他の検査所見では、肝酵素の上昇がしばしば認められます。
肝不全に移行するケースもあり、肝機能障害を認めた場合には、PTやヘパプラスチンテストなどの検査を行って肝機能をモニタリングしておく。
確定診断のために肝生検が必要となる場合があります。
薬剤性間質性腎炎や薬剤性肺臓炎などを合併することもあり、詳細なROSと身体所見、簡単な初期検査を確認することは重要。
薬剤性間質性腎炎では、尿中好酸球やエコーによる腎臓の腫大、ガリウムシンチで腎臓への集積像を認めることがあります。
薬剤性間質性腎炎や薬剤性肺臓炎の確定診断のために、それぞれ腎生検や肺生検などが必要となることもあります。
写真 首里の風景
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鑑別診断ネモニクス |
徳田安春 | |
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