今日はりんごの枝に交信攪乱剤(コンフューザーR)を着ける。これは毎年今の時期にりんごの枝に着けて、りんごの害虫で、ハマキムシ類やシンクイムシ類の雌の性フェロモンを漂わせ、交尾をさせないで産卵を防具という効果がある。この類のムシの雄は雌の臭いに誘われて夜に交尾をする習性なので、雌の性フェロモンを漂わせることによって雌の居場所が分からなくなり、交尾できないというのである。薬剤の防除を減らすというメリットがある。
コンフューザーRを枝に着ける道具がこれで、長柄の剪定鋏を加工して作ってもらったものだ。
このようにひっかけて使う。
輪っかを枝に通す。
通したら鋏を握って外す。
これでOK!10aに100本ほど取り付ける。
臭いは高いところから下へ漂うのでなるべく高い枝で、しかも、なるべく日陰になるところが理想です。でも、丁度良くなりません・・・。でも、梯子に上ることなく高いところに着ける事が出来るのでかなり作業効率が良いです。こんなことをして殺虫剤を減らしています。