「王冠を賭けた恋」の兄の退位によって
英国王となったジョージ6世のお話し。
吃音って最初の言葉が重なるイメージだったんだけど、
こちらは、言葉が出てこないんだね。
喉まで来ているのに、口から出てこない。
コリン・ファースの演技は、とてもリアルだった。
随所に煙草を吸う場面が出てくる。
ジョージ6世の死因のひとつが肺ガンだったのを知っていれば
頷く場面だったんだろうなあ。
教師役・ジェフリー・ラッシュの台詞も
英語がわかれば
「オーストラリア訛」なのもわかったんだろうなあ。
ちょい残念。
国王と教師(正確には言語なんたら)。
反発し、支え合う、奇妙な友情は、
やがて国をも支える。
前後するけど。
(後の)ジョージ6世が戴冠から逃げたがるのも、
逃げられない姿にも涙だった。
個人的にはイヤなことでも、
公人として、王族としての使命は果たす。
兄は捨てて逃げ出しても、
彼は逃げ出さなかった。逃げ出せなかった。
高貴な人の義務は、たいへんなものだな。
ヘレナ・ボナム=カ-ターが
普通の人の役だった。
いや、高貴な身分の役ではあったけど、
人外ではなかったというか。
こういう役も合うよね。
長女エリザベスが、なんちゅーか、
こまっしゃくれた子供だった。
史実でもああいう台詞を言ったのか、
物語として、作ったのか。
どちらにしても「言いそう」だよね。
さまざまな感情、出来事が重なり合い、
ラストへの収束も見事なんだけど、
アカデミー賞、というのはどうなんだろう。
単館ロードショーの珠玉の小品、
の位置が合うと思うんだけどなあ。
英国王となったジョージ6世のお話し。
吃音って最初の言葉が重なるイメージだったんだけど、
こちらは、言葉が出てこないんだね。
喉まで来ているのに、口から出てこない。
コリン・ファースの演技は、とてもリアルだった。
随所に煙草を吸う場面が出てくる。
ジョージ6世の死因のひとつが肺ガンだったのを知っていれば
頷く場面だったんだろうなあ。
教師役・ジェフリー・ラッシュの台詞も
英語がわかれば
「オーストラリア訛」なのもわかったんだろうなあ。
ちょい残念。
国王と教師(正確には言語なんたら)。
反発し、支え合う、奇妙な友情は、
やがて国をも支える。
前後するけど。
(後の)ジョージ6世が戴冠から逃げたがるのも、
逃げられない姿にも涙だった。
個人的にはイヤなことでも、
公人として、王族としての使命は果たす。
兄は捨てて逃げ出しても、
彼は逃げ出さなかった。逃げ出せなかった。
高貴な人の義務は、たいへんなものだな。
ヘレナ・ボナム=カ-ターが
普通の人の役だった。
いや、高貴な身分の役ではあったけど、
人外ではなかったというか。
こういう役も合うよね。
長女エリザベスが、なんちゅーか、
こまっしゃくれた子供だった。
史実でもああいう台詞を言ったのか、
物語として、作ったのか。
どちらにしても「言いそう」だよね。
さまざまな感情、出来事が重なり合い、
ラストへの収束も見事なんだけど、
アカデミー賞、というのはどうなんだろう。
単館ロードショーの珠玉の小品、
の位置が合うと思うんだけどなあ。