昨日、東京の明治学院大学というところで、ロンボク島の活動についてお話ししてきました。
Kemarin saya melakukan kuliah di universitas Meiji Gakuin di Tokyo.(↑ 白金キャンパスの記念館)
法学部の学生が200名近く。
この授業は、国連大学サステナビリティ高等研究所の研究者や日本のNGO団体関係者が、ゲストスピーカーとして世界の環境問題について講演するもので、今回はゆいツールのロンボク島での活動を紹介することを依頼されて、お話ししてきました。
ロンボク島のお話をする前に、私の自己紹介に時間を割きました。
私自身がどういう経緯を経て、今こんな活動をしているのか、というところに関心を持ってもらえたら、ロンボク島での活動についても少しは聞く耳をたててもらえるかな、という考えでした。
私自身は、一方的に話をする「講義型」が苦手で、できれば少人数で「参加体験型」で学びあいたいと思っています。でも、大学の講義でそれはなかなか難しいもの。そのため、話の内容に工夫を凝らしました。
おそらく、「環境教育」に関する話は、学生にとって未知の話だったと思います。
でも、どういう人間がNPOで活動していて、そしてそのNPOがわざわざインドネシアのごみを減らそうとしていて、ロンボクのごみの状況はどんな風になっているのか、などということを、部分的にでも関心を持ってもらえたのではないか、と思います。
海外の活動を聞く、という授業でしたが、「行ってみたい国がある人?」とか「将来は海外で仕事をしたいと思っている人?」と質問してみると、意外なほど手が上がりませんでした。
授業の最後に、「今日の話で一番興味深かったこと」をリアクションペーパーに記入してもらいました。
感想はそれぞれで、私の自己紹介の部分が興味深かった、という学生や、途中で挟んだクイズでインドネシアではバイクのことを「HONDA」という、というところが印象に残った学生、同じくクイズで海のごみがインドネシアが2番目の多さであることにびっくりした学生、そしてロンボク島のごみの現状やゆいツールの活動について関心を持った学生。
スライドは、ほとんどすべて写真のみ(1枚づつ)で、シンプルなものだったのですが、スライドが見やすくてプレゼンの参考になった、という学生もいました。
これから就職して社会に出て活躍するみなさんに、こういう仕事もあるんだ、こんな風に生きられるんだ、ということを、少しでも示すことができたのではないか、と思っています。( ↑ 白金キャンパスのチャペル)
願わくば、「ロンボクに行ってみたい」「インドネシアの学生と交流したい」と、一歩踏み出す学生が少しでもいたらうれしいなぁ、と思います。
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