アラ古希の小生は、目が不自由になった関係で車を止め、自転車で用事を済ますようになって3年強になる。確かに車に比べれば不便であるが、生活できないというほどでもない。便利さにおいて差が出てきたということである。(当然だが、バスやTAXIを併用すればよい)
今回の未曾有の災害で、ガソリン欠乏が大きな問題となった。日本のような山坂が多い国ではやむ終えない場合も多いとは思うのだが、自分の経験から環境によっては、車なしの生活も可能であろうと思っている。
ご自分の生活を再検討し、安易に車に頼りすぎているのではないかと思う方は、勇断を持って車と縁を切ることを検討して欲しい。
特に、アラ還・アラ古希世代では、時間的な制約が少なく、むしろゆとりがある。若い世代の模範にもなるべく、率先して車と縁を切る算段を進めてもらいたい。
70台後半ともなると、体力的に自転車に乗ることが危険となると思われるので、早い機会に車と決別し、自転車に慣れ親しんでおいて欲しい。
高齢者は、食事、睡眠、運動の三つのバランスを守ることが大切だとよく言われる。このうち、食事と睡眠は私たちの本能であり、それをすることが楽しみでもある。
ところが、運動というのは、努力が必要な、苦痛なことではないかと思っている方がまだまだ多いと思います。
ウオーキングや散歩を含めていろいろな運動があるが、これらは決して、自分の健康を守るために、無理やり努力して、苦痛を感じながら、我慢してやるというようなことではないのです。
私はゆっくり自転車に乗っているときは苦しみなんかなくて、むしろ、すごく気持ちがいいと感じます。歩くことより格段に気持ちがいいから、また自転車で走ってみようと思うわけです。
運動は本来、このように楽しくて、気持ちのいいものでしょう。楽しみながら自転車に乗れば、多くの車での用事が代替できると思います。物置から古い自転車を出して油を注し空気を補充して、交通安全に気をつけて楽しみながら乗ってください。(小生も70台半ばまでは自転車に乗りたいと思っています)
参考;
自転車にご興味をお持ちになった方は、ぜひとも、2月28日付けの本ブログ、「ためしてガッテン 寝たきり予防!自転車エクササイズ」 YouTube版をご覧頂き、自転車を見直しましょう。
http://blog.goo.ne.jp/yhrdtmn1/d/20110228