青森県津軽りんご通販(ヤマサンりんご園)-ブログ

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そろそろ剪定・・・

2021-01-06 20:46:27 | Weblog

今日も真冬日で、最高気温がー2℃、風が無いので、比較的過ごしやすかった。昨日は二十四節気の小寒で、これから寒さが厳しくなってきます。朝方雪が降っていましたが、9時頃には止んで曇りで、家の裏の畑に出て、剪定を始める。今の積雪は50cmで、思ったよりも積っていません。

先ず、樹に雪が着いていたので、乗車の雪をはらうブラシで雪を払い落とす。やはり、枝に雪が着いていると小枝の出所が見えないのと、細かい芽が見えないので、払い落とします。これで、剪定しやすくなりました。自分は剪定するときに花芽を見ません。まず、殆ど見ることがない。殆ど鋸中心で、鋏は殆ど使わず、空間を空けて、日を遮る枝や強い枝を切り落とし、枝の間隔をとっているだけのシンプルな剪定を心がけている。ここ3年考え方が変わった。樹にストレスを与えないように成枝を伸び伸びと伸ばしていきたい。そのためのは思い切って空間を空けて、殆ど切らず、ただ、枝の間隔をとる。いわゆるソーシャルディスタンスで、りんごの枝も密を避けたいのである。

午後になって日が差す時間帯もあり、まずまずの剪定でした。やっぱりりんご園にいると良いな・・・(^_^)。

剪定し終わった樹です。

密を避けて、主幹に近い枝を切り落とし、体が入りやすいように、その空いた空間に邪魔にならない程度の枝を配置する。これは人それぞれの感性とセンスなんだよな。

作業に支障が無い程度にして、枝先に鋏を入れない。自分が考える剪定は、消去法だ。まず、空間を空け、日当たりを遮る枝を切り、その空間を利用して邪魔にならないくらいに枝を配置、りんごがぶつかったり、擦り傷が付きそうな枝が有れば間隔をとる。それ以外は切る必要が無いと思う。殆ど間引き剪定だ。後は摘果で調整ということ。なるべく根と葉のバランスを考えればこれが良いと思ってやっている。

剪定した樹の切り口に塗布材を塗って今日の作業は終了です。午後5時、ちょっと日が長くなりました。雪明かりもあって、この時間まで剪定出来るようになりました。明日の午後辺りから発達した低気圧が通過する予報なので、落ち着いたら出来るだけ畑に出ようと思う。やれるときにやっておこう!

剪定が終って家に入る前に剪定道具をウエスで樹のヤニや水滴を拭き取っておく。そのまま放置しておけば錆びたり、ヤニかこびりついて取れにくくなるのできれいにして、次に剪定するときに気持ちよく使いたい。メンテナンスといっても、これだけはやっておいた方が良い。たまに、剪定鋏は刃と受けのボルトに油を差したり、ピカールで磨く。鋸の柄には胡桃の油を塗ってあげたり、なんといっても、これがなくては仕事にならないから道具を労ってあげる。これで、今日の作業はお終いだ。

 

 

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