きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート」

2019年10月11日 | ライブ・コンサート・音楽・トークショー


12日17時公演を取っていたのですが
台風のために公演中止。
慌てて本日夜公演の当日券に並びつつ
おけぴをチェックしていたら
チケットを譲っていただけました。
ありがとうございました!

第一部は密告まで。
壮麻さんの低音がすげー。
ユダはガラス細工でも、
精神崩壊でなくてもいいんだわん。
知ってたけど。

晩餐の「あなたのためだ!」と言われ
ユダに肩に手を置かれたジーザスは後退ります。
そこまで拒否ってたのに、
ユダが兵士を連れてきたら、
ジーザスからユダにガバッと抱きつきます。
そういうのも、いいねえ。

舞台は金属パイプがジャングルジム的な3段重ね。
それぞれの階にミュージシャン。
カヤパは下手3階、
ヘロデは上手3階で待機。
自分の番で下に降りてくる。
つまり成河さんは第一部全部と
第二部8割は椅子に座って、役のまま待機。

映画とかDVDで聞いてはいたけど、
こうして生で聞くと
英語のイントネーションに合わせた曲なんだなあ。
楽器生演奏も迫力ありました!

なんだか謎のノリの人たちがいました。
コンサートだからそれでもいいんだろうけど。
OP、客席から登場したアンサンブルに煽られ立ち上がる人続々。
ジーザスが出たらあっという間に座る。
どういう方向に持っていきたいんだ?

仏版ロミジュリもだけど、
本国版は原典の破壊から新規創造が売りなのに、
それを日本に持ってくると、
そこからまた原典回帰になるのが面白いね。
素養がないと原典が新鮮に感じるのかな。
カリスマ性がないジーザスの方が
この版の正解なんだろうね。

訳詞は、かなりアレだった。
現代性を目指したのかな。
舞台を見ながら聞きながら
頭の中で四季版の訳詞に変換してたので
あまり気にならなかったわ。


【出演者】
ジーザス・クライスト:デクラン・ベネット
イスカリオテのユダ:ラミン・カリムルー
マグダラのマリア:ジョアンナ・アンピル
ヘロデ王:成河
カヤパ:鈴木壮麻
ペテロ:テリー・リアン
ピラト:ロベール・マリアン
シモン:海宝直人
アンナス:アーロン・ウォルポール

アンサンブルアーティスト
原田真絢、春日希、小島亜莉沙、湊陽奈、新井海人、チャンヘ、今村洋一、武藤寛


作詞:ティム・ライス
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
演出:マーク・スチュアート
音楽監督:八幡茂
美術:岩本三玲


場内のパネル。



サイン入り。
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