昼過ぎに東京で頑張っているHさんから電話が入った
小さな声なので職場からなのだろう
”日経朝刊の○○ページをみましたか?”
”今日はあいにく自宅に置いてきたけど・・・”
と応えながら
あっ、人事でなにかあったな、転勤か、昇進か・・・
とっさにそう思った。
”大阪(本社)へ戻ることになりました”
”それはよかった、栄転ですね!”
少しやりとりをして仕事中なので電話をきった。
日経新聞に掲載される人事はそれなりの企業で
それなりの立場の人に限られている
自宅に帰って新聞を確認するのが待ちきれなくて
新大阪駅の売店に急いですでに片付けられていた
朝刊を探してもらって喫茶コーナーで広げてみた。
「常務執行役員・・・・」
本社へ凱旋だ、すばらしい。
2年前の3月だったか親しい勉強仲間で激励会を開いて
東京へ送り出したのに、わずか2年で天下の東京市場で
実績を残したのだろう、立派なことだ。
10年あまり前、エグゼクティブのメンバーが自分の仕事場
へ集まってきて学習会を続けていた時のメンバーの一人だが
その当時の彼は恵まれた立場ではなかった。
早く偉い人になって苦労するより
じっくりと現場で実績を上げ実力を蓄えておけば
50代で出番がくるからそのほうがいいと励まし続けたものだ。
お互いに妙に気が合って奥さんも含めてウォーキングに行ったり
食事したり・・・親しくさせてもらっていた。
それにしても
わずか10年ほどでここまで昇りつめてきたのは
合併を繰り返してきた組織の中で
流されず、腐らず、奢らず、諦めず
常に自分の立場に忠実に
現場での地道な努力を積み重ねてきたことが
花開いたのだと思う。
とくに人に対する丁寧な接し方は
真似ようにも足元にも及ばないくらいすばらしい
営業の責任者として強みになっているものと思う。
大阪に戻ってきたら
2年間の凝縮された東京での活動を聞かせてもらい
現役ばりばりの熱いエネルギーで自分の再生したい。
そして、奥さん共々、昔のようにウォーキングを楽しみたい
こんな大事なことを、わざわざ仕事中に知らせてくれた
Hさんの気持ちがうれしくてこみ上げるものを感じた
早く二人に会いたい。
小さな声なので職場からなのだろう
”日経朝刊の○○ページをみましたか?”
”今日はあいにく自宅に置いてきたけど・・・”
と応えながら
あっ、人事でなにかあったな、転勤か、昇進か・・・
とっさにそう思った。
”大阪(本社)へ戻ることになりました”
”それはよかった、栄転ですね!”
少しやりとりをして仕事中なので電話をきった。
日経新聞に掲載される人事はそれなりの企業で
それなりの立場の人に限られている
自宅に帰って新聞を確認するのが待ちきれなくて
新大阪駅の売店に急いですでに片付けられていた
朝刊を探してもらって喫茶コーナーで広げてみた。
「常務執行役員・・・・」
本社へ凱旋だ、すばらしい。
2年前の3月だったか親しい勉強仲間で激励会を開いて
東京へ送り出したのに、わずか2年で天下の東京市場で
実績を残したのだろう、立派なことだ。
10年あまり前、エグゼクティブのメンバーが自分の仕事場
へ集まってきて学習会を続けていた時のメンバーの一人だが
その当時の彼は恵まれた立場ではなかった。
早く偉い人になって苦労するより
じっくりと現場で実績を上げ実力を蓄えておけば
50代で出番がくるからそのほうがいいと励まし続けたものだ。
お互いに妙に気が合って奥さんも含めてウォーキングに行ったり
食事したり・・・親しくさせてもらっていた。
それにしても
わずか10年ほどでここまで昇りつめてきたのは
合併を繰り返してきた組織の中で
流されず、腐らず、奢らず、諦めず
常に自分の立場に忠実に
現場での地道な努力を積み重ねてきたことが
花開いたのだと思う。
とくに人に対する丁寧な接し方は
真似ようにも足元にも及ばないくらいすばらしい
営業の責任者として強みになっているものと思う。
大阪に戻ってきたら
2年間の凝縮された東京での活動を聞かせてもらい
現役ばりばりの熱いエネルギーで自分の再生したい。
そして、奥さん共々、昔のようにウォーキングを楽しみたい
こんな大事なことを、わざわざ仕事中に知らせてくれた
Hさんの気持ちがうれしくてこみ上げるものを感じた
早く二人に会いたい。