きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ジョン万次郎の夢」

2023年03月18日 | 劇団四季


生の舞台は初めて。ジョン万の話をわかりやすく簡潔に。
ファミミュは肩に力が入ることなく楽しく見られるのがいいね。
開口を念頭に作られているので台詞のカクカク感がないのも良い。

和船で漂流の怖さも伝わってきて。

万次郎の前向きな情熱は子供に見て欲しいよね。
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「うたかたの恋/ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-(2回目)」宝塚花組

2023年03月12日 | 宝塚(花組)


花組うたかた2回目。
指輪の日付もないのか。
あれは初エッチ記念ではなく、
ふたりが「結婚」した日として刻んだのだと思うのだけど。
ハプスブルク、「エリザベート」に関する雑学の枝葉が多すぎる気がする。
柴田先生の古式ゆかしい雰囲気がかなり薄まって
私のツボは外れている。

けど、小柳版の方がルドルフの心の動きがわかりやすいかな?

指輪の文字
In Liebe vereint bis in dem Tode=死の後まで愛によりて結ばれん

うたかたも再演が多いから、
誰の主演が基準かそれぞれあると思いますが、
私はマミ檀版なので、
厳しい顔で「帰ることのない旅だ」から
フッと笑って「お前も」となるのが最高に好きで、
その間のマリーの衝撃から笑顔も大好きなんだけど、
今回はそこの尺が短いよね。

マミ檀版は生では見てないけど、
見ている回数がダントツに多いので、
こうして舞台を見ていても、
ときどきケロの幻影が見えてしまう。

今回はルドルフの死の影は濃く、
政治的部分も含めた閉塞感より、
すでにトートに魅入られているような。

その辺を含めて、宝塚版「エリザベート」観劇が前提なかんじで、
マリーは単純に引き込まれたというのか、
もっとマリーの意思でルドルフの孤独に殉ずる部分が見えれば、
と思うけど、それは私のマミ檀好きだからなんだろうな。


ショー。
ロケットSが「阪急交通社」

中詰で
あすかちゃん、ひとこちゃんが「阪急交通社」
マイティが歌詞に「阪急交通社」を入れ込み、
「旅行土産にどうぞ」とムチュ〜ってかんじの熱い投げキッス、客席歓声。
後半のどこかでマイティ、僕と南の島に行きませんか?
れいまどは言ってないような。

カテコ挨拶で、カレー。
規制も緩和されつつあります。
遠くでも近場でも、阪急交通社でお出かけください。

阪急貸切公演でした。

カレーがすごく痩せてる。
肉とか食べて!

カレーの踊りの美しさは、
マラーホフの踊りを見た時の感銘を思い出すかな。

マックザナイフの歌の時は、
それぞれの芸名が歌詞に入っているのね。

良いショーだけど、盛りだくさんすぎて見ていて疲れるね。
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3/11めも

2023年03月11日 | 小山卓治

今年初めて行くライブ!
今年初のハーネス!


今日は新曲が5曲。
激しくシャウトするとか
叫ぶとかではないけれど、
どの曲もスッと身体に入っていた。

変わらぬ小山さんの言語で、
いまの小山さんだからの曲。

「恋の歌」も違和感がない。

声も良く出ていました。

アンコールでは「ハヤブサよ」も。


ともえ庵の月替わりは桜白玉。
桜の香りがする〜。




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かに道楽

2023年03月11日 | 美味しいもの
かにが食べたくなりました。
かに道楽に行きたくなりました。
値段のこともあるし、
友人をどう誘うかを考えて面倒になったので
一人かに道楽を決めてきました。

西新宿五丁目店に行きました。


箸置きもかにだ!


基本は「明美 (めいび)」で。


籠盛(かに酢・かにみそ・炊合せ)









ホジホジでホジホジ。
かにみそがメチャクチャ美味い!!

コース外から追加したコロッケ




かに茶碗蒸し




かに湯葉シュウマイ




かに天ぷら


かにバッテラ寿司


吸物


満足!
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「無法松の一生(阪東妻三郎版)(午前十時の映画祭12)」

2023年03月11日 | 映画


今回のリマスター版?作成に関する短編映像付き。

瑞々しい映像がとても美しい。
誰かを思う気持ちの尊さよ。

身分の壁がくっきりあるので、
奥方と車夫が寄り添っていても、
誰も淫らなことは言わないのよね。
車夫側は実は、にしても、
そうならないのが良い。
奥方の気高さが曇らない。

阪妻は白塗りだと正和似で、
無法松の豊かな表情は目黒さん似で、
ときどき見せるシリアスな顔が亮さん似で、
かの兄弟の父だなあ、と思う。

トーキーになったとき声の高さで人気を失ったらしいけど、
声の通りがよく台詞は明瞭。

奥方役の方は広島で原爆症で亡くなられたのね。
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「うたかたの恋/ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-(1回目)」宝塚花組

2023年03月09日 | 宝塚(花組)
花組うたかた、演出の新旧の相違点にとまどう。
死の床が花で飾られていない!

前半は、なんというか、
「正規ルート」に戻るまでの寄り道が多いかんじ。
「エリザベート」観劇済みを前提に、
ルドルフの政治的立場を深掘りしてるような。

ルドルフの孤独はくっきりするし、
意図は良くわかるし、
大劇場用に役を増やす必要もわかるけど、
2人の恋までが遠い。
まだ始まらないのか、と。

れいまどのラブラブぶりはとても良い。
青春の輝きのマリーは、
すでに死の影に覆われているルドルフには
束の間の希望だったのだろう。
その彼に応えたマリー。

新演出にまだまだ戸惑っているけど、
カレーにルドルフは大正解。
大階段のオープニングにため息。

「フェルディナンド、ハプスブルクを、頼む、、、」

って、応天のラストの
「俺たちの戦いはこれからだ、ってさ、太宰府、、、」
みたいなかんじよね。
サラエボ・・・・・・

衣装がかなり新調?
OPのドレスとか?

開演前に携帯電話は電源を切って仕舞って、
と蛍ちゃんが注意の練り歩き。
「撮影不可になった?」と思ったけど、
芝居は開演前の吊ものがないからかな。
オープニングは赤い大階段で撮影するものがないよね。

大事なことは、3回言うのがテラタキソング。


香水ショー。
サイトー君がいるからあまり目立たないけど、
野口君も性癖丸出しだよね。
解釈一緒なのが悔しい。
カレーのスーツとかさ、
もう、そのとおり、正解!ってかんじ。

香水がテーマだからおフランスっぽいのかしら、
と思ったら、ゴテゴテのアメリカでした。

曲のセレクトでしては月組の「With A Song in my Heart」に近いイメージ。
アレとアレとコレ的な。
しかし、中華っぽい場面で「『夜来香』かねえ」と思ったら虞美人草!
さすがヅカオタ!
「マックザナイフ」はみきちゃんが歌っていたよなあ、
からの、宝塚讃歌で〆る。
偉いよ!

最初の男役の白ダルマとか、
ロケット衣装の裾とかシースルーなタイツとか、
ふわっと広がるドレスなのにスリットとか、
ステッキとか、燕尾服とか、
野口君、好きだよねえ。
私も好きだけど!
大物量作戦がMGMミュージカル的なのがいいんだよ!

ボートの場面(?)は、
可愛い娘役ちゃんたちから始まるのがすっごく良かったよ!

出演者も、誰もが素晴らしいんだけど、
もはや個別に書く気力なし。

カレーがさ、リフトが終わってまどかちゃんを降ろす時が、
そーっと、ってかんじで、
すごく優しくて甘やかなのがいいよね!

キラルのあーちゃんのドレスに
パニエ(?)を入れた魔改造も驚いた。




カレーが投げキッスとか、
客席に対してたくさんなにかしてるけど、
元からの仕様なのか、今日はなにかあるのか。
投げキッスに被弾したら脳味噌が蒸発するよなあ。

扇は2階席でも振る人がいらっしゃって。
愛情溢れる空間でした。

指揮は佐々田先生。


【配役】ルドルフ:柚香 光
マリー・ヴェッツェラ:星風 まどか
ジャン・サルヴァドル:水美 舞斗
ジェシカ:美風 舞良
ロシェック:航琉 ひびき
ロイス公爵:舞月 なぎさ
ゼップス:和海 しょう
エリザベート:華雅 りりか
フリードリヒ公爵:羽立 光来
フェルディナンド大公:永久輝 せあ
ステファニー:春妃 うらら
クラウス警視総監:紅羽 真希
フランツ・ヨーゼフ:峰果 とわ
ホヨス伯爵:帆純 まひろ
ヴェッツェラ男爵夫人:凛乃 しづか
ターフェ首相:高峰 潤
支配人:春矢 祐璃
シュラット夫人:糸月 雪羽
ブラットフィッシュ:聖乃 あすか
フィリップ皇子:一之瀬 航季
警官:和 礼彩
マリンカ:咲乃 深音
警官:龍季 澪
クライス:翼 杏寿
クロード:侑輝 大弥
ベッセル:太凰 旬
ツェヴェッカ伯爵夫人:鈴美梛 なつ紀
ハンナ・ヴェッツェラ:三空 凜花
ラリッシュ伯爵夫人:朝葉 ことの
ジョルジュ:希波 らいと
ミッツィ:詩希 すみれ
ハンス:海叶 あさひ
ハムレット:天城 れいん
マリー・ヴァレリー:都姫 ここ
エヴァ:愛蘭 みこ
ソフィー・ホテック:美羽 愛
モーリス大尉:美空 真瑠
ミリー・ステュベル:星空 美咲
クリューガー:夏希 真斗
劇場係:鏡 星珠
オフィーリア:七彩 はづき
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「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

2023年03月05日 | 映画
目まぐるしくて
話についていけなかった。
楽しくはあったけど。

ミシェル・ヨーの演技は
前評判通り、とても素晴らしかった。

マルチバースのうち、ひとつが
人間が、生物がいない世界の岩、というのが
奇想天外すぎてすばらしかった!

暗い街のスターとマネージャーの話(?)は
かつての香港映画のような雰囲気で
懐かしかった。

見ていて思い出したのは
明智抄の「サンプル・キティ」でした。
どんな世界でも、母と娘、なんだね。
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「バレエ・リュス・ガラ」/NBAバレエ団

2023年03月05日 | バレエ・ダンス


「レ・シルフィード」
振付:ミハイル・フォーキン/再振付:セルゲイ・ヴィハレフ/
音楽:フレデリック・ショパン/美術・衣裳:アレキサンドル・ベヌア
詩人:刑部星矢
マズルカ:野久保奈央

とても美しくポエジー。
精霊たちの体重を感じさせない踊りに魅入るばかり。
群舞もとても揃っており、
首から肩、腕のラインが美しい人ばかり。
音楽にも綺麗に乗っていた。
とても素敵でした!


「アポロ」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー/
ゲストバレエマスター:ベン・ヒューズ
アポロ:高橋真之

目当ての演目はこちらの「アポロ」でした。
抜粋ではなく女神3人が出る「アポロ」はかなり久しぶり。
音が視覚化されたような踊りはまさにバランシンでした。
古典ではない、バランシンの言語が舞台か流れて来ました。
感動!
女神3人の違いもクリア。
ありがとうございました!としか言えない。
これを最初に見たのはニーナのガラで
キスラーとニラスだったな。


「ダッタン人の踊り」
振付:ミハイル・フォーキン/復元:セルゲイ・ヴィハレフ/
音楽:アレキサンドル・ボロディン/美術・衣裳:ヴィチェスラフ・オクーネフ
ダッタン人の隊長:北爪弘史


豪快で華やか!
男性ダンサーの迫力のある踊り、
女性ダンサーの艶やかな踊り、
団体になるととてもパワフルでした!


100年以上前の人と同じ演目を見ているんだなあ。
なんか不思議。
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羽根木公園の梅

2023年03月05日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
今年の梅は羽根木公園!
初台の新国立劇場へ行く前に寄りました!

























いろとりどり!
美しかった!
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「〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉Edition 2023」/ハンブルク・バレエ団

2023年03月02日 | バレエ・ダンス




振付・演出・語り:ジョン・ノイマイヤー
※『作品100―モーリスのために』以外すべて抜粋上演。

-第1部-
「キャンディード序曲」
『バーンスタイン・ダンス』より
スー・リン - クリストファー・エヴァンス
グレタ・ヨーゲンズ - ヤコポ・ベル―シ
菅井円加 - フェリックス・パケ、ほか

「アイ・ガット・リズム」
『シャル・ウィ・ダンス?』より
イダ・プレトリウス - アレッサンドロ・フローラ、ほか

「くるみ割り人形」
マリー:アリーナ・コジョカル
ギュンター:マティアス・オベルリン
ルイーズ:アンナ・ラウデール
ドロッセルマイヤー: ボリヤ・ベルムデス、 クリストファー・エヴァンス
ほか

「ヴェニスに死す」
シルヴィア・アッツォーニ、クリストファー・エヴァンス、
カレン・アザチャン

「シルヴィア」
シルヴィア:菅井円加
アミンタ:アレクサンドル・トルーシュ

「アンナ・カレーニナ」
アンナ・カレーニナ:アンナ・ラウデール
アレクセイ・ヴロンスキー:エドウィン・レヴァツォフ
キティ:エミリー・マゾン
リョーヴィン:アレイズ・マルティネス
労働者:カレン・アザチャン

「椿姫」
マルグリット:アリーナ・コジョカル
アルマン:アレクサンドル・トルーシュ

「クリスマス・オラトリオⅠ-Ⅵ」
クリストファー・エヴァンス、パトリシア・フリッツァ、
パク・ユンス、ラセ・カバイエロ、シャーロット・ラーゼラー、
ヤコポ・ベル―シ、ほか

-第2部-
「ニジンスキー」
ヴァスラフ・ニジンスキー: アレイズ・マルティネス
ロモラ・ニジンスキー:ヤイサ・コル
スタニスラフ・ニジンスキー:ルイ・ミュザン
ブロニスラヴァ・ニジンスカ:パトリシア・フリッツァ
ペトルーシュカを踊るニジンスキー:クリストファー・エヴァンス
ほか

「ゴースト・ライト」
シルヴィア・アッツォーニ - アレクサンドル・リアブコ
マティアス・オベルリン - ダヴィッド・ロドリゲス
菅井円加 - ニコラス・グラスマン、ほか

「作品100―モーリスのために」
エドヴィン・レヴァツォフ - アレクサンドル・リアブコ

「マーラー交響曲第3番」
菅井円加、カレン・アザチャン、ほか

◆上演時間◆
第1部 19:00~20:15
休憩 20分
第2部 20:35~21:45


ノイマイヤーの半生をからめた作品集みたいなかんじ。
コンパクトにいろんな作品が詰まってました。

コジョカルの椿姫がドラマティック。
身体もまだまだ動く。

菅井さんて、なんだろう、「好きなダンサー」というより、
「惚れてまうがなーっ!」ってかんじよね。

ノイマイヤー作品の中でも濃い物語バレエの抜粋が切れ間なく続くので、
なんだか耐久レースみたいだったよ。
全部ノイマイヤーというのは贅沢だけど、
息継ぎの隙がなかった。

ノイマイヤー作品は、物語バレエも良いけど、
団体の群舞も良いよね。
群舞の方がノイマイヤー言語が明確に見えるような気がする。


進行ナレはノイマイヤー本人でした。

ノイマイヤーってジョーダンス寄りだなあ、
と思うことがあったけど、
冒頭の出身地などで理由がわかったわ。

「自分の半生で作品を作る」が、
ノイマイヤーだとこうで、
ベジャールだとくるみ、と思うと、
カラーの違いがよくわかるね。


ハンブルク・バレエ団は、
NBS前は大手ではないプロモーター絡みのためか(ちょい濁すよ)、
昔からチケ代が高くて。
Rハッターが発表されたとき
「ヅカなんか」とか全否定されるかなと戦々恐々でしたが、
「こんな安いチケ代でハンブルクのダンサーが見られる!」の
喜びの声しか聞こえなかった記憶。
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「崖の上のスパイ」

2023年03月01日 | 映画


崖の上を歩くような、
ハラハラとドキドキがずっと続きました。

誰がどちらの陣営はわかりやすいのですが、
キーになる人が帽子有り無しで印象が変わるので、
そこはわかりづらかった。

作戦としては成功したけど、
目的の「日本軍の悪事を暴く」には
繋がらなかったかな。

反日、中国共産党、ソ連が
繋がっているような設定は
いまの中国的にはOKなのかな。

雪景色ばかりで見ていて寒かった。
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