可哀想なたけぞーサン。またまたレポートを書かなきゃいけないそうだ。そして今回は面接も必至との事。レポートの題名は『経営における「ひと」「もの」「かね」について』だという。これをA4用紙2枚以内(以内といっても1枚や1枚半では「バカッ!! 」の一言で終わらされてしまう。やっぱり管理職って大変だなぁ
A4用紙2枚という事はワードの普通の設定で10.5ptの文字で40文字×36行×2枚-見出しや名前・日付で4行として計算すると、2,720文字だ。文章塾と違って実文字数何文字以内というのではないから実際には2,300文字~2,500文字位が用紙満タンの目安であろうか。
『経営における「ひと」「もの」「かね」について』をたった2,000文字くらいで書こうと思ったら、かなり気の利いたビジネス書の目次からパクってくるしかないな… しかし、一番の問題はその「かなり気の利いたビジネス書」というものがあるのかどうかという事だ
研修だ何だかんだで、色々なビジネス書・ビジネス理論というものに接する事もあるが、独りよがりで言い古された事を今風に焼きなおした物か、有り得ない状況をまさにその辺に転がっている話として拾い集めた物か、誰かの成功例をさも自分の手柄のように纏め上げた物というのがほとんどである
自分があんまり興味が無いからそのように見えるのか、仕事熱心じゃなく、素直じゃない上に人の言う事に耳を貸さないからそう思うのかは謎だけど同じように思っている人は結構居る筈だ。
なのに何故、あんなにビジネス書が売れるのか?それはきっと、今回のように「何かレポートを書かなきゃいけないけどめんどくせぇな…何か使えそうな話ねぇかな…?」とか「後輩に気の利いた事言わなきゃいけないけど、特にねぇよ。オレだって特に何にも考えずに日々仕事してるもん。こまったなぁ…」とかいう時に買ったり、「お偉いさんが何処かで聞きかじってきたのでオレも目次くらい読まなきゃ勉強不足とか言われちゃうよ~ 」というような理由で売れているのではないだろうか。
そもそも、あんな事(色々書いてある突拍子も無い事)を「よーし!やるぞ!!オレもこの通りにして業績上げてNo.1になったるんじゃぁ!!! 」とか思う人って居るのかしらん?
まぁ、異業種交流とか言ってバンバン出かけていく人もいるみたいだから結構居るのかな?やっぱり成功する人は違うんだなぁ
| Trackback ( 0 )
|