燃えるフィジカルアセスメント

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心臓聴診のピットフォール

2019-07-01 | 勉強会
 
みなさん、こんにちは。
 
 
自分の耳にあった聴診器を選びましょう。
 
 
外耳道にフィットするかどうかについて、最も大切な部分はear pieceです。
 
 
では、みてみましょう。



低調の音はベルで

左側臥位にすると増強する。


疾患によっては動的聴診(dynamic auscultation)がきわめて有用:特に肥大型閉塞性心筋症、僧帽弁逸脱症。


40歳以上の成人における第3音(S3)の存在:  左室拡張期圧上昇を伴う収縮能低下を示唆。


第4音(S4)の存在:  左室コンプライアンス低下による拡張能低下を示唆する。


ARやMRの重症度:  雑音の強さにほぼ比例する。


ASやMSの重症度:  雑音の強さには比例しない。


収縮中期クリックmidsystolic click:  僧房弁逸脱症候群の診断根拠。


機械弁手術後の患者における駆出クリックejection clickの消失や逆流音の出現:弁不全valve malfunctionを示唆するので、早急にエコーして心臓外科へ紹介。




写真 首里の風景、その2

 

 

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