今年の「つがる」は着色が少し遅れているような気がする。昨年に比べると着色が思ったよりも良くない。ようやくこの位のなったのでつる回しをする。早い人はもう収穫が終わっている人が多い。
去年はもっと鮮明に色付いていたのに・・・。暑い日が多かったのか・・・？でも、焦ることはない、本来、「つがる」は9月中旬に収穫するりんごで、8月中に収穫したとしたら、葉からの同化養分が蓄積されないまま早めの落果防止剤(ストッポール液剤）にリン酸系の葉面散布散布肥料を散布すれば早めに収穫できる。でも、同化養分を十分に蓄積出来ないまま収穫しているので、味がのっていなく、果実が軟化しやすく、持ちが良くないイコール「つがるは不味い!」となるのではないか・・・。十分に葉から同化養分を吸収したものは甘みが強く、硬く、日持ちがするのです。早く収穫しないと軟らかくなってしまうということは大きな勘違いです。早く収穫すれば市場価格が高く良いのですが、それを食べた人はどう思うか・・・と言うことです。でも、日本人の気質は初物好きなので良いのか分かりませんが・・・・。
たかが「つがる」を早く出すのに、おらはこだわりはない。その年の天気によって違いが出てくる。色は付けるのではなく、自然に着く。焦らずマイペースで行きます。
