きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉Edition 2023」/ハンブルク・バレエ団

2023年03月02日 | バレエ・ダンス




振付・演出・語り:ジョン・ノイマイヤー
※『作品100―モーリスのために』以外すべて抜粋上演。

-第1部-
「キャンディード序曲」
『バーンスタイン・ダンス』より
スー・リン - クリストファー・エヴァンス
グレタ・ヨーゲンズ - ヤコポ・ベル―シ
菅井円加 - フェリックス・パケ、ほか

「アイ・ガット・リズム」
『シャル・ウィ・ダンス?』より
イダ・プレトリウス - アレッサンドロ・フローラ、ほか

「くるみ割り人形」
マリー:アリーナ・コジョカル
ギュンター:マティアス・オベルリン
ルイーズ:アンナ・ラウデール
ドロッセルマイヤー: ボリヤ・ベルムデス、 クリストファー・エヴァンス
ほか

「ヴェニスに死す」
シルヴィア・アッツォーニ、クリストファー・エヴァンス、
カレン・アザチャン

「シルヴィア」
シルヴィア:菅井円加
アミンタ:アレクサンドル・トルーシュ

「アンナ・カレーニナ」
アンナ・カレーニナ:アンナ・ラウデール
アレクセイ・ヴロンスキー:エドウィン・レヴァツォフ
キティ:エミリー・マゾン
リョーヴィン:アレイズ・マルティネス
労働者:カレン・アザチャン

「椿姫」
マルグリット:アリーナ・コジョカル
アルマン:アレクサンドル・トルーシュ

「クリスマス・オラトリオⅠ-Ⅵ」
クリストファー・エヴァンス、パトリシア・フリッツァ、
パク・ユンス、ラセ・カバイエロ、シャーロット・ラーゼラー、
ヤコポ・ベル―シ、ほか

-第2部-
「ニジンスキー」
ヴァスラフ・ニジンスキー: アレイズ・マルティネス
ロモラ・ニジンスキー:ヤイサ・コル
スタニスラフ・ニジンスキー:ルイ・ミュザン
ブロニスラヴァ・ニジンスカ:パトリシア・フリッツァ
ペトルーシュカを踊るニジンスキー:クリストファー・エヴァンス
ほか

「ゴースト・ライト」
シルヴィア・アッツォーニ - アレクサンドル・リアブコ
マティアス・オベルリン - ダヴィッド・ロドリゲス
菅井円加 - ニコラス・グラスマン、ほか

「作品100―モーリスのために」
エドヴィン・レヴァツォフ - アレクサンドル・リアブコ

「マーラー交響曲第3番」
菅井円加、カレン・アザチャン、ほか

◆上演時間◆
第1部 19:00~20:15
休憩 20分
第2部 20:35~21:45


ノイマイヤーの半生をからめた作品集みたいなかんじ。
コンパクトにいろんな作品が詰まってました。

コジョカルの椿姫がドラマティック。
身体もまだまだ動く。

菅井さんて、なんだろう、「好きなダンサー」というより、
「惚れてまうがなーっ!」ってかんじよね。

ノイマイヤー作品の中でも濃い物語バレエの抜粋が切れ間なく続くので、
なんだか耐久レースみたいだったよ。
全部ノイマイヤーというのは贅沢だけど、
息継ぎの隙がなかった。

ノイマイヤー作品は、物語バレエも良いけど、
団体の群舞も良いよね。
群舞の方がノイマイヤー言語が明確に見えるような気がする。


進行ナレはノイマイヤー本人でした。

ノイマイヤーってジョーダンス寄りだなあ、
と思うことがあったけど、
冒頭の出身地などで理由がわかったわ。

「自分の半生で作品を作る」が、
ノイマイヤーだとこうで、
ベジャールだとくるみ、と思うと、
カラーの違いがよくわかるね。


ハンブルク・バレエ団は、
NBS前は大手ではないプロモーター絡みのためか(ちょい濁すよ)、
昔からチケ代が高くて。
Rハッターが発表されたとき
「ヅカなんか」とか全否定されるかなと戦々恐々でしたが、
「こんな安いチケ代でハンブルクのダンサーが見られる!」の
喜びの声しか聞こえなかった記憶。
コメント
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