会社の決算日でした。
ホントこの1年間はいろいろありました。
いろんな意味で
3.11で大きく揺れ、
(当社では昨年度となる)10月迄で仮設住宅の建設もひと段落し、
復興に向けて緩やかに進んでいくのかと思った今年度でしたが…
10月の終わりには、昔お世話になった人の首吊り自殺があり、
昔お世話になった方の脳内出血があったのもその頃じゃなかったろうか。
こちらはお家にお見舞いに行って、割と早い段階で全快されて普通に仕事に復帰されています。
ようやくいろんな意味で落ち着いてきたかと思った1月には
渋ちゃんの急死があり、すごく落ち込みました。
仕事ではずっと売り上げの前年比で責められ、
5月から、渋ちゃんの抜けた穴を埋めるべく亀ちゃんが転勤してきました。
あ、亀ちゃんは良くやってくれています。
8月頃には若造の色んな事に立ち向かわず、上手くいかなくなると逃げてしまう所に嫌気がさして10月に辞めてもらう事にしました。
ただ、うまく行っていたある一つのお客さんの仮設住宅の追い焚き工事現場の件に関しては、
「しっかりやります。最後に任せて下さい。」
って事も言うし、お客さんんへ同行して打ち合わせた時の印象では、先方も全面的に信頼してくれている感じだったので、何とかこなしてくれると信じていました。
そして、毎日の行き先ボードにはそのお客さんの現場団地名が書かれておりました。(現場は数日ごとに新しい現場に移っていきます)
気仙沼の山の方がほとんどなので、softbannkのケータイが繋がりづらいのもしょうがないだろう…
都度々々の報告やミーティングでは、
いかに自分がそのお客さんに信頼されているか、
毎日次々と現場に行って建築屋さんと下請けさんの緩衝材となってトラブルを抑えているか
仮設住宅に住まれるユーザーさんとも上手くコミュニケーションを取っているので現場がうまく進んでいるのか
を、とうとうと語っていました。
全部嘘だったんです…
騙されていた僕がバカだったんです。
それがわかったのが19日の僕の誕生日の夜でした。
別件でお伺いしたそのお客さんのところで、現場もそろそろ終わるのでお礼だけでもと…
ところが先方が
「確かに任せ始めた時は全幅の信頼を寄せてましたが、この1ヶ月で完全に地に落ちました。所長にいうと大袈裟になってしまうと思って、遠慮してましたがそろそろ限界で、ご連絡しようと思っていたところでした。」
とのことでした。
衝撃的でした。
結局、この2ヶ月のほとんどを数日ごとに行き先だけ書いて無断欠勤して、一部の人の電話だけチョコチョコ出てやがったんですね。
で、最近はその電話にも出なくなって(電源切って)家で寝てやがったんです。
最近の若い子(とは言っても28かな)ってこんなもんなんでしょうかねぇ…
親も何にも言わないんですかね?
息子が毎日会社の車で帰ってきて家で寝ていて…
辞めていくような奴のいう事を、マトモに聞いていた僕がバカでしたね(笑)
最高の誕生日プレゼントを貰いました。
お陰で少しだけ賢くなれたかもしれません。
色々あった1年でした。
ま、でも、地震があった昨年度に比べれば随分穏やかだったと言えるかもしれません。
来年はもう少し穏やかでありますように
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