ロンボク島で活動中のゆいツールです。
3年間、地球環境日本基金の助成金をいただいて、ロンボク島で村ツーリズム開発を行ってきました。
その集大成として、ランタン村の村ツーリズムを紹介するパンフレット(英語版)を作成しました。
これを、ホテルとか旅行代理店とかに置かせてもらえれば、と思っています。観光客が集中している、ギリ・トラワンガン島、ギリ・メノ島、ギリ・アイル島のホテル、レストランもねらい目です。
でもまずは、お客さんを案内するガイドに知ってもらいたいな、とも思います。
村の若者たちが、自分たちの村をプロモーションしながら、上手にパンフレットを配ってくれることを期待します。
しかし問題は、昨年の夏の地震以降激減してしまった観光客がいつになったら戻ってくるのか、です。
ゆいツールは、昨年度こんなパンフレットも作成しました。
こちらは、「村ツーリズムってなに?」というのを、ロンボクの住民に紹介するためにインドネシア語で作成しました。
昨年度のパンフレットは、ゆいツールが主体で内容を考えて、ロンボク島の知り合いがデザインしました。
今回出来上がったものは、内容からランタン村の若者が考えました。
ゆいツールは途中段階で、アドバイスをしたり、英語を修正したりしたくらいです。
ランタン村は、今のところ、ゆいツールがコーディネートしたエコツアーのお客さんが一番たくさん訪れていますが、英語のパンフレットを作ったことで、英語圏のツーリストも訪れるようになってくれるとうれしいな、と思います。
また、このパンフレットを見て、別の村でも自分の村をプロモーションする動きが広がってくれるとさらにうれしいです。
ゆいツールはそもそも、村ツーリズム開発を「ロンボク島のごみを減らすために」行ってきました。
その目標は、まだまだ達成されていません。
それでも少しづつ、「わが村をきれいにしよう」という機運が生まれ、動き出す若者たちが増えていくことを目指し、外からお客さんが村にやって来てほしいです。
ゆいツールは来年度以降、テーマを少し変えながらも、引き続きロンボク島のごみを減らすための活動を続けていきます。
今年度うれしかったことは、地震の前も地震の後も、ロンボク島を訪れてエコな活動を見てみたい、村に滞在したい、という日本の若者が変わらずいたことです。そんな日本の若者と村の若者との交流、日本の若者の学びについては、このブログの左側の「カテゴリー」の中の「エコツアー参加者の声」をクリックしてご覧ください。
(山)
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