7月に下準備をしていた海プログラム(Lab to Class製作)を、とうとうギリ・メノ島で子供たちと体験してみました。
集まったのは島にひとつだけの小学校に通っている児童8人ほど。6年生はひとり、4年生がふたりであとは低学年の子たち。
プログラムのレベル的に、5年生以上が適しているとやって感じました。
しかし今回は実験です。まず、ゲームを始める前に、生きものの特徴を各自読んでみます。
低学年の子たちはつっかえつっかえ読んで、内容を理解するのは難しそう。
そこで、ゆいツールのボランティアスタッフが助けます。
今回は、アンディくん(写真下)に加え、スカディくん(写真上)が加わりました。
事前打ち合わせをほとんどしないまま本番に望んだのですが、アンディくんもスカディくんも素質があり、教えるのが上手です。
子供たちも、海のそばに住んでいるため、ほとんどの生き物を見たことがある・食べたことがある・知っている様子でした。
さて、ゲームを始めるにあたり、「椅子取りゲーム」のやり方をそもそも教える必要がありました。
いったんわかってしまえば、あとは楽。
カードの裏の「生きものの特徴」をひとつ読み上げて、同じ特徴を持っている子供が立ち上がって席取りをします。
「人間と同じ哺乳類の仲間」「早く泳ぐことができる」「堅い殻で体を守っている」「体がやわらかい」などなど。
説明文に頼らず、同じ特徴を持つ生きものを持っていたら席取りに参加しなければいけません。
人数が少なかったので、高学年と大人は複数枚カードをもって参加しました。
カードは28枚あるため(インドネシアに住んでいないアザラシとラッコは外してあります)、最大27人(と先生)が参加することができます。
12月に学生エコツアーでこの島を訪れるときには、小学校で子供たちと一緒に学生も参加して「海プログラム」を実施してみたいな、と考えています。
インドネシア用には、若干のアレンジを加える必要があるかもしれないと感じていますが、日本に帰ってゆっくりふりかえりをして、考えをまとめたいと思います。
(プログラムに協力してくれたDIANA BUNGLLOWにあった、不思議な生きもの。ココナッツの殻からできている模様)
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