12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

愉快な便り

2009年05月06日 06時22分21秒 | Weblog

本日は、立て続けに二つの投稿を行うことにした。
何故かといえば、あまりにも愉快なので黙って居れなかったから。

引用したのは、同窓会のブログからの全文である。
無断掲載であるが心の広い彼なら許してくれるだろう。

近江百人一首(9)・・・淡海多田麻呂
(学生の頃はまじめ一方だったと思っていた、かような特技を持っていたとは・・・、唖然とさせられて居るのである)

☆ 逢坂の 関の岩かどふみならし 山立ち出づる きりはらの駒                                   
                           藤原高遠(拾遺和歌集)   

 「逢坂の関で、はるばる桐原(長野県)から連れて来られた馬が岩角を踏み鳴らしながら忽然と現れたよ」という、めずらしく勇壮な歌である。

 ★ 大酒を ロックで過度に飲めるらし 席立ちこける 居酒屋のトラ        
                           
淡海多田麻呂

 「高遠はんは、一条天皇さんの笛のお師匠さんもしてはったし勇ましい歌も詠まはった多才なお人やったのに、夜のお酒にはからっきし弱かったんどす。

うちの店で飲んで居眠ってしもて、手洗いに立とうとしてひっくり返ってしまわはってねえ。おまけに机の角におでこをぶつけはって、ぎょうさんて血ぃが出ましてなあ。

ご本人は怪しい呂律で、“ライジョウブ、ライジョウブ”なんて言うてはったけど、他の客は引いてしまうし、お店も大迷惑どしたわ。あのままでは賃走牛車に押し込む事も出来しまへん。

そやけど放っといたら広場に行って素っ裸にならはるかも知れへんし、検非違使さんに捕まったりしはったら、もっと大ごとどすしなあ」

彼は、某大手住宅会社の超お偉いさんだったこともあり、自身の過日の経験を踏まえて替え歌を詠んだものと推測している。会社の金で大石内蔵助のごとき豪遊を夜毎京の花街で続けたのだったことだろうと、やっかみ半分で楽しんだ。

 


終の棲家 その7

2009年05月06日 06時15分39秒 | Weblog

 今回でひとまず最終稿とする。さらに調べが進めば、将来再度この種の記事を書く予定である
(今年度はNHKが高齢者問題を集中的に取り上げているようである、しばらくそれらの番組で勉強を深めてみたいと思っている)

有料老人ホーム以外の施設としてはいかなるものがあるのだろうか。

1. 特別養護老人ホーム(特養ホーム)・・・24hr介護の必要な65歳以上が対象。全国に五千以上のもの施設があるが、待機者が多く狭き門。

2. 老人保健施設(老健)・・・病状が安定した高齢者が家庭復帰を目指してリハビリする施設で入居期限半年であるが、実際には特養と変わらなくなっているという。こちらも費用が安いので狭き門。

3. 介護療養型医療施設(老人病院)・・・2011年末廃止されるようなので詳細は割愛。この施設は、医療施設の療養型病床や老健や介護付有料老人ホームに移行していくと予想されている。

4. 軽費老人ホームは、自立して生活できる健康な60歳以上の住宅に困っている人が対称。(こちらは自宅のある人は対象外)

5. ケアハウスは、軽費老人ホームの一つで、自炊ができないほどに身体機能が低下し一人で暮らすことに不安を生じた60歳以上の高齢者が対象。(こちらも自宅のある人は対象外)

6. グループホームは、認知症の高齢者のための施設。

お金の問題、身体的問題、認知症など様々の条件によっては、色々な施設を転々とする場合もあるようで、ここに不安と問題を感じたのだった。

あまり面白くない暗い話題を退屈な文章に長々とお付き合いいただいたことを感謝します。

しかし、この問題は世界共通の問題であり、またそれぞれの全ての人が必ず遭遇するだろう問題でもあります。

特に若い人達が、自分の老い先に関心を持ち、それに備えるように賢く対応してくれればと念ずるものであります。