ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

スマトラの森 自然と人の暮らし in Sumatera

2015年07月09日 | 8. スマトラでの活動

今回は、ゆいツールが活動しているスマトラの森について、自然や人の暮らしの写真をアップしました。どうぞご覧ください。

こちらは、リアウ州にあるブキッ・ティガプル国立公園の森の様子です。(Hutan Taman Nasional Bukit Tigapuluh)

グラニット・キャンプに宿泊すると、早朝のサルの吼え声がこだまする音で目が覚めます。

森の中をトレッキングすると、こんな大きなタネに出会うことがあります。

あるいは、こんな可憐な花に。

国立公園の中に暮らす人たちの村です。

村人が森の中から取ってくる、プタイという実。市場で高値で売買されます。生で食べると少し苦いです。

川は、村人にとって道路みたいなもの。筏や舟で、スイスイ移動します。

川にもぐって魚を捕まえることも朝飯前。

森に残る、大きな大きな木。

この森や、森に生息する生きものたちは、少しづつ少しづつ姿を消しています。

インドネシアでは、国立公園の森だからと言って安心できません。ブキッ・ティガプル国立公園の場合は、周囲はアブラヤシプランテーションに囲まれ、移り住んできた住民による開拓も迫っています。違法な伐採行為や野鳥の捕獲なども後を絶ちません。スマトラトラを捕まえるために罠を張る密猟者もいます。

いったいどうすればいいのでしょうか。

最後に、こちらは、同じリアウ州のテッソ・ニロ国立公園の朝焼けの様子です。

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