ヴェルディ 歌劇《アイーダ》より 大行進曲
もう昨日から頭の中でこの曲がぐるぐる回りっぱなしです。
あの大作曲家ヴェルディのオペラ「アイーダ」の最も有名な「凱旋行進曲」。
昨日Kツーリズム貸切公演、「アイーダ」を鑑賞して参りました。
日本で本格的オペラを鑑賞するのは今回が初めてだと思います。
何しろオペラはチケット料金が高い!なかなか一般のクラッシックファンの手の届くお値段ではありません。
ところが今回来日した「スロヴェニア・マリボール国立歌劇場」は海外のオペラ団としてはリーズナブル。
それにもかかわらず本格的オペラを楽しむことが出来るのは有難いことです。
さらに旅行会社の貸切公演のためか、一般より4000円も安かったのですよ。2人で8000円の割引は大きいです。
しかし後で気づいたことですが、このお安さにはちゃんと訳がありました。
キャストが一般公演と違うのです。
これは飽くまでも私の想像ですが、野球で言えば二軍選手、控えのキャストの登場のようでした。
私のようなオペラ素人にはそんなことは全く関係なく、それはそれは素晴らしい歌声と豪華な舞台に酔いしれました。
スロヴェニア・マリボール国立歌劇場「アイーダ」
「アイーダ」のあらすじは、横着します。コチラをご覧下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%80
開場は渋谷文化村のオーチャードホールでした。オペラを演じるにはステージが狭いですね。
特に「アイーダ」はスケールの大きい作品で、海外では野外で上演されることもあり、
迫力満点の舞台となると聞いています。
その点はちょっとガッカリしましたが、オペラの歴史の浅い日本で演じる限界でしょうか。
ふと歌舞伎座を利用すればもっと迫力のあるステージになるのではと思いましたが・・・・。
そういえば、海外発祥の「オペラ」と日本の伝統芸能「歌舞伎」には共通するものがあるように思います。
歌舞伎にもオペラにも全く素人の私が、このような偉そうなことを言うことをどうぞ笑ってお許しください。
まず、双方とも大舞台で踊りと歌(歌舞伎の場合は謡)があるということ。
ストーリー以外に視覚的な楽しみ方があるということ。
あらすじに恋愛や心中をテーマにした悲劇的な結末の作品が多いということ、などなど・・・・。
アイーダとラダメススも最後は同じです。「椿姫」、「カルメン」、「蝶々夫人」しかりですよね。
今回の舞台でとても驚き、感心したのは、舞台横のボードに日本語の字幕が映し出されるということです。
これはオペラを楽しむ大きな助けになります。素晴らしいサービスだと思いました。
オペラは歌舞伎同様、庶民からは程遠い芸能、文化だと思っていた私ですが、今回訪れ、ぐっと親しみが持てました。
また機会があれば出かけてみたいと思います。
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