燃えるフィジカルアセスメント

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血液疾患特有の皮膚フィジカル

2019-08-26 | 勉強会
 
みなさん、こんにちは。
 
 
フィジカルでは、全身について丁寧な診察をしますが、血液疾患患者については、特に皮膚、眼、口腔、リンパ節、骨格、脾および肝に注意をそそぐ必要があります。
 
 
今回は皮膚についてみてみましょう。



色調の変化:  

蒼白(貧血)、紅潮(多血症)、チアノーゼ(メトヘモグロビン血症など)、黄疸(溶血性貧血など)など。

 

点状出血斑:  

1~3mm径の小さい赤色ないし茶褐色の斑点。

圧迫しても褪色しない。



斑状出血斑:  

点状出血斑より大きく、斑状で大きさは様々で、最初は赤色だが、時がたつにつれて紫色、黄緑色調になり褪色する。



末梢血管拡張症:

圧迫により褪色します。




・爪の変化:  

スプーン様爪(慢性の重症鉄欠乏性貧血でよくみられる)など。




写真 群星沖縄事務所でのOACIS勉強会風景

 

 

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