
お粗末な民主党総裁選の裏話にあきれてしまう、昨日、今日の二人、応援をする議員達の姿をみて選挙後が思いやられてなさけない
菅さん、一に雇用、二に雇用、三に雇用と言っていたけれど本気で死ぬ気でやってくれるのだろうか、小沢さんも金の問題の説明責任に全く潔さがない
朝、仕事場のビル前の信号のところで地図らしきものを手にしてあたりに目をやっている若い女性がいた、そばにも二人の男女がおなじようにあたりをきょろきょろ見ていた
多分、姿から就職説明会に急ぐ学生だろうと思ったので一人の女性に近づいて声をかけた
”このあたりのことはわかるけどどこに行くの?
一瞬けげんそうな顔をしたその女性も事情が理解できて安心したように聞いてきた
”○○ビルです!?”
”新館? 本館? ○○ビルはふたつあるけど?”
”新館です!?”
○○ビルは新館と本館が別々のところにあって特に新館はまっすぐ行けなくて回り道しないといけない
ここ駅の東口は初めての人には大変わかりにくいところで会議室専門のそのビルは、年中、就職の説明会が行われているところ、今日のあの三人も間違いなく就職説明会に行く若者たちだと思う
こういう光景は毎日のこと、だから毎日のようにお節介の声掛けをしている
9月になったとはいえ今日も暑い、とくに男性のスーツにネクタイは辛いだろうと思う
今年も学生の就職内定状況は厳しくて超一流大学の学生も大苦戦していると新聞で読んだ
大学は出たけれど・・・就職はなし、これが現実の学生だ

都会に住む者なら別に珍しくもない光景だが、この暑い時でもリクルートスーツを着た男女学生が、疲れ切った表情で炎天下を行く姿を当たり前のように見かける
可哀そうでならない
採用関連の仕事にも長く携わってきたので、余計にそう思うのかもしれないが、困っている姿をみたらとてもほっておけないのだ、たとえ、どんなことでも力になってあげたいと思う・・・実は10年ほど前、無料の就職支援サイト(HP)を作って何年か、個別相談をいまの仕事場で行ったことがある、一人では対応できなくなってやめだけど
あの若者たちも年金を払っているはずだがその納付金の出どころも確保はできないだろう
悠々自適の恵まれた高齢者たちがどんどん増えていく、長生きする分の年金受給分はいずれあの若者たちが支えることになるはず
豊かな高齢者(自分に豊かさは縁なし)と希望のない若者たち、将来に年金が保障されるとはとても思えない
学生だけではない、先日は駅のまったく反対側の某ビルに行くのに迷った中年の人に声をかけ教えてあげたが、場所の地図を見せてもらった時に履歴書がちらりと見えた、再就職の面接に行くところだったようだ
卒業して3年以内の若者を採用する企業には助成金を支給する制度もできるとか、政府も若者の就職支援策に着手して6万人の地域雇用を創出するといっているが果たしてどうなんだろう
企業には定年後の雇用を延長することでますます新卒の雇用の席は回ってこない状況が増えてくる
最後はとりあえずどこでもいいからと就職しても意に沿わないと簡単にやめてしまう悪循環
失礼だが「掛け声係り」しかできないようなお粗末な議員など不要、国会議員から早く減らしてその金を若い人たちの仕事創出に使ってほしい。
