亡くなられた15,881人の方々のご冥福と、
未だ行方のわからない2,668人の方々の一日も早い発見を
心からお祈りするとともに、
そのご家族の皆様にお見舞い申し上げます。
僕はあの東日本大震災で家族も親戚もなくさず、
翌日以降津波の爪痕は沢山見たけど、実際の津波は見る事もなく、
福島第一原発事故の影響もほとんどなく、
家は壁が割れ、扉がへしゃげ、物が吹っ飛んで壊れ、住めなくなってしまたものの、
会社に居た為に命の危険を感じる事もありませんでした。
実際津波の映像を見たのは、地震から一週間以上経ってからの事だったと思います。
一日二日は携帯電話もろくに通じず、電気が通じたのは7日目くらいだったでしょうか。
マンションの高架水槽がやられたので、引っ越しが終わるまでの間には水道は使えませんでした。
昨日あたりから、テレビやラジオは東日本大震災一色だと思います。
結構な確率で発せられる言葉
「早いものであっという間に2年が過ぎました。」
ですが、
本当にあっという間だったのでしょうか。
大した被害にあっていない僕でさえ、自身の生活の立て直しと、仕事や諸々に挟まれて、
一日一日が長くて
まだ2年しか経っていない
って感じます。
もっと大変な被害に遭われ、あの時から時間が止まったまま一年以上を過ごし、ようやく前を向き始めたという方も少なくないと聞く事もあります。(まだ止まったままの方もおられる事でしょう)
テレビの番組は、色んな被災者のかたに寄り添うという事にして、被害話しを聞いて映像にして流しているのが多いと思います。
勝手に寄り添われたかたは辛いだろうけど、あの震災を忘れ去られてしまわない為には必要なのだとも思います。
似たような震災はまだまだ日本中の何処かで起こる可能性はとても高くて、今はあんまり関係無いと思っている人にも突然降りかかってくる事もあるのだから。
阪神淡路の時も
中越の時も
奥尻島に津波が押し寄せた時も
しばらくの間は地震や津波の怖さを覚えていても、時が経てばどんどん意識の中から風化してしまいます。
そんな事にならないように…
あまり見たくは無い映像ばかりが続きますが少しは見ておこうと思います。
長かった2年間ですが、
まだまだ復興と呼べるほど進んでいない所や問題が山積みです。
人気取りのその場しのぎの発言合戦ではなく、本当の弱者救済が進む事を祈ります。
僕は地震の後、
友人を含む知り合いの皆さんや、会社の皆さん、
ブログやネットで知り合った皆さんに助けられ、励まされました。
本当に感謝しています。
どうもありがとうございました。
そんな事は起こらない方がいいけど、皆さんに何かが起こってしまった時は、できる限り恩返しをしたいと思っています。
後、もう一つは
人生いつ何が起こるかわからないから、
自分に正直に
生きたいように生きて行こう
と、思っています。
最低限の責任や義務は果たさなくてはならないけれど、誤魔化したり、自分を騙して生きて行くのはやめよう
と思っています。
そんな僕ですが
これからもよろしくお願いします。
| Trackback ( 0 )
|