きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「WEST SIDE STORY」(宝塚宙組)

2018年01月21日 | 宝塚(宙組)


新演出はテンポが悪くて緊張感に欠ける。
訳(台詞、歌詞)はかなり変わった。
有名な原作だから元の英語を知っている部分もあるけど、
アレがコレかい、と思う時も。

私の盛り上がりポイントと新訳がどうにも合わず、少し不燃焼。
映画と全く同じにしてとは言わないけれど、
「殺したのは銃弾ではなく憎しみ」あたりの間延びがどうにも違う。
畳み掛けなきゃ。
マリアの振り切りが足りないわー。

ヅカ側の演出家は稲葉君。道理でー。
版権がんじがらめだから誰がやっても同じ、
というわけじゃないんだな。

んじゃ、紫のスカートの下が橙のペチコートの組み合わせや
全体的に装飾過剰な衣装は河底さんなのかな。
(と思うと有村さんの時があったりするけど)
(後日確認します)
ペチコートが過剰なので
ダンサーの足が見辛いよ。
せっかくの見せ場が。

それとも、ジョーイじゃない、
あちら側の演出家の感性なのかなあ。

踊りは殆ど変わっていない。

装は一新。
さすがに20年前の衣装は使えないか。
女性はみんな同じ型でタイトなワンピがいない。
つまらん。

真風はさすがの貫禄、存在感。
まどかちゃんは真風の芝居に良く合っている。
パーティのドレスがゴージャスでビビった。
そらちゃんアニタ、上手いわ。
月組大劇場の時はじゅりぴょんがダークホースすぎて
上演中なのにプログラムをめくる音がすごくしたのを思い出したりー。
そらちゃんは男役だとファニーフェイスだけど、
女役だと美人なお姉さまだった。

キキちゃんはチンピラの頭の存在感がちょっと薄いな。
リカちゃんが脳裏に焼き付いている私だから
そう思うのも仕方が無いか。
顔が小さいな-。

ずんは歌が弱く、この位置の芝居の貫禄が足りない。
トニーのダチ感がもうちょい欲しいなあ。

チノのりくちゃん、
アクションのもえこちゃんの芝居が良かった。

すっしーは脚が長い。

出演者みんなが顔マイクだった?
大人組はどうだっけ?
若者男子はみんな顔マイクだよね。
そのせいか全体的に声がキンキンしていたな。
私が年を取って若い人の高い声がキンキンに聞こえるのかな。

体育館の場面とか、
全員が女とは信じられないよねー。


カテコは3列入れ替わりじゃなく、
アニタ中心のシャーク、リフ中心のジェット、大人4人、ベルナルド、マリアが踊り継ぎ、トニーが歌う。
プレお披露目だから劇団側が頑張ったのかな。


真風挨拶は
「平和と愛を願う気持ちが皆様に届きますように」
みたいなかんじ。


指揮は、一幕は井上さん。新しい方かな?
二幕は御崎先生。


私の思うWSSとは少し違ったけど
真風率いる宙組の一体感はありました。


ロビーでは今までの上演記録や






真風のキャリア紹介の写真もありました。

コメント
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