事業準備で大学周りをさせていただいておりますが、城南区七隈の建築学部でとてもポジティブな先生にお会いしました。
産学連携事業のお願いに伺ったのですが、
曰く
・研究者は単に自分の研究を発表するのではなく、企業が問題意識を持つような講演とすべきである。
・消費者の視点でどのような開発をすべきかを企業に考えていただきたいし、その視点が大切なことを企業に伝えるのが研究者の役割
・研究者は自身の論文がどのように社会に役立つかまでを提案できるものでないといけない。
前向きな発言しか出てこないし、日頃からいろいろ考えておられるのか話が尽きない。
大学の研究についてはいろんな考え方、価値観があるとは思いますが、庶民の感覚としては象牙の塔で自己満足の研究はやはりこの時代許せないかなあ・・
この事業はいままであまり産学連携を考えて来なかった学部を対象としているため、先生方にご理解いただくのに時間がかかりますし、社会貢献だと思って参加しますねって言われたりします。
そんな時、今回の先生の様な方に会うと「そうですね」の連発です。
もちろん事業参加は即決! その日27日金曜日は午後から天気も回復して、ぽかぽかと陽を浴びてを幸せな気持ちで帰って参りました。
そこで話を聞きながら気づいたこと! これって自分一人だけで受講している講義かなあ。仕事でお金をもらいながら且つ「ただ」でこんな話を聞ける。お仕事をさせていただくことに感謝!