バスケットで教わった守りの体制の一つである。敵一人に味方一人が専属的に対して防御する戦法である。
3月27日付けの読売新聞「風の座標」というカラムに「対口支援」という言葉を紹介していた。中国の四川大地震で採用された手法だと書いてあった。広域災害で効率よく復興を助ける仕組みだというのである。
関西広域連合が地震発生から2日目には、大阪府+和歌山県が岩手県を、京都府+滋賀県が福島県を、兵庫+鳥取+徳島県が宮城県をおもな支援先に決定し、支援に乗り出したとのこと。まさにマン・ツー・マン支援体制が作られたのである。この成果に期待したい。
この発想は、さまざまな場面で、持てる資源をそれぞれが集中的に投入しそれなりの成果を挙げる方法として有効性が高い方法だと思う。例えば報道各社の地域割り連合取材・共同報道等でも生かせそうに思うがどうであろうか・・・御研究いただきたい。
これが実現していれば、民放各社の行き当たりばったり的底の浅い表面的な取材でなく、災害の全貌をよりきめ細かく克明に早く把握できたのではないだろうか。
さらに今回の災害の特徴として、「地域ごと避難」というかつて前例のないような対処が必要となっている。関係者の知恵と工夫と活躍に期待している。