なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

君去りし後...

2020年05月11日 | gourmet(グルメですわ)

おはようございますZUYAさんです

早起き記録更新。目が覚めると午前1時半...何なのでしょうね。“休日の朝は異常に早起きになる病”と言うのがあるのでしょうかね~?

 

毎週月曜日の朝4時にカナダのマブ達が(ロックダウンしているために)インターネット・ライブを行っている。それを観るためには、もう起きているしかない(現地時間は日曜日午後2時)... 

彼の名は Jason Nowicki。年も同じで、もう20年以上になる友人。そうそう、一昨年“アル中”を克服した友達の話をここでも書きましたよね。そう彼です  

 

 

彼のバンドのCDですね。1999年に結成してから随分アルバムを出していると思います。彼は(カナダのミュージシャン仲間の)同世代の中で一番の出世頭で、北米だけでなくヨーロッパにもよくツアーに出ています

 

          

 

さてさて。実は5日間も寝かしていた『下書き』があります。先週末にUPする予定だったのですが、少々心が混乱してしまって(それが)出来ないでいました。まぁその辺りを上手く書いてみようと思います~

 

ZUYAさんが東京生活を始めたのは、2001年の2月。1歳まで東京に住んでいたので正確に言うなれば、“東京に戻って来た”って言う感じですね 

新しい生活の拠点に選んだのは豊島区南長崎。もちろんそれまで縁も所縁もない地でしたが、『池袋から2駅で新宿からも近い』と言う好条件で選びました。特筆する点と言えば、住み始めてから気が付いた漫画の聖地『ときわ荘』があったことでしょうかね 。ZUYAさんが住んでいたのは5年だけですが、今でも最初にこの街を選んで良かったと心から思えます

住んだ部屋は4畳半以上6畳未満(笑)のワンルーム。家賃は4万6千円で、シングル・ベットの枕元から1m以内に流し台があると言う好条件

隣の住民が“愛を囁く”のも丸聴こえだった壁の薄さ...

脱線しそうなので、そろそろ本題に入りましょう...

 

引越して来た日の夜、東京での初めての外食がとんかつの『よねだ家』でした。超庶民価格でボリュームも満点。何年も先に上京していたバンド仲間のSくんと行ったのですが、2人とも“痩せの大食い”でしたが、凄く満足したことを覚えています

 

2018年撮影。昔からあまり変わらない。

 

今はすっかり景色が変わってしまった西武池袋線東長崎駅。以前は隣の江古田駅に待避機能(※優等列車が追い抜く設備)があったのですが、ZUYAさんが街を出た後に東長崎に移ったのが再開発のキッカケだったようですね。駅名は“東長崎”なのですが、地名としては存在しません。その駅の南側へ出て数分歩いた所に『よねだ家』はあります

半地下で数段階段を降りると昭和の雰囲気丸出しの入口があります。もちろん自動ドアなんて洒落たものはありません。驚くことにこの外観は、記憶のある限り初めて行った時から全く変わっていない

 

 

 

後々知ったことだが、この界隈は芸術や芸能関係の“卵”が多く住んでいて、彼らの多くがこの店で胃袋を満たしていたようです。格言うZUYAさんはアルバイトの給料日の“月に1度の贅沢”になりました

店主の作り出すトンカツの微妙な柔らかさ加減、絶妙なソース、そしてバラエティー豊かなメニュー、もう未だに超える店はありませんね。そう言えば当時はまだ毎日飲んだり、外で飲み歩く習慣はありませんでした。まぁ貧乏でしたから~  

 

そうそうZUYAさんは昔から野球には全く興味がないのですが、阪神タイガースがリーグ優勝(?)した瞬間もこの店にいた記憶があります。12年前に結婚を決めた時には、今のワイフを連れて紹介に行きましたね 。当時、彼女だったワイフ曰く、

“あんたの両親に会った気分だ”と

今も同じ区内に住んでいるのですが通勤経路等の関係で、行く回数は以前のように頻繁には行けなくなってしまったけれど、年に数回は行っていました(だいたい例の床屋さんとセット)

 

当ブログでも書きましたが、数週間前に“コロナの影響”を受けていないか高齢の店主夫婦が心配になり訪れたところ、『しばらく休業します』との貼り紙が...

不安が抑えきれず、先日一筆書いてポストに投函してみました。久々にはがきを出そうとしたら驚きました、

63円

未だに50円ぐらいだと思ってました...

 

数日前に家に帰り着くと郵便受けにZUYAさん宛の封書を見つけました。よねだ家の奥さんからでした。ちゃんとした封筒にちゃんとした便箋、ちゃんとした文章にちゃんとした字体。読み始めると言葉が出なかった。文字通り固まりました

ZUYAさんからの連絡がとても嬉しかったようで、事情がこと細かく述べられていました。幸か不幸かコロナが原因ではなく、やはり店主の体調不良により養生、そしてそこから考えて『閉業』を決めたそうです。もうあの美味しいトンカツが2度と食べられないと思うと、涙が...(しかし涙脆いよねぇ、ZUYAさんって )

 

とんかつ定食

 

最近は昼に行くとビール(中瓶)2本、夜に行くと3本。昼は定食を食べましたが、夜はオカズだけ。とにかく店主夫婦とは本当に色々な話をした。ワイフの言う通り本当に、毎度実家に帰ったような気分でしたね。もう悲しむのは止めておこうと思います

 

ありがとう、よねだ家~!

 

でも今日は休みなので、また手紙を書こうと思います(便箋も用意しました)。奥さんから受け取った手紙には電話番号が書いてあったのですが、やはり書こうと思います。ぶっちゃけZUYAさんは字が汚いので、あまり手紙は好まないのですが、可能な限り気持ちを込めて書いてみようと思います

 

さぁ夜明けが近づいて来ました。ライブも佳境に~

今日は東京地方は暑いらしい...

Have A Good Day,Folks!

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トンカツ食べて元気だそう (6x6)
2020-05-11 07:58:50
良い話です。一気に読みました。
僕は豊島区の要町に学生時代は住みました。
学校は北区だったのですが、池袋に近いほうがアルバイトに便利と思ったのです。
椎名町と東長崎の中間くらいにバイト先の会社の方(のちに社長)が住んでいて、よく遊びに行きました。

それにしても、貧乏学生だった僕も、バイトの給料が入ると、要町のトンカツ屋さんによく行きました。「おっ?バイト料入ったか?」なんて言って、ヒレカツ1枚とかエビフライ1尾を無料でトッピングしてくれました。腹が減って我慢して、お金が入ったらトンカツ屋さん。当時の男子の様式美だったんですね。
トンカツ食べて、元気だそう。そう思えました。ありがとうございます。
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6x6さまへ (ZUYA)
2020-05-11 08:52:46
嬉しいコメントありがとうございます

もう私には『みのや』しか魅力的なとんかつ屋はございません
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なんでしょうかねぇ~~ (piri☽)
2020-05-11 12:19:37
こんにちは。
わたくしも 近ごろ 手紙を書きたくなり余っている年賀状やら 100均の便せんなどに 字を書いております。(出しますよ)

 あ「書く」ということも 精神に良いことだったと思います。
 ストレスが溜まった時も 書きだすと自分の悩みを 見つめ直せるのだそうです。
 失礼いたしました。
 
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piri姐さんへ (ZUYA)
2020-05-11 20:50:26
書き終えて投函しました
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