第2回浅野恭司原画展を見に
古河に行ってきました。
「進撃の巨人」や「サイコパス」などを手がけた
浅野恭司さんが古河出身とのことです。
原画展は無料です。
会場は2つに分かれていて、
まずは歴史博物館へ。
駅から15分ぐらい。
ポストカードがもらえます。
こちらは「進撃の巨人」と「水曜どうでしょう」。
進撃は単行本付録DVDの原画が主です。
水どうは、ヒゲの白雪姫の踊りが一連で展示。
気持ち悪いけど可愛い。
原画に描かれた文字を見ると
浅野さんもかなりネタ出しをしているみたいです。
原画展は無料ですが、
せっかくなので有料の常設展も見てきました。
これがすごく面白かったです!
古河藩家老の鷹見泉石は蘭学者で、
海外事情通であり、
藩主が幕府要職に就いていたため
幕府に対し様々な意見書を提出、
それが開国の方針の基礎となったとか。
さらには藩主が京都所司代のときには
大塩平八郎の乱を鎮圧の指揮をとる。
八面六臂の大活躍です。
彼が集めた資料も興味深いのですが
その資料の修復方法も実に面白い!
展示の文字が小さめだったので
ガラスに張り付いて目を凝らして読みました。
古河藩医河口信任は「解体新書」より前に解剖を行い
「解屍編」を発行。
眼球の解剖は彼が初めてだったとあったような。
それまでは獄吏が解剖するのを眺めるだけで
医師自らの解剖は日本初に近いぐらい。
そのために解剖刀を作成。
その実物が展示されています。
そのほかにも、土偶があったり、
近代の産業機械があったり
いろんな展示がありました。
女流南画家・奥原晴湖の作品や、
なんと!河鍋暁斎の絵もあります。
有料でも400円ですので、お時間のある方は
ぜひお立ち寄りを。
ついでなので、近場にあった鷹見泉石記念館へ。

中を見たかったけど、イベント開催中で外から眺めるだけ。
なんか、女性中心のヨガ教室っぽいことをやっていたような。
奥原晴湖画室「繍水草堂」も敷地内にあり。
原画展関連グッズは「お休み処 坂長」で販売。
1日に販売する数が決まっているらしく
お昼過ぎに行ったら進撃関連は殆ど
「本日分は終了しました」と書かれていました。
せっかくなので水どうバッチを一つ購入。
中が見えない袋に入っています。
出てきたのは・・・

座頭藤!
古河特産品も買えます。

桃ジュース!
もうひとつの会場は「街角美術館」。
こちらには「PSYCHO-PASS」と「鬼灯の冷徹」の原画と
フィギュアの展示がありました。
パネルは撮影可。
ちょっと時間があるので、お隣の篆刻美術館へ。

漢詩の素養があればこの小さい四角の中に
世界が凝縮されているのがわかるんだろうけど
素養が無い私には判子にしか・・・。
でも2階のVTRは面白かった。
名人が彫っている姿にゾクゾクしました。
時間切れでお城関係は回れませんでしたが
楽しい時間でした。