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心の受信機・感度磨く!

2009-02-13 23:08:40 | 古寺巡礼
日経新聞に「100歳が説く現代の禅」というタイトルで「般若心経
入門」をはじめ「わたしの歎異抄入門」等、多くの仏教関連書の
著者でおなじみの松原泰道さんの記事が載っていた。

松原さんは、芭蕉の句「よく見ればなずな花咲く垣根かな」が好
きだそうで、きれいとは言えないペンぺン草のなずなの小さな花
が人知れず咲いているところに芭蕉は美を見出してつくった句だ
といわれている。

自然の中にある感動を読み取れるのは、心の受信装置が敏感だ
から、受信機があっても感度が鈍いとキャッチすることはできない
ので、普段からその感度を磨いておくことが大事だといわれてい
る。

仏教も同じで経典だけではなく、水鳥樹林の音もすべて仏の声で
あると自然を読み解く力が備われば、そこから逆境を生き抜く知
恵も生まれてくるという。

たまたま先日、鎌倉の禅寺円覚寺の拝観受付所で売られていた
色紙にこんなことが書かれていた。買わずに写真を撮ってすみま
せん。


ウォーキングの楽しみは、こういう言葉に出会うこと、そして、四季
の移り変わりを感じながら歩くことだ。

道端の名もない草花、石仏、景色、風、におい・・・人との会話・・・
ウォーキングはたくさんのプレゼントをしてくれる。

一人歩きが好きなのは、誰にも邪魔されず、気兼ねすることもなく
そういう時間を楽しめるからだ。

心の受信機の感度を磨くには、ウォーキングはいい機会だと思って
いる。

宝戒寺の境内で


円覚寺にあった坂村新民さんのことば