振付・演出・語り:ジョン・ノイマイヤー
※『作品100―モーリスのために』以外すべて抜粋上演。
-第1部-
「キャンディード序曲」
『バーンスタイン・ダンス』より
スー・リン - クリストファー・エヴァンス
グレタ・ヨーゲンズ - ヤコポ・ベル―シ
菅井円加 - フェリックス・パケ、ほか
「アイ・ガット・リズム」
『シャル・ウィ・ダンス?』より
イダ・プレトリウス - アレッサンドロ・フローラ、ほか
「くるみ割り人形」
マリー:アリーナ・コジョカル
ギュンター:マティアス・オベルリン
ルイーズ:アンナ・ラウデール
ドロッセルマイヤー: ボリヤ・ベルムデス、 クリストファー・エヴァンス
ほか
「ヴェニスに死す」
シルヴィア・アッツォーニ、クリストファー・エヴァンス、
カレン・アザチャン
「シルヴィア」
シルヴィア:菅井円加
アミンタ:アレクサンドル・トルーシュ
「アンナ・カレーニナ」
アンナ・カレーニナ:アンナ・ラウデール
アレクセイ・ヴロンスキー:エドウィン・レヴァツォフ
キティ:エミリー・マゾン
リョーヴィン:アレイズ・マルティネス
労働者:カレン・アザチャン
「椿姫」
マルグリット:アリーナ・コジョカル
アルマン:アレクサンドル・トルーシュ
「クリスマス・オラトリオⅠ-Ⅵ」
クリストファー・エヴァンス、パトリシア・フリッツァ、
パク・ユンス、ラセ・カバイエロ、シャーロット・ラーゼラー、
ヤコポ・ベル―シ、ほか
-第2部-
「ニジンスキー」
ヴァスラフ・ニジンスキー: アレイズ・マルティネス
ロモラ・ニジンスキー:ヤイサ・コル
スタニスラフ・ニジンスキー:ルイ・ミュザン
ブロニスラヴァ・ニジンスカ:パトリシア・フリッツァ
ペトルーシュカを踊るニジンスキー:クリストファー・エヴァンス
ほか
「ゴースト・ライト」
シルヴィア・アッツォーニ - アレクサンドル・リアブコ
マティアス・オベルリン - ダヴィッド・ロドリゲス
菅井円加 - ニコラス・グラスマン、ほか
「作品100―モーリスのために」
エドヴィン・レヴァツォフ - アレクサンドル・リアブコ
「マーラー交響曲第3番」
菅井円加、カレン・アザチャン、ほか
◆上演時間◆
第1部 19:00~20:15
休憩 20分
第2部 20:35~21:45
ノイマイヤーの半生をからめた作品集みたいなかんじ。
コンパクトにいろんな作品が詰まってました。
コジョカルの椿姫がドラマティック。
身体もまだまだ動く。
菅井さんて、なんだろう、「好きなダンサー」というより、
「惚れてまうがなーっ!」ってかんじよね。
ノイマイヤー作品の中でも濃い物語バレエの抜粋が切れ間なく続くので、
なんだか耐久レースみたいだったよ。
全部ノイマイヤーというのは贅沢だけど、
息継ぎの隙がなかった。
ノイマイヤー作品は、物語バレエも良いけど、
団体の群舞も良いよね。
群舞の方がノイマイヤー言語が明確に見えるような気がする。
進行ナレはノイマイヤー本人でした。
ノイマイヤーってジョーダンス寄りだなあ、
と思うことがあったけど、
冒頭の出身地などで理由がわかったわ。
「自分の半生で作品を作る」が、
ノイマイヤーだとこうで、
ベジャールだとくるみ、と思うと、
カラーの違いがよくわかるね。
ハンブルク・バレエ団は、
NBS前は大手ではないプロモーター絡みのためか(ちょい濁すよ)、
昔からチケ代が高くて。
Rハッターが発表されたとき
「ヅカなんか」とか全否定されるかなと戦々恐々でしたが、
「こんな安いチケ代でハンブルクのダンサーが見られる!」の
喜びの声しか聞こえなかった記憶。