日経新聞に「100歳が説く現代の禅」というタイトルで「般若心経
入門」をはじめ「わたしの歎異抄入門」等、多くの仏教関連書の
著者でおなじみの松原泰道さんの記事が載っていた。
松原さんは、芭蕉の句「よく見ればなずな花咲く垣根かな」が好
きだそうで、きれいとは言えないペンぺン草のなずなの小さな花
が人知れず咲いているところに芭蕉は美を見出してつくった句だ
といわれている。
自然の中にある感動を読み取れるのは、心の受信装置が敏感だ
から、受信機があっても感度が鈍いとキャッチすることはできない
ので、普段からその感度を磨いておくことが大事だといわれてい
る。
仏教も同じで経典だけではなく、水鳥樹林の音もすべて仏の声で
あると自然を読み解く力が備われば、そこから逆境を生き抜く知
恵も生まれてくるという。
たまたま先日、鎌倉の禅寺円覚寺の拝観受付所で売られていた
色紙にこんなことが書かれていた。買わずに写真を撮ってすみま
せん。

ウォーキングの楽しみは、こういう言葉に出会うこと、そして、四季
の移り変わりを感じながら歩くことだ。
道端の名もない草花、石仏、景色、風、におい・・・人との会話・・・
ウォーキングはたくさんのプレゼントをしてくれる。
一人歩きが好きなのは、誰にも邪魔されず、気兼ねすることもなく
そういう時間を楽しめるからだ。
心の受信機の感度を磨くには、ウォーキングはいい機会だと思って
いる。
宝戒寺の境内で

円覚寺にあった坂村新民さんのことば

入門」をはじめ「わたしの歎異抄入門」等、多くの仏教関連書の
著者でおなじみの松原泰道さんの記事が載っていた。
松原さんは、芭蕉の句「よく見ればなずな花咲く垣根かな」が好
きだそうで、きれいとは言えないペンぺン草のなずなの小さな花
が人知れず咲いているところに芭蕉は美を見出してつくった句だ
といわれている。
自然の中にある感動を読み取れるのは、心の受信装置が敏感だ
から、受信機があっても感度が鈍いとキャッチすることはできない
ので、普段からその感度を磨いておくことが大事だといわれてい
る。
仏教も同じで経典だけではなく、水鳥樹林の音もすべて仏の声で
あると自然を読み解く力が備われば、そこから逆境を生き抜く知
恵も生まれてくるという。
たまたま先日、鎌倉の禅寺円覚寺の拝観受付所で売られていた
色紙にこんなことが書かれていた。買わずに写真を撮ってすみま
せん。

ウォーキングの楽しみは、こういう言葉に出会うこと、そして、四季
の移り変わりを感じながら歩くことだ。
道端の名もない草花、石仏、景色、風、におい・・・人との会話・・・
ウォーキングはたくさんのプレゼントをしてくれる。
一人歩きが好きなのは、誰にも邪魔されず、気兼ねすることもなく
そういう時間を楽しめるからだ。
心の受信機の感度を磨くには、ウォーキングはいい機会だと思って
いる。
宝戒寺の境内で

円覚寺にあった坂村新民さんのことば
