本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「働く人のなんでも労働相談」と労働相談を受ける時に

2011-11-16 01:16:38 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
本日、11月16日と明日、11月17日に福岡県北九州市で「働く人のなんでも労働相談」が開催されます。

午後3時から8時まで(受付7時まで)、北九州市小倉北区の北九州市立男女共同参画センター“ムーブ”さんの5階会議室

詳しくはこちら

「働く人のなんでも労働相談(北九州)」

お近くの方はご利用ください。16日は内容により弁護士相談(無料)も受けることができます。

ところで、職場で困ったことが起きて労働相談を受ける前に

1 自分でまず行動する。例えば給料の未払いなどは、相談をする前にまず自分で請求をしてみてください。

給料支払日に振込がなかったのでと即、相談をされる方がいらっしゃいます。
でも相談の前に、経営者あるいは担当部署に支払いがなされていないこと、払って欲しいことを告げてください。
相談機関が場合によっては、御本人に代わって事情をお尋ねすることもありますが、
それは本人がきちんと請求をして、それでも払ってもらえない場合です。
相談はあくまで相談で、問題解決のためにどうすればいいかをお伝えするところですので、
未払いに限らず、まずは自身でできることをしていただくということになります。

2 自分がどうしたいかをある程度考えておく。

相談に来られ、事情を伺って、それではどうしますか?と尋ねると「・・・」となることがあります。
あるいは「どうしたらいいでしょうか?」と尋ねられる場合も。
しかし、それは相談をする方が決めること。相談をするうちに自分の考えがまとまるってことも
ありますんで、きっちり決めておく必要はありませんが、
ぼんやりでも自分はこうしたいというものを持って相談を受けて欲しいと思います。

3 自分に不利なことを隠さないで
自分に不利なこと、まずいことは話したくないもの。
でもそこを話していただかないと正確な判断はできません。
ご自身が非常にまずいと思っていることも実はたいしたことがないってこともあります。
話していただかなかったことが後から出てくると一気に立場が逆転なんてこともあります。
相談機関を信じてすべてを話すことが大事だと思います。

なんだ結局相談しても自分でしないといけないの?って思われるかもしれませんが、
話すことで自分の考えがまとまったり、解決策が見つかったりします。

そして、相談機関も過去たくさんの相談を受けており、同じような事例の中からアドバイスをする準備をしています。

一人で悩んでいても何も解決しないから、頼りないなと思ってもまずは相談してみてください。


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