美しくすぎて溜め息しか出ない。
1幕は出会いと情熱的な恋の踊り、
2幕は穏やかで甘やかな踊りが未来の絶望を予感させ、
アルマン父の懇願でマルグリットが実を引く。
3幕は激情の黒のパ・ド・ドゥ。
香気漂う舞台にクラクラした。
チケット代があまりにも高くてかなり悩んだけど、
やっぱり行って良かった。
モローはすごくパリオペ臭い。
こういう一種のエグ味(エスプリともいう)のあるダンサーは少なくなったなあ。
オーレリーももちろん美しい。
モローは正面顔より横顔の方が美しいな。
難しいリフトがすごく流麗。
アニエスとペッシュだったかの時は
「ペッシュ頑張れ」強く思ったもんだわ。
ミカエル・ドナールのアルマン父も素晴らしかった。
マルグリットをさり気なく、でも強く拒んでいたのに
彼女の真実の気持ちを汲み取り、頭を撫でるところで涙。
その暖かい気持ちを受け取ったから
マルグリットはアルマンと別れる決心をしたんだな。
ただ、黒のパ・ド・ドゥがとてもドラマチックで盛り上がるので、
その後はえらく蛇足な印象。
劇中劇のマノンは運命を暗示する効果は低いんじゃ?
ロミジュリで成功したからこっちも的な?
ただ彼らが踊る時間がないと主演ダンサーが死んでしまうな。
マルグリットは高級娼婦なんで蔑まれるけど、
アルマンの誘いにホイホイのる貴族のお嬢様だって
似たようなもんじゃんかー。ねー。
パケット降板の時の2幕からの代役シャイエも確認。
見た目は真風っぽいる
そう思うのは、劇団押しがありありとわかる面長な(←ここ重要)若手だからか。
コラサントのクッキリとした踊りは好印象。
私が見たエスパーダのデュケンヌは
暗がりで踊ってばかりで、
シャイエのガストンより出番が少ないけど、
役の番手は上みたいだね。
揉み上げは無かった。
エスパーダは付けてたか。
なんとなくフレンチなガリムーリンだね。
それにしても、ピアノの音が耳から鱗だった。
正しい音はこれなのかと。
ノイマイヤーの指示だろうから
生ピアノじゃないといけないんだろうけど、
NBS公演に限ってはテープ演奏での上演を認めてほしいなあ。
【配役等】
マルグリット:オレリー・デュポン
アルマン:エルヴェ・モロー
デュヴァル氏(アルマンの父):ミカエル・ドナール(ゲスト・エトワール)
マノン・レスコー:エヴ・グリンツテイン
デ・グリュー:クリストフ・デュケンヌ
プリュダンス:ヴァランティーヌ・コラサント
ガストン:ヴァンサン・シャイエ
オランプ:レオノール・ボラック
公爵:ローラン・ノヴィ
N伯爵:シモン・ヴァラストロ
ナニーナ(マルグリットの侍女):クリスティーヌ・ペルツェー
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:ジェームズ・タグル
ピアノ:エマニュエル・ストロセール、フレデリック・ヴェス=クニテール
音楽:フレデリック・ショパン
振付・演出:ジョン・ノイマイヤー(1978年)
美術・衣装:ユルゲン・ローゼ
照明:ロルフ・ヴァルター
第1幕 18:30 - 19:20
【 休憩 20分】
第2幕 19:40 - 20:20
【休憩 20分】
第3幕 20:40 - 21:25
1幕は出会いと情熱的な恋の踊り、
2幕は穏やかで甘やかな踊りが未来の絶望を予感させ、
アルマン父の懇願でマルグリットが実を引く。
3幕は激情の黒のパ・ド・ドゥ。
香気漂う舞台にクラクラした。
チケット代があまりにも高くてかなり悩んだけど、
やっぱり行って良かった。
モローはすごくパリオペ臭い。
こういう一種のエグ味(エスプリともいう)のあるダンサーは少なくなったなあ。
オーレリーももちろん美しい。
モローは正面顔より横顔の方が美しいな。
難しいリフトがすごく流麗。
アニエスとペッシュだったかの時は
「ペッシュ頑張れ」強く思ったもんだわ。
ミカエル・ドナールのアルマン父も素晴らしかった。
マルグリットをさり気なく、でも強く拒んでいたのに
彼女の真実の気持ちを汲み取り、頭を撫でるところで涙。
その暖かい気持ちを受け取ったから
マルグリットはアルマンと別れる決心をしたんだな。
ただ、黒のパ・ド・ドゥがとてもドラマチックで盛り上がるので、
その後はえらく蛇足な印象。
劇中劇のマノンは運命を暗示する効果は低いんじゃ?
ロミジュリで成功したからこっちも的な?
ただ彼らが踊る時間がないと主演ダンサーが死んでしまうな。
マルグリットは高級娼婦なんで蔑まれるけど、
アルマンの誘いにホイホイのる貴族のお嬢様だって
似たようなもんじゃんかー。ねー。
パケット降板の時の2幕からの代役シャイエも確認。
見た目は真風っぽいる
そう思うのは、劇団押しがありありとわかる面長な(←ここ重要)若手だからか。
コラサントのクッキリとした踊りは好印象。
私が見たエスパーダのデュケンヌは
暗がりで踊ってばかりで、
シャイエのガストンより出番が少ないけど、
役の番手は上みたいだね。
揉み上げは無かった。
エスパーダは付けてたか。
なんとなくフレンチなガリムーリンだね。
それにしても、ピアノの音が耳から鱗だった。
正しい音はこれなのかと。
ノイマイヤーの指示だろうから
生ピアノじゃないといけないんだろうけど、
NBS公演に限ってはテープ演奏での上演を認めてほしいなあ。
【配役等】
マルグリット:オレリー・デュポン
アルマン:エルヴェ・モロー
デュヴァル氏(アルマンの父):ミカエル・ドナール(ゲスト・エトワール)
マノン・レスコー:エヴ・グリンツテイン
デ・グリュー:クリストフ・デュケンヌ
プリュダンス:ヴァランティーヌ・コラサント
ガストン:ヴァンサン・シャイエ
オランプ:レオノール・ボラック
公爵:ローラン・ノヴィ
N伯爵:シモン・ヴァラストロ
ナニーナ(マルグリットの侍女):クリスティーヌ・ペルツェー
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:ジェームズ・タグル
ピアノ:エマニュエル・ストロセール、フレデリック・ヴェス=クニテール
音楽:フレデリック・ショパン
振付・演出:ジョン・ノイマイヤー(1978年)
美術・衣装:ユルゲン・ローゼ
照明:ロルフ・ヴァルター
第1幕 18:30 - 19:20
【 休憩 20分】
第2幕 19:40 - 20:20
【休憩 20分】
第3幕 20:40 - 21:25