3月・4月とかなり楽に見えるようになり、自転車やバイクの練習を開始した矢先の5月9日、朝から急に目の不調が強くなり、再び激しく二重に見えるようになり、殆どのものを片目で見なくてはならなくなった。
4月から水墨画を再開し、ようやく5月から俳句も再開できたのだが、真直ぐに歩くのにも不自由を感じる状態である。さらにパソコンのディスプレイやTVを見るのもままならず、調理では物を引っ掛け倒したり落としたり、包丁で指を切る危険性も高くなった。
それでも“窮すれば通ず”の如く、ひとつひとつ生活上の工夫を始めている。
その1;片目歩行と片目運転(自転車とバイク)
二重視でも危険性の低い場所では両目を使い遠近感と視力の減退を防ぎ、危険性を感じる場所では片目で運転をする。
(極力眼帯をやめ、交互に片目を使用する。・・・片方ばかりに眼帯をしていると、眼球関連の筋肉が弱くなったり、視力が減退すると聞いた)
その2;眼帯代わりはハンカチで
パソコンのディスプレイやTVを見るとき、二重に見えないように眼帯をしていたが、結構違和感がある。眼帯の代わりにハンカチで片目を覆うのが結構便利で違和感が少なく、また簡単に塞ぐ目を変えられる。
その3;目の調子を計る物差し
日によって、あるいは朝晩と二重視の状態が変化する。それを何とか定量的に記録できないかと考えた結果、いたって簡単な次のような計測を始めた。
壁にかかっているカレンダーの数字を両目で見て、正常に見える最大距離を朝夕物差しで測る。
調子のよいときは100cmくらいで、悪いときは30cmくらいである。これをカーブに描くと症状の経過が定量的に把握できそうである、早く気がつけばよかったと思っている。
昨年の今頃から発症し、昨秋から徐々に改善し始め、また今年の春過ぎから急に悪化した。
このような定性的な傾向が、この記録で確認できるかも知れないし、あるいは今年は別の挙動をするかもしれない。こんなデータでも原因解明の役に立つかもしれないと思っている。
どうも振り出しに戻った状態で、これ以上習い事を増やすわけには行かなくなった、水墨画と俳句を何とか継続する方向で進める予定である。