ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

エコツアー体験記2017:村での食事から得た「ローカル文化」の学び

2018年01月28日 | 6. エコツアー参加者の声

2017年12月のエコツアーの参加者(M2さん)の声です。

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私は「ローカル文化を知る」ことが大好きです。今回のスタディツアーには、その機会がたっぷりあって本当に幸せでした!

例えば、ランタン村での食事から得た「ローカル文化」の学びは、以下のようなことです。

●おかずに対してごはんをたっぷり食べること(そうしないと「食事をした」気がしないらしい)。

●おかずは、野菜がメイン。タンパク質は川魚が多くて、ときどき噛み応えがある引き締まった鶏肉も。

●辛いソース(サンバル)の小皿がついてくること。

●ロンボク島はインドネシアのなかでも辛い料理で有名なこと。そして、現地の人は日本人が耐えられない辛さを全然辛いと思っていないこと。

●手は水の入ったお皿で洗うこと。 

●左手は使わず、右手でごはんを食べること。

●食後の右手は、自分のふくらはぎ・すねでふくのが伝統的な文化であること。その足で田畑に入ると栄養が田畑にまわって豊作になるという言い伝えがあるため。

●床に座って食べること。

●食事と食事のあいだに、米粉せんべいや果物が軽食として出されること。

●足を痛めて瀕死状態のヤギを、村の男の人たちが解体して一部の参加者が食べたこと。ヤギ解体の技術を男の人が持っていること。

●偶然捕獲した鹿を私たちに特別にふるまってくださったことから、鹿がお客さんに出す高級品だということ。

食事からの発見だけでもこれだけあることからもわかるように、「スタディツアー」はその名のとおり、毎日「学び」だらけの日々でした。

この学びは、私がひとりでロンボク島を観光して、ホテルのレストランで食事を済ませていたら、できなかったでしょう。

現地の人と同じ釜の飯を食べ、交流したことからこそ学びが得られました。

今では、日本にいてもその文化が学べます。

なぜならロンボク島からメッセージを送ってくれる友達ができて、SNSを通じて日本でも彼らの普段の暮らしが分かるからです。

私は、日本に帰ってきてから、よりいっそうロンボク島やインドネシアについて知りたいという気持ちが溢れてきました。

日本から遠く離れた場所で、私を想ってくれる人がいる一方で、私自身もその地域や人を想うという関係性は、私の宝物です。

つくづくと、すばらしいスタディツアーに参加したな、と実感しています。

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 M2さんが参加したツアーの報告もご覧ください。

報告①報告②報告③報告④報告⑤報告⑥報告⑦報告⑧…(まだ続く)

エコツアー体験記2017(参加者の声):Yさんの感想Mさんの体験記Y2さんの感想

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