みなさん、こんにちは。
今回は心不全の症状についてです。
① 呼吸困難:労作性呼吸困難は心不全の早期からみられる症状で、その程度から心不全の重症度分類(NYHA分類)がなされる。
② 起坐呼吸、夜間発作性呼吸困難、ベンドプニア
③ 浮腫:右心不全の症状は体静脈のうっ血症状であり、下肢より始まりますが、右心不全の多くは左心不全に続発する。
日中は水分が末梢組織に貯留し、夜間は循環系に戻るため夜間の尿量が増加します。
④ 消化器症状:食思不振、腹部膨満感、肝腫大、腹水貯留など。
⑤ 全身倦怠感、易疲労感
⑥ 運動耐容能の低下
⑦ 動悸:交感神経系の緊張亢進により頻脈や期外収縮、心房細動などの不整脈や心拡大による心拍動を自覚します。
⑧ 咳嗽・喀痰:肺うっ血に伴う血痰やさび色の喀痰。
肺水腫ではピンク色泡沫状血性痰が特徴的です。
写真 奄美の公園
![]() |
医師・看護師の英語論文スタイルブック (「ジェネラリスト・マスターズ」シリーズ 12) |
カイ書林 |
マンガ「群星沖縄臨床研修センターとは?」が出ました。これで群星沖縄のすべてがわかる。毎月更新されますので、是非ご覧下さい。
好評のメルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」の最新内容を厳選編集した本の最新版「知っておくと役に立つ最新医学2019」が出ました。一般の方々の役に立つ最新医学知識を満載。グローバル・スケールでの先端医学のホットな話題もわかりやすく解説。特徴はテレビや新聞より早いグローバルな情報、科学的に正確なエビデンスに基づく情報です。
健康と平和について発信する英語版ブログをスタートしました。「Wellness and Peace and Okinawa」 長寿研究で有名なDavid Itokazu先生との共同作業ブログです。
徳田安春、荘子万能の「徳田闘魂道場へようこそ」こちらポッドキャストにて配信中、是非お聴き下さい。
科学的根拠に基づく最新医学情報とグローバル・スケールでの先端医学のホットな話題を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」。☆まぐまぐ大賞2018のジャンル別賞の健康部門5位に決定しました。
「こんなとき フィジカル1と2」立ち読みできます。是非どうぞ。
一般向け健康情報ブログ「総合診療医からの健康アドバイス」。こちらもご覧下さい。