親が介護のような状態になり、周囲の方から亡くなられる方の話を聞く機会も増えて、急に死について考えています。
人はいずれ死にますから、死について誰でも考えているのでしょうが、頻繁に、具体的に考えようになりました。
両親が住む実家に車で移動していて、ここで自分が事故にあって死んでしまったら、残された両親はどうするかしら?とか、両親のことと家のことで気持ちがいっぱいいっぱいになっている妹にさらに負担をかけることになるかなあ?とか。
あるいは両親二人、いずれは亡くなりますんで、どちらが残されるんだろう・・その時毅然と生きてくれるのかなあとか。
今は二人支えあっているけれど、どうなるんだろうかとか。
「死」について考えてみるっと見て、哲学的な内容を期待されていたら、申し訳ありません。
ちょっとなさけない内容でしたね。
死が具体的になった時、人がどう考え、どう行動するのか。
病気で死期を宣告された方が、立派な生き方をされる。
それは遠い世界の話で、そういう事態に直面して自分がどういう行動を取るか、想像もできませんが、そんなときに自分の本質がわかるんでしょうね。
誰に?
自分にかな!
自分のことは自分がわかっていると思っているけれど、本当はよくわかっていない。
死が間近に迫ってやっと、自分がどういう人間なのか、はっきりわかるんじゃないかな。
その時、自分で自分を誉められる行動が取れたらいいなあ~