持余し気味になります。

この持余し気味の時間を「宝」に変えないといけないのです。
どうやって「宝」に変えるか?
先ずは大掃除です。
社内の従業員全員で大掃除を行なうのです。
中途半端な掃除ではありません。
せっかくの機会ですから不必要なものはどんどん捨てるのです。

二度とお客様から発注が来ない(廃盤製品)のに
後生大事に取ってある(忘れられている?)製品は有りませんか?
使われることの無い材料は有りませんか?
時代遅れの在庫はありませんか?
本当にその机、椅子、棚は必要ですか?

新しいから必要、古いから不必要そんな基準で判断してはいけません。
判断基準は「今必要かどうか」です。
形あるものは全て今後の経費増大の原因になるものです。
もったいないという気持ちで見始めると
大掃除はその効果を発揮することはありません。

不況期こそ社内合理化のチャンスです。
せっかくのチャンスを見逃したくはありませんね。

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小事徹底

2009-05-18 | 経営改善
小事とは、あまり重要でない事、些細な事 を言うようです。
徹底とは、隅々まで行き届くこと、一貫していることを言うようです。
つまり、小事徹底とは些細なことやあまり重要でないと思われることであっても
隅々にまで行き届くように一貫して続ける事を言うことになります。

また、「大事の前の小事」とも言うように
何気無く見過ごしてしまうと後の大事になってしまうから
しっかりとその芽を摘むようにとも戒められたりもします。

世間の不況風を良い事に手抜きしまくる経営者を散見します。
どうせ・・・
でも・・・
やはり・・・
ほかも・・・
こんな言葉を羅列し
いかにも自分は悪くないと言いたげに振舞っています。

取引先に顔を出すのは無駄なことですか?
近所に顔を出すのは無駄なことですか?
友人知人に声を掛けるのは無駄なことですか?
昔お世話になった方にお会いするのは無駄なことですか?
名刺交換をした方に顔を出すのは無駄なことですか?
同業者団体に顔を出すのは無駄なことですか?
異業種交流会に顔を出すのは無駄なことですか?
たった「顔を出す」行動だけでもこんなにすることが有ります。

何事においてもやって無駄なことは有りません。
小事徹底してこそ信用が付き、経営が順調になって行くというものです。
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難問への回答

2009-05-17 | 経営改善
時々質問を受ける内容で回答し難いものがあります。
それは「先生の事務所はなぜ上手く経営できているのですか?」という質問です。
答えは「税理士だからです。」というのではあまりにも芸がありません。
実は経営がそれなりにやっていけるノウハウを
日々身に付けさせて頂いているのです。

先ずは我々税理士を取り巻く環境からいうと
日本国内の事業所は1986年の530万社をピークに
この20年間で約20%強の120万社が無くなっています。
現在は日本国内に事業所は400万社程しかなくなってしまっているのです。
即ち市場は大幅に縮小していることになります。

そして税理士登録者数はというと1985年の47,342人から
2004年には66,674人人を数え、現在では70,000人を超えているといわれています。
即ち、競争相手は30%強増えていることになります。

単純計算をすると20年前は110事業所/人だった顧問先が
現在では60事業所/人になっていることになります。
決して資格の上だけで経営が出来る経営環境でないことは
お分かりいただけると思います。

それでもなんとか20名弱のスタッフに囲まれて仕事が出来ているのは
ひとえに関与先企業の経営手法を目の当たりにさせて頂いているからに他なりません。
常に経営者の一挙手一投足を見ながら
それが経営にどのように反映するかを見ることができています。

私がやらない(ようにしている)こと
①優柔不断
②無計画
③夢を語らない
④私的流用
⑤遅刻・早退・欠勤
⑥答えを出さない
⑦暦通りの休み
⑧愚痴
⑨贅沢
⑩経費垂れ流し
⑪じっとしている
⑫出来ない理由探し
⑬御身大切
⑭不労所得の確保
⑮引き篭もり

私がやるようにしていること
①ぶれない
②計画的
③夢を語る
④公私のケジメ
⑤社内で一番働く
⑥即決・即断・即行動
⑦365日24時間営業(のつもり)
⑧お願い事は全て受け入れる(可能な限り)
⑨あるものを大事に使う
⑩必要経費を必要分だけ
⑪とにかく動く
⑫出来る糸口探し
⑬身を挺してでも社会に役立つ
⑭とにかく利益は身体と頭で稼ぐ
⑮自らを広告塔にする
⑯人材教育(育成)
⑰率先垂範(資格取得・新制度等への勉強)

全て顧問先企業の経営者様から教えて頂いたものを実践しているだけです。
正確に言うと「盗んだ」と言えるかもしれません。
我々税理士の職業は、お客様に指導しつつ
それを自らのノウハウにすることが出来ます。
したがって、本気で税理士業をやっていたら
経営的に苦境に立つことはありえないのです。

なぜ経営的に上手く行くのか?
この難問の答えは日々の業務を真剣に取り組む所から始まっているように思います。
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ふるさと納税やります

2009-05-14 | 自己啓発
ふるさと納税と言う制度があります。
県市民税の一定額を自分の出身県や市町村に寄付をすることにより
自分のふるさとに県市民税を納めたことにするという行為をいいます。

鳴り物入りで導入されたこの制度も
全国的には普及が進まず四苦八苦している状況のようです。

ここの所、ふるさとに残している父母や
兄弟夫婦の事を思わざるを得ない状況があります。

私が今、金沢の地でのほほんと生活が出来ているのも
ふるさと「柳田村」があったから…

税理士の私がいうのも変な話ですが
ふるさと納税ははっきり言って分かりにくい制度です。
町の担当者の電話で問い合わせしようものならたらい回しにされてしまいます。
ふるさと納税して欲しいならもっと行政自身がPRに励んで欲しいものでもあります。

私はというと・・・
出来る限りのふるさと納税をしてみたいと思います。
感謝を込めて
感謝を込めて…

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