goo blog サービス終了のお知らせ 
10年近くの仙台赴任を終え、2015年5月から大阪へ赴任中のオヤジの日記です。
2014年以前のカテゴリは整理中です。
よっぱのときどき日記



真梨幸子さんの『坂の上の赤い屋根』をタイへ向かう飛行機の中で読んだ後、
帰りの飛行機では同じく日本でダウンロードしていた
今野 敏さんの『スクープ』に取り掛かりました。




ちょっと現実離れした、ドラマにでもなりそうなスクープネタを追うテレビ記者のお話の短編集。
こちらも一気に読み終えられます。

ネタバレになってはいけませんのでいつもの通り公式の書評をどうぞ
↓↓↓

TBNテレビ報道局社会部の布施京一は、看板番組『ニュース・イレブン』所属の遊軍記者。素行に問題はあるものの、独自の取材で数々のスクープをものにしている。時には生命の危機にもさらされるが、頼りになるのは取材ソースのひとりでもある警視庁捜査一課の黒田裕介刑事の存在だ。きらびやかな都会の夜、その闇に蠢く欲望と策謀を抉り出す。






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )







櫛木理宇さんの依存症三部作を読み終えて数日後、タイ旅行に向かう途中で読もうとダウンロード。




関空へ向かう近鉄電車と南海特急ラピートの中から読み始め、飛行機の中で完読。
一気に読めてしまいました。
中身についてはネタバレしてはいけませんので、いつもの通り公式の書評をどうぞ
↓↓↓


わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。
人格者と評判も高かった夫婦が、身体中を切り刻まれコンクリート詰めされて埋められた。血を分けた娘と、その恋人によって……。
その残虐性から世間を激震させた『文京区両親強盗殺人事件』から18年後。
事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになる。
そこで明らかになる衝撃の真実とは!? 
真梨ワールド炸裂!
 極上のイヤミス長篇。あなたは騙される快感を知る。






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




櫛木理宇さんの依存症三部作を2つ読み終えて
「ここまできたら三つ目も行くべきだろう。」
と『監禁依存症』を続けてダウンロードしました。



今作の表紙にもおどろおどろしい呪詛のような言葉が書き連ねられています。

さて、今回はどんなお話なんでしょうか。
1作目、2作目に黒幕として暗躍したあの人はどのように絡んでくるのか。
そして、世界への復讐から少しずつ変わり狙うターゲットはどう変わるのか


ネタバレしてはいけませんので、いつも通り公式の書評をどうぞ
↓↓↓

性犯罪者たちの弁護をし、度々示談を成立させてきた悪名高き弁護士の小諸成太郎。ある日、彼の九歳のひとり息子が誘拐される。だが、小諸は海外出張中。警察は過去に彼が担当し、不起訴処分となった事件の被害者家族を訪ねるが……。この誘拐は怨恨か、それとも身代金目的か――。ラスト一行まで気が抜けない、二転三転の恐怖の長編ミステリー。










コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




先日同じ櫛木里宇さんの『殺人依存症』を読み終えて、シリーズものだと知ったので、続けて第2作目の『残酷依存症』をダウンロードしました。





前作で暗躍したあの人はいつどのように姿を表すのか
ターゲットは随分変わったようだがその背景は?



ネタバレしてはいけませんのでいつ通り公式の書評をどうぞ
↓↓↓
サークル仲間の三人が何者かに監禁される。犯人は彼らの友情を試すかのような指令を次々と下す。互いの家族構成を話せ、爪を剝がせ、目を潰せ。要求は次第にエスカレートし、リーダー格の航平、金持ちでイケメンの匠、お調子者の渉太の関係性に変化が起きる。さらに葬ったはずの罪が暴かれていき......。殺るか殺られるかのデスゲームが今始まる。
著者について
一九七二年新潟県生まれ。二〇一二年『ホーンテッド・キャンパス』で第十九回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第二十五回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。著書に「ホーンテッド・キャンパス」シリーズと「ドリームダスト・モンスターズ」シリーズ、『死刑にいたる病』『死んでもいい』『虜囚の犬』『老い蜂』などがある。








コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




『いのちの停車場』という在宅医療と看取りを考えさせられる本の直後にこの本を選んだのはちょっと場違いというかなんというか… とも思いましたが、表紙の迫力というかなんというかに惹かれてダウンロードしてしまいました。




レビューにはかなりの胸糞というのもありましたが、ついつい手に取ってしまいました。

ネタバレしてもいけませんので、いつも通り公式の書評をどうぞ
↓↓↓

息子を六年前に亡くした捜査一課の浦杉は、その現実から逃れるように刑事の仕事にのめ
り込む。そんな折、連続殺人事件が勃発。捜査線上に、実行犯の男達を陰で操る一人の女
の存在が浮かび上がる。彼女は一体何者なのか――。息をするように罪を重ねる女と、最
愛の家族を失い死んだように生きる刑事。二人が対峙した時、衝撃の真実が明らかになる。




なかなか話の持って行き方が良く、恐ろしいながらも楽しく(で良いのだろうか?)読めました。
シリーズ物らしいので、次作も読みたいと思っています。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




辻村深月さんの『パッとしない子』を読んだ後、何を読もうかとお奨めなどを見ていたところ、
南杏子さんの『いのちの停車場』という小説がなんとなく引っかかりダウンロードしました。





読み終えた後の解説にあった、女子大を出て編集者として働き、結婚出産を経て33歳で医学部に学士編入して医師となったという経歴を持つ作家の4作目の長編小説となる本作は、在宅医療の挑戦と看取り(終末医療)をテーマとしており、父が母を老々介護して自宅で看取ったこと。
その僅か3年後には長男である私が仕事やその他の事を理由に父を施設に預けているという現実についても考えさせられる事もあった。
これ以上は、いつもの通り公式な書評をご覧ください。

↓↓↓

東京の救命救急センターで働いていた、六十二歳の医師・咲和子は、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」で訪問診療医になる。命を送る現場は戸惑う事ばかりだが、老老介護、四肢麻痺のIT社長、小児癌の少女......様々な涙や喜びを通して在宅医療を学んでいく。一方、家庭では、脳卒中後疼痛に苦しむ父親から積極的安楽死を強く望まれ......。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




柴田哲孝さんの砂丘の蛙を読み終わった翌日、次の本を探していたらなんとなく題名が気になってダウンロード。

辻村深月さんの『パッとしない子』





それではいつも通り公式の書評をどうぞ
↓↓↓

小学校では、およそ先生も生徒もごく短い期間で入れ替わっていく。先生からすれば、生徒の顔を覚えるのも大変だし、勤務経験が長くなれば、生徒の数は累積し、記憶にも濃淡の差が出てくる。優等生、すぐ懐く子、やんちゃな子、問題児、そして、印象の薄い子。そんな教師と生徒の関係をスリリングに描いた作品だ。

小学校の図工の教師、松尾美穂はその日を、ちょっと高揚した気分で迎えた。教え子で、人気絶頂の男性アイドルグループのメンバーになった高輪佑(たすく、25歳)がテレビ番組収録のため、母校を訪ねてくるのだ。10数年前、美穂が担任をしたのは、佑の3歳下の弟だが、授業をしたのは事実で、佑ファンの娘にも羨ましがられている。美穂の記憶にある佑は地味で、パッとしない子供だったし、プロはだしと称賛される絵の才能も、片鱗は見いだせなかった。撮影を終え、完璧な笑顔で現れた佑は、意外にも松尾に話したいことがあると切り出したが……。



読み始めて割とすぐにこんなにトントン話が進んでどうやって長く持たせるんだろ?と思っていたらあっという間にクライマックス。
えぇ?ここでこうなって、この後どうすんの?
と思ったら…
超短編の一冊でした笑



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )







一冊前の『大事なことほど小声でささやく』という本がちょっとおちゃらけた部分があったこともあり、刑事が足で詰めていく推理小説というのが読みたくなって、こちらの『砂丘の蛙』という本を選択。

事件の全容が見えない(事件を追う刑事としては当たり前ですが…)まま、小さなピースを組み合わせていく事で小説を作っていくというパターンだったので、最後に事件の全体像が語られるのですが、そこの部分がちょっと呆気ないような気もしましたが、面白く読み進められました。

ネタバレしてはいけないので、いつものように公式な書評をどうぞ
↓↓↓


本の概要 

殺人事件を起こした崎津直也が刑期を終えて出所した直後に神戸で殺された。その直後、9年前に崎津を逮捕した刑事の片倉康孝も何者かに刺される。崎津から届いた手紙に書かれていた、「砂丘の蛙」という謎の言葉、戸籍には載っていない「妹」の存在。事件の渦中に巻き込まれた片倉は、捜査本部から外されても地道な捜査を続け、神戸、鳥取へと足を運ぶ。傑作推理小説。










コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )







森沢明夫さんの『大事なことほど小声でささやく』を読みました。

この直前に読んだ『Aではない君と』の直後に読む小説として適当であったか否かは微妙なところですが、とあるジムに集う仲間たちの悩み(?)をカクテル言葉とアドバイスで解決していくというお話。
ネタバレしてもいけないので、公式の書評をどうぞ
↓↓↓

身長2メートル超のマッチョなオカマ・ゴンママ。昼はジムで体を鍛え、夜はジム仲間が通うスナックを営む。名物は悩みに合わせた特別なカクテル。励ましの言葉を添えることも忘れない。いつもは明るいゴンママだが、突如独りで生きる不安に襲われる。その時、ゴンママを救ったのは、過去に人を励ました際の自分の言葉だった。笑って泣ける人情小説。






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






薬丸岳さんの『Aではない君と』を読みました。

離婚して別に暮らす14歳の息子が突然同級生の殺害犯として逮捕された父の心の動きと行動、一緒に暮らしていた母の行動などを追う前半。
そして第3章の最後でその息子の本心が…
金沢への日帰り出張の車中でほとんど一気に読み進めました。
面白かった(という表現で良いのか?)です。
これ以上のネタバレはいけませんので、いつも通り公式の案内をどうぞ
↓↓↓

同級生の殺人容疑で逮捕された14歳の息子。だが弁護士に何も話さない。真相は。親子は少年審判の日を迎える。吉川文学新人賞受賞作







コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )







著者あとがきによると、子供の頃から好きだったテレビ番組『世にも奇妙な物語』に思いを馳せて書かれた短編集。
ドラマじゃなくて本だから出来たこともあったというものでした。
少し奇妙で読みやすい本でした。
面白かったです。
ネタバレするといけませんので感想はこの辺にして、公式の書評をどうぞ。
↓↓↓
オチがすごい・・・!
いくつもの書店で週間ランキング1位に輝いている話題作★

異様な世界観。
複数の伏線。
先の読めない展開。
想像を超えた結末と、それに続く恐怖。
もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。
待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。
各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずに――。
では始めましょう。朝井版「世にも奇妙な物語」。

―――――――――――――――――――――――――
【ミステリ書評家・村上貴史氏】
世界の異様さ、息苦しさで読む者の心をとらえ、先の読めない展開でページをめくらせ、
その展開について終盤で「なるほど」と納得させる。
実に鮮やかで巧妙な読者コントロールだ。そしてそれだけでは終わらない。
最後にもうひと味。いやはや、恐れ入った。やるせない衝撃に圧倒される。






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )







本当にありそうな役人と政治家や中国などとの関係。
そして中国製の怖さ。
などが描かれた小説です。
大変面白く読み進められました。

ネタバレになるといけないので、内容についてここに書けるのはこれくらい。
あとはいつも通り、公式の案内をどうぞ。

厚労省疾病対策課の職員が轢き逃げされ死亡した3日後、医大教授の他殺体が自宅で発見された。二人はともに、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の特別調査研究班のメンバーだった。警察庁の外事情報部の間宮貴司(まみやたかし)は、入国が伝えられるテロリスト・毒龍(ドウ・ロン)を追う。一連の事件は毒龍の仕業なのか? CJDとテロリストは背後でどう結びつくのか──。迫真のサスペンス小説!







コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




中山七里さんの小説は、宮城県警シリーズを読みましたが、このシリーズは初めてです。


なかなか読み応えのある小説でした。
読み終えてからの杉江松恋さんの解説もとても良い。
御子柴礼司シリーズの第一作『贖罪の奏鳴
曲』、第二作の『追憶の夜想曲』も読みたくなりました。
中身についてはネタバレするといけないので、いつも通り公式の解説を

恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。少年時代の凶悪犯罪が暴露され、悪評が拡散する弁護士・御子柴。勝率九割の敏腕も依頼者が激減、事務所移転を余儀なくされた。そんなとき少年院時代の教官が殺人容疑で逮捕され、御子柴は恩師の弁護を力尽くでもぎ取る。罪を自ら認める教官だったが、御子柴の弁護法廷は驚愕の展開に!







コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




年末年始のお休み中、出かけなかった日は殆ど動きもせずダラダラと過ごしておりましたが、小説を一本読みました。
染井為人さんの『正体』です。




表紙に映画化のメンバーの写真が大きく載っていますが、読み進めて行くと確かに横浜流星や吉岡美穂、山田杏奈などいい配役かなとも思えました。
(ただ、文字を追っている時に頭に浮かぶ顔は違いましたが…)

内容はあまりネタバレしてもいけませんので、いつも通り公式に出されているものを引用。

罪もない一家を惨殺した死刑囚はなぜ脱獄したのか!?
その488日を追うミステリー! 

【内容紹介】
埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は? その逃避行の日々とは? 映像化で話題沸騰の注目作!




プライム会員はKindle unlimitedでも読めます。
なかなか面白かったです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




しばらく小説を読んでいなかったのだけど、先日の伊坂幸太郎さんのアイネクライネナハトマジークを読んだら、なんとなくもう一冊読みたくなってしまいました。






選んだ本は中山七里さんの「テミスの剣」
犯罪者を捕まえる執念が非常に強いベテラン刑事と、若手の刑事のコンビが無罪の若者を殺人犯として送検してしまい、死刑確定ののちに自死してしまう冤罪事件とその後を描いた小説。
読み始めたら面白くて一気に読んでしまいました。

公式の概要は下記の通り。
本の概要
ドンデン返しの帝王、渾身の大作!
若手時代に逮捕した男は無実だったのか?
鳴海刑事は孤独な捜査を始めたが…社会派ミステリーに驚愕の真実を仕掛けた傑作。

豪雨の夜の不動産業者殺し。
強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。
だが5年後、刑事・渡瀬は真犯人がいたことを知る。
隠蔽を図る警察組織の妨害の中、渡瀬はひとり事件を追うが、
最後に待ち受ける真相は予想を超えるものだった!
どんでん返しの帝王が司法の闇に挑む渾身のミステリ。
解説・谷原章介







コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ