本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「韓国併合」海野福寿著

2012-09-17 23:59:45 | 本・雑誌、読書
一般国民も領土問題で韓国、中国との関係について考えさせられていますので、まずはこの本を読んでみました。

日韓、日中に関する本は、まず、バイアスがかかっていない本を探すのが難しいですね。何冊か読んでみて、自分なりに考えないといけないと思います。

この本は、現存する資料を基にして、なるべく予断を排除しているようだったので、一冊目として選びました。
韓国併合までが書かれており、併合後日本が韓国に対し、どのような政策を取ったかについては書かれていません。そこが知りたかったので、また別の本を読もうと思っています。

この本を読んでいる間中感じたのは、やはり「国」とは何か・・について
日本という国は周りを海に囲まれていて、他国が侵略してきて国がなくなるような危機にあったことがない。だから国の主権とか、国の独立を守るということがどういうことか、はっきり理解できてないんじゃないかと・・・

だから他国の主権に対しても鈍感だったのではないか。

まだ読書量が足りないのでこのくらいの感想にしておこうと思います。

ところで、併合までのことについてもあまりに知らなかった。高校の時に習ってなかったのかと思って、時代は違いますが最近の日本史、世界史の教科書を見てみました。

日本史の教科書に韓国併合という言葉とその解説が数行あるだけでした。
現代を教えないことについて、最近の歴史は評価が固まっておらず、教えづらいという説明を聞きました。

でも今と直接つながっている現代史こそ、しっかり学びたい・・そう思いませんか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする