福岡はアジアに近いので、アジアとのうんぬんと偉そうにいっていますが、アジアのことをぜんぜんといっていいほど知りません。
今回、アジアというテーマで九州のことを考えることになったので、手始めにこの本を読んでいます。2004年に書かれた本なので既に古いという域なのかもしれませんが、日本がいかにアメリカやヨーロッパの方を向いているかを知る本です。
ちょっと考えさせるフレーズもありました。そのまま引用してみます。「・・・私自身も日本で、また中国で、若い世代と接する機会があるが、日本でも中国でも、戦争を経験していない世代のほうが、相互に理解し合おうとしない傾向があるのは、驚くと同時に嘆くべきことです。」→どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?理解が進まないことを戦争のせいにしていますが、本当はもっと別のところに原因があるかもしれません。。。
いずれにせよ、近くに住みながら何も理解できていないことは双方の国にとって不幸です。