お隣の国、中国が気になります。それで中国について書かれている本や雑誌を買っているんですが、基本的な知識が抜けていて、よく理解できていません。中国を自分なりに体系的に理解したいなと思っているところです。
加藤嘉一さんは、「中国」の特集が組まれる時に必ずと言っていいほど、記事を書いたり、コメントを求められる方です。
その方が書かれた「中国」を読んでみました。
中国について日本のメディアの扱い方は、中国の可能性を高く評価し、それが日本に正負の影響を与えるだろうというものから、経済成長が失速していて、いろんな問題が噴出しているという内容に変わっているように見ています。
そういう報道が増えて中国内部の不都合な部分を普通の日本人である自分も断片的ながら知ることができるようになったと思います。
ですから、この本を読んで、強く印象に残るほどの新しい発見はありませんでした。
新書版の性格上仕方がないのでしょうが、中国全体のトピックをざらっと一覧した内容で若干物足りなさを感じました。そう感じるのは、もっと突っ込んだ意見・考えを期待していたからもしれません。
共産党に関する記述が多く国中に監視の目を光らせているのがわかります。
著者の踏み込みが足りないと感じるのは、中国を活動の本拠とする著者が、日本語の日本に限定した出版であってもまだまだ書けないところが多いのかななんて想像しています。
本の紹介には「現地での実体験から、中国人の意外な国民性、ものの考え方を詳しく紹介する。」とありました。
そこは私にとってはちょっと物足りなさを感じたのですが、日本人である著者が中国という国では常に政府の関与、もっと言えば脅威を感じて生活をしなければいけないこと、それに比べ日本では国が国の利益を守るため(と時の為政者が考えているだけで本当に国の利益かどうかはわかりませんが)に国民の生活を脅かすなんてことはあんまり考えていなくて、国とは困っている国民を助けなければならない存在だなんてくらいにしか考えていないなあとその違いひしひしと感じました。
以前は頻繁に平和ボケなんて言葉を使っていましたが、いまではその言葉もでないくらいボケボケなんだなあと・・この本読んであらためて感じました。
中国に限らず平和を勝ち取ってきた国の人たちと平和は既にあるものでその価値さえ考えてみようともしない私たち
のほほんと暮らせることはとてもいいことでしょうが、このツケが将来ずっしり伸し掛かってきそうで、ちょっと不安ですね。
加藤嘉一さんは、「中国」の特集が組まれる時に必ずと言っていいほど、記事を書いたり、コメントを求められる方です。
その方が書かれた「中国」を読んでみました。
中国について日本のメディアの扱い方は、中国の可能性を高く評価し、それが日本に正負の影響を与えるだろうというものから、経済成長が失速していて、いろんな問題が噴出しているという内容に変わっているように見ています。
そういう報道が増えて中国内部の不都合な部分を普通の日本人である自分も断片的ながら知ることができるようになったと思います。
ですから、この本を読んで、強く印象に残るほどの新しい発見はありませんでした。
新書版の性格上仕方がないのでしょうが、中国全体のトピックをざらっと一覧した内容で若干物足りなさを感じました。そう感じるのは、もっと突っ込んだ意見・考えを期待していたからもしれません。
共産党に関する記述が多く国中に監視の目を光らせているのがわかります。
著者の踏み込みが足りないと感じるのは、中国を活動の本拠とする著者が、日本語の日本に限定した出版であってもまだまだ書けないところが多いのかななんて想像しています。
本の紹介には「現地での実体験から、中国人の意外な国民性、ものの考え方を詳しく紹介する。」とありました。
そこは私にとってはちょっと物足りなさを感じたのですが、日本人である著者が中国という国では常に政府の関与、もっと言えば脅威を感じて生活をしなければいけないこと、それに比べ日本では国が国の利益を守るため(と時の為政者が考えているだけで本当に国の利益かどうかはわかりませんが)に国民の生活を脅かすなんてことはあんまり考えていなくて、国とは困っている国民を助けなければならない存在だなんてくらいにしか考えていないなあとその違いひしひしと感じました。
以前は頻繁に平和ボケなんて言葉を使っていましたが、いまではその言葉もでないくらいボケボケなんだなあと・・この本読んであらためて感じました。
中国に限らず平和を勝ち取ってきた国の人たちと平和は既にあるものでその価値さえ考えてみようともしない私たち
のほほんと暮らせることはとてもいいことでしょうが、このツケが将来ずっしり伸し掛かってきそうで、ちょっと不安ですね。