みなさんこんばんは。
ワタシがこの”やまさん。RCのブログ”を始める3年ほど前は
”やまさんRCの部屋”というHPを2000年からの10年ほど続けて
おりましたので、このブログはそこから考えると13年も続いて
いるんですねえ。
そもそも、”やまさんRCの部屋”というHPを始めたのは、1999年
に初めて1/12全日本選手権に参戦したものの、そのあとすぐに
子供のために当面RC自粛してね、という家族会議後に自粛の
ガス抜き程度に始めた次第です。
そして13年が経過して、子供たちは上が高3、下が中2となって
ようやく手がかからなくなったので、今年はかなり自由にRC活動
させて貰ってました。
しかしながらこの6月から7月中旬にかけては、上の子の高校野球
地区予選と、奥様と下の子のピアノ発表会対応が重なるので
自粛してね…、ということで今年の全日本参戦はパーとなりました。
ギリギリまで交渉して、全日本決勝日が高校野球の地区予選
開会式で、うちの子も3年生にして初めてベンチ入りできたので、
決勝はあきらめて金土の予選だけでもと思ったものの、土曜は
ピアノレッスン対応でアウト。しかも6月の土日はすべてアウトで
谷田部練習もアウト…。
という訳で、これからブログ更新がはかどるかもです。
さて、本篇のほうですが、今回はサーキット現場でのデフメンテについて
ワタシが試してみて実践的だと思った内容を紹介したいと思います。
上の画像ですが、スパーギアが3つありますが、いずれもデフボールが
入っていますよね。
いつもは事前にデフを組み上げたリアアクスルごと交換して対応して
いたのですが、完全に同じアクスルでないとデフの利き具合が変わって
しまうので、結局元に戻してデフメンテもしないといけなくなり、実戦的
ではありませんでした。
しかし、リアアクスルは交換せず、あらかじめデフボールを組み込んだ
スパーギアを何枚か用意しておき、現場でデフをばらしたらスパーごと
交換してデフグリスだけ塗り、デフリングはティッシュにクリーナーを
付けて脱脂するだけでデフメンテが完了するので、メンテ時間にこれまで
15分くらいかけていたのが5分程度になり、とても効率的になりました。
そして、メンテ時にスパーからデフボールを外して脱脂してティッシュで
ふき取ってからスパーギアに組み込む間にデフボールを落として紛失
するという、サーキット現場でありがちなイテテも完全解消できますし。
なにより、デフ作動が確実に元に戻るのでサーキット現場でまことに
便利な方策だと思いました。
実はセラミックデフボールは高価なので、何台分も買えないよなと
前から思っていたのですが、寿命が長いのと大きなレースの前に
奮発して買っていたところ、気が付くとセラミックデフボールがたくさん
余っていることに先日気づいてしまい、ではこの方法をやってみようと
思いついたわけです。
ワタシは4枚のスパーに組み込んで持ち込んだので、レース中も
ちょっと気になったらさっとデフメンテができて、デフ作動のトラブル
解消というリスク低減に効果ありだと考えます。
みなさんもデフボールに余裕あれば一度、お試しくださいね。