中国の科挙という試験制度に代表されるように、洋の東西を問わず、お役人は昔から利口な人達ばかりである。
「税金泥棒集団のお偉い政治家やお役人様」とか、「役人は汚職やお手盛りが大変得意で、民草は何時も煮え湯を飲まされ続けている」と国民が表立って口にしてはいないが、内心腹立たしい思いを抱いている。
彼らは実に頭の良い人達であるから、あれこれ理屈をつけ自分の得になることに邁進してきた結果、例えば年金であり退職金であり、手厚い給与・諸手当・福利厚生などの今日がある。
お役人=Bureaucrat、公務員=Official、政府の労働者=government worker
などという単語は、お役人様という特権階級の代名詞のようで気に食わない。
国民が、すなわち小生が好ましいと思う一番の単語は、「公僕=public servant」である。
役人の既得権益をご破算にし、無駄・税金の浪費を削減しなくてはならないのだと皆さんが思い、維新を実現しようという機運が盛り上がり始めたと感じている。
積年の既得権益を排除するためには、かなりの荒療治が必要であるが、さて骨抜きにならずに誰がそれをしてくれるのだろうか!
・ ・・日本もいよいよ下り坂に差し掛かった、シュリンクする経済の中で高齢化が大きく進行中である、厳しい維新や改革が必要になってきた、頑張って欲しいものである。
追記;
いよいよ、年金・福祉そして大阪にもメスが入り始めてきた。腰折れにならぬように、ぜひとも公明正大な制度に生まれ変わって欲しいものである。
とにかく、政治家や役人達の既得権益排除は、ゴミ掃除と一緒で、弛みなく続けなければならないことである。